【2025年最新】北海道で絶対行くべき場所104選!エリア別におすすめ観光スポットを紹介

「北海道で絶対行くべき場所はどこ?」

「北海道のエリア別におすすめの観光スポットを教えてほしい!」

広大な大地と四季折々の絶景、豊かな食文化に魅せられて、北海道旅行を検討している方は多いのではないでしょうか。

「せっかく行くなら絶対に後悔したくない」と思う一方で、広すぎる土地と多すぎる観光地の情報に迷ってしまう方も少なくありません。

この記事では、「北海道で絶対行くべき場所」という視点から、エリア別や季節ごとのおすすめスポット、グルメ、アクセスのポイントまでを丁寧に紹介します!

初めての北海道旅行でも安心して旅の計画が立てられる内容です。ぜひ最後までご覧ください。

【先に結論】この記事のポイントとお得な宿泊予約サイト

  • 季節ごとの見どころを押さえることで、北海道旅行の満足度が大きく上がる
  • グルメはエリアごとに個性があり、食の旅としても魅力が詰まっている
  • 移動距離と時間を考慮した計画が、北海道観光をスムーズに楽しむ鍵となる

「北海道で絶対行くべき場所」を巡るには、自然・グルメ・移動の三要素をバランスよく組み合わせることが重要です。

限られた旅程でも、訪れる時期や目的に応じて場所を選ぶことで、忘れられない体験ができます。旅行前の下調べが、旅を何倍にも楽しくしてくれるでしょう。

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【2025年最新】北海道で絶対行くべき場所104選

早速、2025年最新の情報をもとに、北海道旅行を計画している人に向けて、「北海道で絶対行くべき場所104選」をご紹介します。

広大な北海道には、四季折々の魅力が詰まった観光地が数多くあります。

人気スポットから知る人ぞ知る穴場まで、道央・道南・道北・道東の各エリアに分けて詳しくまとめました。

旅行の目的や移動プランに合わせて、訪れるべき場所を見つける参考にしてください。

道央エリア40選

まず、道央エリアについてです。

道央エリアの「北海道で絶対行くべき場所」を一覧でまとめると以下の通り。順番に、観光スポットの魅力や絶対行くべき理由を紹介していきます!

道央エリア 絶対行くべき場所 観光の魅力
札幌・定山渓エリア 白糸の滝
  • 岩肌を流れる繊細な滝筋
  • 四季で表情を変える景観
  • 遊歩道から間近で楽しめる
定山源泉公園
  • 源泉が湧き出す開放的な広場
  • 無料で足湯が楽しめる
  • 定山渓の歴史を感じる設計
二見吊橋
  • 渓谷にかかる赤い吊り橋
  • 橋上からの迫力ある絶景
  • 遊歩道の途中にある見どころ
二見公園(ライトアップ)
  • 夜間に輝く幻想的な演出
  • 光と自然が融合する空間
  • デートや写真撮影に最適
定山渓神社
  • 静けさに包まれた森の中の神社
  • 紅葉や雪景色が映える風景
  • 小さな鳥居と階段の風情ある境内
岩戸観音堂
  • 洞窟のような奥まった拝所
  • 厳かな空気に包まれた観音像
  • 隠れたパワースポット
定山渓ダム&さっぽろ湖
  • 巨大なダムの迫力
  • 湖畔からの絶景
  • 資料館や展望台も整備
豊平峡ダム+豊平峡温泉
  • 紅葉名所として有名
  • ダム展望台と自然遊歩道
  • 源泉かけ流しの露天風呂
足湯・手湯巡り
  • 無料で気軽に温泉体験
  • 散策中の癒しポイント
  • かっぱ像や遊び心ある演出
カヌー・SUP体験(豊平川)
  • 川の上から眺める渓谷美
  • 初心者でも安心の穏やかな流れ
  • ガイド付きツアーで安全
札幌近郊エリア 藻岩山展望台
  • 市街地や石狩湾を360度見渡せる大パノラマ
  • ロープウェイ+ミニケーブルで山頂までアクセス可能
  • 館内にレストランや売店・休憩室が完備
さっぽろテレビ塔
  • 地上約90mから大通公園や札幌市街を一望
  • 足元ガラスの「怖窓」でスリル体験
  • 限定キャラクターグッズや神社コーナーあり
札幌市時計台
  • 1878年築の木造洋風建築が今も現役
  • 塔時計が毎正時に鐘の音を刻む風情
  • 開拓資料展示と限定土産で歴史体験
円山動物園
  • ホッキョクグマ館の水中トンネルで臨場感
  • ゾウ舎で触れる体験型展示
  • 飼育員ガイドで深まる生きもの理解
白い恋人パーク
  • チョコレート製造を幻想的に体感できる演出
  • 英国風ローズガーデンで癒しの散策
  • マイ白い恋人作りの手作り体験あり
モエレ沼公園
  • 光を透すガラスのピラミッドで幻想的空間
  • モエレ山から望む札幌市街と公園の眺望
  • 水辺アクティビティが充実の夏レジャー
北海道神宮
  • 開拓を支えた歴史深い総鎮守の神聖さ
  • 四季の自然が織りなす鎮守の森の美
  • 無料駐車場完備で御朱印や祈祷が快適
支笏湖(千歳市)
  • 透明度30m超の支笏湖ブルー
  • 水中窓付き観光船で湖底を間近に観察
  • カヤックや冬の氷上体験などアクティビティ多彩
北海道開拓の村
  • 52棟の移築建築で開拓期の町並み再現
  • 馬車鉄道や馬そりで当時の移動を体感
  • 昔遊びや職人工房で親子で学べる体験
札幌芸術の森
  • 彫刻が自然と調和する野外美術館
  • 陶芸・木工・ガラス体験など工房が充実
  • カフェ併設で作品鑑賞の余韻に浸れる
小樽・ニセコ近郊エリア 小樽運河クルーズ
  • 歴史ある倉庫街を水上から眺める非日常体験
  • 夜はライトアップで幻想的な風景が広がる
  • ガイドの案内で小樽の歴史が学べる
小樽運河散策
  • レンガ造りの倉庫群と運河の調和した風景
  • ゆったり歩きながらの写真スポットが豊富
  • ショップやカフェも点在し立ち寄りが楽しい
北運河・手宮線跡地
  • 小樽の鉄道遺構と運河が残る静かな散策路
  • レトロな街並みに溶け込むアートや看板
  • 地元民の生活感も感じられるローカルエリア
堺町通り・オルゴール堂
  • 明治期の建物を活かしたロマンチックな空間
  • 世界中のオルゴールが並ぶ幻想的な展示
  • 限定品や体験コーナーも充実
小樽芸術村
  • 歴史的建造物を利用した美術複合施設
  • ティファニーやステンドグラス作品を鑑賞
  • 建物自体の建築美も見どころ
小樽市総合博物館
  • 北海道の鉄道と開拓の歴史を学べる
  • 屋外に蒸気機関車など実物展示が豊富
  • 体験型の展示で子どもも楽しめる
小樽水族館
  • 北海道の海の生き物に特化した展示
  • イルカやアザラシのショーが人気
  • 海に面したロケーションも絶景
小樽・青の洞窟クルーズ
  • 青く輝く神秘的な洞窟内をクルーズで巡る
  • 海鳥や断崖など自然の造形美を体感
  • ボートならではのスリルも楽しめる
道の駅ニセコビュープラザ
  • 羊蹄山を望む絶景的な休憩スポット
  • 朝採れ野菜や地元グルメが豊富
  • 無料Wi-Fiや広い駐車場など利便性抜群
ニセコアンヌプリゴンドラ
  • 片道10分の空中散歩で絶景を一望
  • 羊蹄山や洞爺湖、有珠山まで見渡せる
  • ペット同伴OK、家族で楽しめる
洞爺・登別・日高近郊エリア 登別地獄谷
  • 爆裂火口跡の迫力ある景観
  • 湯けむり立ちのぼる荒々しい自然
  • 整備された遊歩道で安全に散策
大湯沼川天然足湯
  • 川そのものが足湯になる珍しい体験
  • 丸太ベンチで森林浴と足湯の癒し
  • 無料で気軽に自然を満喫
のぼりべつクマ牧場
  • エゾヒグマ100頭超の自然に近い飼育展示
  • エサやり&ショーで熊の生態を身近に
  • 博物館やコタンなど施設が充実
登別伊達時代村
  • 江戸城下町の町並みを忠実再現
  • 忍者ショー・花魁舞・伝統体験が多彩
  • 親子で楽しめるアクティビティが豊富
登別マリンパークニクス
  • 城のような水族館で400種2万点展示
  • イルカやペンギンなどのライブショー
  • 幻想的なクラゲ&イワシ群泳展示
洞爺湖ビジターセンター
  • 洞爺湖と有珠山の自然を学べる展示
  • シミュレーター&トラックで噴火体感
  • 散策案内・観光情報の拠点になる
有珠山ロープウェイ
  • 6分間の空中散歩で大パノラマが広がる
  • 展望デッキ「Mt.USUテラス」で寛ぎ空間
  • 遊歩道で火山地形を間近に感じる
昭和新山
  • 1943年隆起で誕生した珍しい火山
  • 山肌と噴煙のドラマチックな景観
  • 麓に記念館や熊牧場など観光施設
サイロ展望台
  • 洞爺湖&有珠山など360°パノラマ
  • レストランや芝生広場で休憩できる
  • スカイクルージングのヘリ遊覧可能
二十間道路桜並木(新ひだか町)
  • 全長7kmにわたる約2,000本の桜トンネル
  • 歴史ある皇族行啓の道として整備
  • 桜まつりで龍雲閣公開やライトアップ

白糸の滝

名称 白糸の滝(しらいとのたき)
住所 北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目
車でのアクセス 定山渓温泉街より道道1号経由で約5分、観光用駐車場あり
バスでのアクセス じょうてつバス「快速7」「かっぱライナー号」利用、「白糸の滝」停留所で下車、札幌駅等から約60分
白糸の滝の魅力

  • 定山渓発電所の水路から流れる滝がつくる、自然と人が調和した静かな風景
  • 新緑や紅葉が映える四季の彩りが楽しめる、写真映えにもぴったりのロケーション
  • 温泉街から歩いてアクセス可能な立地と、気軽に自然と触れ合える散策コースの一部

北海道・定山渓の自然を感じられる場所として知られる「白糸の滝」は、静かな森の中にひっそりと佇む落差数メートルの美しい滝です。定山渓発電所の戻り水がつくり出す水の流れは、春には雪解け水が加わり、白く繊細な糸のようにきらめきます。

滝の周囲は木々に囲まれていて、新緑や紅葉の季節には、景色全体が鮮やかに色づきます。季節ごとの表情が豊かで、自然の静けさに包まれながら、ゆったりとした時間を楽しめる場所です。

駐車場もあり、定山渓温泉街から車やバスでのアクセスも良好です。滝へは「そぞろ定山渓」の散策コースの一部として歩いて行けるため、気軽な自然散策にぴったりです。

定山源泉公園

名称 定山源泉公園(じょうざんげんせんこうえん)
住所 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目(月見橋のたもと)
車でのアクセス 道央道・北広島ICから国道36号→230号→道道82号経由で約50分、隣接の定山渓公共駐車場(無料・50台)利用可能
バスでのアクセス JR札幌駅前からじょうてつバス「定山渓湯の町」または「かっぱライナー号」で約60~70分、「湯の町」停下車徒歩約1分
定山源泉公園の魅力

  • 定山渓温泉の開祖・美泉定山ゆかりの地として、歴史を感じられる憩いの公園
  • 足湯に浸かりながら楽しめる、源泉を活用した温泉たまご作り体験「おんたまの湯」
  • スロープ付きの園内や専用駐車場の整備により、家族連れや高齢者にも優しい設計

定山渓温泉を開いた開祖・美泉定山の生誕200年を記念して整備された「定山源泉公園」は、足湯や温泉たまご作りを楽しめる人気スポットです。園内には源泉かけ流しの足湯があり、四季の風景を眺めながらゆったりとくつろげます。

名物の「おんたまの湯」では、高温の源泉を利用して温泉たまご作りが体験できます。物産館で卵と専用ネットがセットになった体験キットを購入すれば、誰でも手軽にチャレンジできます。

スロープや手すりも設置されていて、バリアフリーにも配慮されたつくりです。駐車場からも近く、朝7時から夜9時まで開放されており、入園は無料で気軽に立ち寄れるのも魅力です。

二見吊橋(散策路)

名称 二見吊橋(ふたみつりばし)
住所 〒061-2303 北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目
車でのアクセス 札幌駅から車で国道230号経由約50分。定山渓スポーツ公園公共駐車場(無料・約30台)を利用可能
バスでのアクセス 札幌市営地下鉄真駒内駅またはJR札幌駅からじょうてつバス「定山渓湯の町」行利用、バス停から徒歩約5~10分
二見吊橋の魅力

  • 朱色の吊橋が渓谷の緑と水面に美しく映える、絵になる絶景スポット
  • 橋の上から望む二見岩やかっぱ淵が語る、定山渓に息づく昔話と自然の調和
  • 「二見定山の道」に続く散策コースの中継地点として楽しめる、静かな休憩場所

定山渓の自然を象徴する「二見吊橋」は、渓谷に映える赤い橋が印象的な散策スポットです。橋の上からは、夫婦岩に似た「二見岩」や、河童伝説が残る「かっぱ淵」など、定山渓らしい景観を一望できます。

長さ約23メートルの吊橋は、1955年に架けられたもので、趣のある佇まいが魅力です。周囲には自然散策路「二見定山の道」が整備され、季節ごとの草花や鳥の声に包まれながら、のんびりと歩くことができます。

温泉街からは徒歩で約12分、車なら5分ほどの距離にあり、近くには二見公園やスポーツ公園の駐車場も利用可能です。季節が変わるたびに異なる風景が広がり、心癒されるひとときを過ごせます。

二見公園(ライトアップ)

名称 二見公園(ライトアップ会場)
住所 〒061-2303 北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目(二見公園~二見吊橋)
車でのアクセス 札幌駅から国道230号経由約50分。定山渓スポーツ公園公共駐車場(無料、徒歩約7分)利用推奨
バスでのアクセス JR札幌駅南口バスターミナルからじょうてつバス「定山渓行き」で「定山渓湯の町」停下車、徒歩約3分
二見公園ライトアップの魅力

  • 公園全体に広がる幻想的な光の演出と、渓谷の自然を活かしたプロジェクション演出
  • 夜の静けさの中で楽しむ源泉かけ流しの「二見の足湯」と、心地よい光に包まれる空間
  • 宿泊者だけが体験できる特別感が魅力のイベントで、旅の夜を優雅に彩る時間

定山渓温泉街にある「二見公園~二見吊橋」は、夜の散策を楽しめるライトアップイベント「定山渓ネイチャールミナリエ」の舞台として知られています。春から秋にかけての夜、森と渓谷が柔らかな光に包まれ、幻想的な風景が広がります。

木々に灯るライトや橋を彩る光が、豊かな自然と調和しながら非日常の空間を演出します。浴衣姿で歩くナイトウォークは、日中とは違った表情を見せる渓谷の魅力を引き立ててくれます。

開催期間は2025年6月1日から10月31日まで。点灯時間は19時から21時30分まで(9月以降は18時点灯)となっており、温泉宿の宿泊者は無料で楽しめます。週末には便利なシャトルバスの運行もあります。

定山渓神社

名称 定山渓神社(じょうざんけいじんじゃ)
住所 〒061-2302 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目
車でのアクセス 札幌中心部から国道230号経由で約50分。定山渓公共駐車場(約20台・無料)を利用
バスでのアクセス じょうてつバス「定山渓温泉行」または「かっぱライナー号」で「定山渓神社前」停下車すぐ
定山渓神社の魅力

  • 定山渓温泉の礎を築いた美泉定山を祀る、地域に根ざした歴史ある神社
  • 春はエゾエンゴサク、秋は紅葉に彩られる、四季を感じられる静かな境内
  • 商売繁盛や縁結びのご利益があり、例祭では地域の人々が集う心温まる場所

定山渓温泉街の一角にひっそりとたたずむ「定山渓神社」は、明治38年に創建された歴史ある神社です。温泉の開祖・美泉定山を含む六柱の神々が祀られ、地域の人々から長く信仰を集めてきました。

境内は四季折々の自然に包まれており、春にはエゾエンゴサクが咲き、秋には紅葉が参道を彩ります。登山口にも近く、散策の途中で立ち寄るにもぴったりの静かな場所です。

毎年9月9日から10日にかけて行われる例祭は、商売繁盛や縁結びなど多くのご利益があるとされ、多くの参拝者でにぎわいます。旅の途中に心を落ち着けたい方におすすめのスポットです。

岩戸観音堂

名称 岩戸観音堂(いわと かんのんどう)
住所 〒061-2302 北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目377
車でのアクセス 札幌中心部から国道230号経由で約50分。定山渓公共駐車場(無料・約20台)を利用
バスでのアクセス JR札幌駅または真駒内駅発じょうてつバス「定山渓行」で約60分、「定山渓湯の町」停から徒歩約2分
岩戸観音堂の魅力

  • 全長約120メートルの洞窟に手彫りで設けられた、33体の観音像が並ぶ荘厳な参道
  • 受験、恋愛、健康など、訪れる人の願いに寄り添う多彩なご利益が込められた観音像
  • 参拝後に立ち寄れる足つぼ湯で、観光の疲れを癒やす心地よい休憩スポット

定山渓温泉街の一角にたたずむ「岩戸観音堂」は、1936年に建立された歴史ある観音堂です。奥へと続く洞窟には全長約120メートルにわたって33体の観音像が安置されており、願いごとに合わせて巡拝できます。

洞内には受験、恋愛、健康など多様なご利益に応じた観音像が並び、一体一体に込められた表情や姿の違いも見どころです。拝観は有料ですが、洞窟内は静かで神聖な空気に包まれています。

隣接する足つぼ湯では散策の合間に足を休めることができ、観音堂と合わせて心も体も癒される時間が過ごせます。無料駐車場があるため、車でのアクセスにも便利です。

定山渓ダム&さっぽろ湖

名称 定山渓ダム(重力式コンクリートダム)&さっぽろ湖(ダム湖)
住所 〒061-230 北海道札幌市南区定山渓8区(ダムサイトおよび下流園地・資料館)
車でのアクセス 札幌中心部から国道230号経由で約50分、下流園地前に無料駐車場(約一般20台+資料館優先駐車場)あり
バスでのアクセス JR札幌駅または地下鉄真駒内駅からじょうてつバス「定山渓温泉行」で約60分、「定山渓大橋」または「湯の町」停下車、徒歩15分程度
定山渓ダム&さっぽろ湖の魅力

  • 117メートルの高さから一望できる、さっぽろ湖と紅葉が織りなす絶景パノラマ
  • 冷涼な空間で学べるクロスギャラリーの展示と、ダム内部を体感できる見学ルート
  • 湖畔に整備されたピクニック広場や展望台で過ごす、自然に包まれた静かなひととき

定山渓ダムと、その貯水池として広がる「さっぽろ湖」は、自然と人工美が調和する景勝地として人気です。ダムは昭和50年代に完成し、高さ117.5メートルという迫力ある姿が印象的で、訪れる人を圧倒します。

周辺には散策が楽しめる園地が整備されており、春は桜、秋は紅葉が美しく、四季折々の風景が魅力です。敷地内の資料館では、ダムの成り立ちや役割を模型や展示を通して学ぶことができます。

湖畔には展望台が4カ所あり、それぞれ異なる角度からさっぽろ湖を望めます。遊歩道を少し登るだけで、山並みと湖面が織りなす穏やかな風景に出会える、心癒されるスポットです。

豊平峡ダム+豊平峡温泉

名称 豊平峡ダム+豊平峡温泉
住所 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓840番地先(ダム)、定山渓608-2(温泉)
車でのアクセス 札幌中心部から国道230号経由で約60分、ダム駐車場は250台分・無料、温泉には右折後600m進んだ所に専用Pあり
バスでのアクセス JR札幌駅または地下鉄真駒内駅からじょうてつバス「かっぱライナー号」または「豊平峡温泉行」に乗車、終点下車。
豊平峡ダム+豊平峡温泉の魅力

  • 高さ102.5メートルのアーチ式ダムから眺める、紅葉と定山湖が織りなす絶景
  • 電気バスでのんびり進む道中も楽しい、森に包まれた静かな湖畔の風景
  • 源泉かけ流しの大露天風呂と、インドカレーやジンギスカンが味わえる日帰り温泉

定山渓エリアの奥に位置する豊平峡ダムは、札幌市民の水源を支える大切な施設でありながら、紅葉の名所としても広く知られています。秋にはダム湖「定山湖」と山肌が一面に染まり、電気バスで向かう道中からも美しい風景が楽しめます。

ダム周辺には遊歩道や展望台が整備され、四季折々の自然に触れながら散策を楽しめます。資料館では、ダムの仕組みや役割について親しみやすく学ぶことができ、子ども連れにも人気です。

その近くにある豊平峡温泉は、100%源泉かけ流しの天然温泉。開放感のある露天風呂からは山並みを望め、食事処では本格インドカレーやジンギスカンといった名物料理も味わえます。

足湯・手湯巡り

名称 足湯・手湯巡り(足のふれあい太郎の湯)
住所 〒061-2302 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目
アクセス(車) 国道230号経由で札幌中心部から約50分。定山渓公共駐車場(50台・無料)から徒歩約5分
アクセス(バス) じょうてつバス「定山渓温泉東2丁目」停留所下車すぐ
※他スポット ・かっぱ家族の願かけ手湯:同じく定山渓温泉東3丁目、バス停「定山渓神社前」下車徒歩2分
・四季のせせらぎ 二見の足湯:札幌市南区定山渓温泉西4丁目、バス停「湯の街」下車徒歩3分
足湯・手湯巡りの魅力

  • 八角形の屋根が特徴の「足のふれあい太郎の湯」は、初対面でも会話が生まれるあたたかな交流スポット
  • 川のせせらぎを聞きながら過ごせる「四季のせせらぎ 二見の足湯」は、景色とともに心がほどける場所
  • かっぱ像から湯が流れる「かっぱ家族の願かけ手湯」は、旅の途中に願いを込める楽しみがある人気の一湯

定山渓温泉街には、気軽に立ち寄れる足湯・手湯スポットが複数あり、散策途中のひと休みにぴったりです。すべて無料で利用できるのがうれしく、観光客はもちろん地元の人にも親しまれています。

「足のふれあい太郎の湯」は、屋根付きで天候を問わず楽しめる足湯です。かっぱ太郎の像が迎えてくれる遊び心ある雰囲気で、旅の思い出作りにもおすすめです。

温泉街の奥には「四季のせせらぎ 二見の足湯」があり、川辺に腰をかけながら四季の移ろいを感じられます。「かっぱ家族の願かけ手湯」では、手を温めながら願い事を込めることもできます。

カヌー・SUP体験(豊平川)

名称 カヌー・SUP体験(豊平川)
住所 北海道札幌市南区定山渓温泉周辺 豊平川流域
車でのアクセス 札幌中心部から国道230号経由で約50分。定山渓公共駐車場から徒歩数分圏内
バスでのアクセス じょうてつバス「定山渓湯の町」または「定山渓神社前」下車後、徒歩5分前後で集合地点へ
カヌー・SUP体験(豊平川)の魅力

  • 浅くて穏やかな流れの豊平川は、初めての人や小さな子ども、愛犬連れにも安心の水上体験
  • 赤い吊り橋や木々の緑に囲まれた渓谷を、水面から静かに眺める特別なひととき
  • ガイド付きのツアーや送迎サービスが充実し、観光ついでに気軽に楽しめる好アクセス

定山渓温泉のすぐそばを流れる豊平川では、自然とふれあいながら楽しめるカヌーやSUP体験が人気を集めています。川の流れは緩やかで水深も浅いため、初心者や小さな子ども、愛犬と一緒でも安心して挑戦できます。

ガイドが事前にしっかりレクチャーしてくれるので、初めてでも不安なく水上へ。両岸の緑や赤い橋を眺めながら、水の上をゆったりと進む時間は、街中では味わえない開放感があります。

体験は予約制で、定山渓観光協会やアウトドアガイド会社を通じて申し込めます。送迎付きプランもあり、旅行の一日をアクティブに過ごしたい方におすすめです。

藻岩山展望台

名称 札幌もいわ山ロープウェイ(藻岩山山頂展望台)
住所 〒005-0041 北海道札幌市南区藻岩山1 もいわ山頂駅
公共交通機関でのアクセス ① 市電「ロープウェイ入口」下車後、無料シャトルバス(2分/15分間隔)または徒歩約10分で山麓駅へ
② 地下鉄南北線・東西線利用後、JR北海道バス「ロープウェイ線」で「山麓駅」下車
車でのアクセス カーナビで「札幌もいわ山ロープウェイ」を指定。藻岩山観光自動車道経由で中腹駐車場(約80台)まで行き、ミニケーブルカー乗換えで山頂へ
藻岩山展望台の魅力

  • ロープウェイやケーブルカーに加え、展望台までバリアフリーが整い誰でも快適に楽しめる場所
  • 札幌の街並みと石狩湾を一望できる夜景は「日本新三大夜景」にも選ばれた圧巻の美しさ
  • 山頂にあるレストランでは、北海道の旬の食材を使った料理とともに絶景をゆったり満喫

札幌の街なかからアクセスしやすい藻岩山は、標高531メートルの山頂展望台が人気のスポットです。ロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで行けるので、季節を問わず気軽に訪れることができます。展望台まではエレベーターが整備されており、小さなお子さんや高齢の方も安心です。

展望台からは、札幌の街並みや遠くの石狩湾まで見渡せる大パノラマが広がります。とくに夕暮れから夜にかけての景色は格別で、恋人たちに人気の「愛の南京錠」のフォトスポットもあります。

施設内には夜景を楽しめるレストラン「ザ ジュエルズ」のほか、軽食や飲み物を購入できる売店、登山者の休憩スペースなども完備。家族連れや観光客がゆったり過ごせる空間が整っています。

さっぽろテレビ塔

名称 さっぽろテレビ塔
住所 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目
公共交通機関でのアクセス 地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通駅」で下車し、27番出口から直結。徒歩1~3分とアクセス抜群です。また、JR札幌駅からは地下歩行空間「オーロラタウン」を通じて大通駅までスムーズに移動できます。
車でのアクセス 札樽自動車道・札幌北ICから国道5号を経由し約15分ほどで到着します。専用駐車場はありませんが、周辺には複数の有料駐車場が整備されており、車での訪問も安心です。
さっぽろテレビ塔の魅力

  • 展望台は地上約90メートルにあり、大通公園や札幌の街並みを一望できる開放感あふれる眺望
  • ガラス床から真下を見下ろせる「怖窓(こわそ~)」で、少しスリルのある特別な体験が可能
  • テレビ塔限定のキャラクターグッズや「テレビ父さん神社」など、観光の記念になる魅力が満載

さっぽろテレビ塔は、大通公園の東端に立つ高さ144メートルの展望施設で、1957年の開業以来、札幌のシンボルとして親しまれています。展望台は地上約90メートルにあり、手稲山や大倉山スキー場、石狩平野、日本海までを一望できます。

建物内部には観光案内所や売店、フォトコーナー、土産店などがあり、エレベーターで展望台まで快適に移動できます。なかでも展望台の一角にある「怖窓(こわそ~)」は、床から下が見えるガラス張りで、ちょっとしたスリルが楽しめる人気スポットです。

地下鉄大通駅の27番出口と直結しているためアクセスも良好で、JR札幌駅から地下歩行空間を通じての移動も可能です。駐車場はないため、近隣の有料駐車場を利用すると便利です。

札幌市時計台

名称 札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)
住所 〒060?0001 北海道札幌市中央区北1条西2丁目
公共交通機関でのアクセス JR札幌駅から地下歩行空間を通り、9番出口を出て徒歩約10分ほどで到着します。地下鉄を利用する場合は、大通駅で下車し市役所側出口から徒歩約5分と、アクセスも非常に便利です。
車でのアクセス 札樽自動車道・札幌北ICから国道5号を利用しておよそ20分。時計台には専用駐車場がないため、周辺の有料駐車場を利用すると安心です。
札幌市時計台の魅力

  • 明治11年に建てられた木造の洋風建築が今も残る、札幌の歴史を感じる貴重な文化財
  • 今も現役で動く塔時計が、毎正時に心地よい鐘の音を響かせる札幌中心部のシンボル
  • 館内では北海道開拓の歩みを紹介する展示や、限定のお土産が楽しめる充実した内容

札幌市時計台は、1878年に札幌農学校の演武場として建てられた木造の歴史的建物で、今もなお現役の時計が時を刻んでいます。国の重要文化財に指定されており、館内では北海道開拓の歴史や当時の講堂の様子を知ることができます。

毎正時に鳴る鐘の音は、札幌の街に今も変わらず響きわたり、市民や観光客に親しまれています。館内の観覧料は大人350円、学生150円と手ごろで、家族連れや歴史に興味のある方にもおすすめです。

場所はJR札幌駅から徒歩約10分、地下鉄大通駅からは徒歩約5分と好アクセス。専用駐車場はありませんが、公共交通機関の利用で快適に訪れることができます。

円山動物園

名称 札幌円山動物園
住所 〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ケ丘3番地1
開園時間・休園日 3月から10月は9:30~16:30(最終入園16:00)、11月から2月は9:30~16:00(最終入園15:30)です。休園日は第2・第4水曜日(8月は第1・第4)と年末年始(12月29日~31日)となっています。
入園料 大人800円、高校生400円、中学生以下は無料です。年間パスポートは2,000円で何度でも入園できます。
アクセス(公共交通機関) 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約15分、または駅前から出ているJRバス(円15・円16・くらまる号)で「円山動物園西門」下車、所要約7分です。
アクセス(車) 札樽自動車道・札幌北ICから約30分。駐車場は第一(612台)と第二(276台)に分かれており、普通車は700円。大型車は1,200円です。第二駐車場は冬期閉鎖される場合があります。
施設・サービス 園内にはホッキョクグマ館やゾウ舎など見応えのある展示が揃い、飲食店、授乳室、車椅子やベビーカーのレンタルなど、家族連れに配慮した設備も充実しています。
円山動物園の魅力

  • ホッキョクグマ館では、水中トンネルから間近に泳ぐ姿を見られる臨場感あふれる展示
  • ゾウ舎に設けられたタッチシアターで、子どもも楽しみながら学べる体験型の展示空間
  • 日替わりで行われる飼育員のガイド「円山ZOOガイド」による、動物たちへの理解の深まり

円山動物園は、札幌市中心部からアクセスしやすい円山公園内にあり、1951年の開園以来多くの人々に親しまれてきた動物園です。園内には約150種類800点以上の動物が飼育されており、ホッキョクグマ館やゾウ舎など見応えのある施設が揃っています。

子ども向けの体験型展示や飼育員によるガイドも人気で、動物たちの生態を楽しみながら学べる点が魅力です。季節ごとのイベントも開催されており、何度訪れても新しい発見があります。

地下鉄東西線の円山公園駅からは徒歩約15分、または駅前バスターミナルからバスで約7分と便利です。車で訪れる場合も駐車場が約950台分用意されており、家族連れでも安心して利用できます。

白い恋人パーク

名称 白い恋人パーク
住所 〒063?0052 北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11?36
営業時間・料金 営業時間は10:00~18:00(有料エリアの最終受付は16:30)。パークの入場は無料ですが、有料エリアの入館料は高校生以上800円、4歳~中学生が400円、3歳以下は無料です。
公共交通機関でのアクセス 地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩5~7分ほど。札幌駅方面からはバスも利用でき、「西町北20丁目」停留所で下車後、徒歩約7分で到着します。
車でのアクセス・駐車場 敷地内には約450台分の駐車スペースがあり、1時間ごとに300円。館内の有料施設を利用すれば3時間300円と割安になります。
白い恋人パークの魅力

  • プロジェクションマッピングを使って、チョコレートの製造工程を幻想的に演出する没入型体験
  • 英国風のローズガーデンでは、季節ごとに約200株のバラが咲き誇り、散策が楽しめる癒しの空間
  • オリジナルの「マイ白い恋人」作りができるワークショップで、旅の記念に残る手作り体験が可能

白い恋人パークは、札幌市西区にある「白い恋人」で知られる石屋製菓が運営するスイーツのテーマパークです。チョコレートの製造工程が見られる工場見学や、オリジナルのお菓子づくり体験ができる人気スポットとして多くの人に親しまれています。

有料ゾーンには、プロジェクションマッピングを駆使した「チョコトピアハウス」や、実際に稼働しているラインが見学できる「チョコトピアファクトリー」など、見応えのある展示がそろっています。

無料エリアには、バラが咲き誇るローズガーデンやからくり時計塔など、写真映えするスポットが点在しており、家族やカップルでのんびり過ごせる空間です。ワークショップでは「マイ白い恋人」作りなども体験でき、旅の思い出づくりにもおすすめです。

モエレ沼公園

名称 モエレ沼公園
住所 〒007?0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園1?1
開園時間・料金 公園自体は年中無休で開放されており、東入口ゲートは朝7時から夜22時まで利用可能(入園は21時まで)。入場料はかかりません。
公共交通機関でのアクセス 地下鉄東豊線「環状通東駅」から中央バス東69または東79系統に乗車。「モエレ沼公園東口」で下車し、そこから徒歩約10分ほどで到着します。
車でのアクセス・駐車場 札樽自動車道の伏古インターチェンジからおよそ15分。園内には4か所の無料駐車場が整備されており、合計で約1,500台が収容可能です。ガラスのピラミッド付近にも駐車スペースがあります。
施設・特徴 ガラスのピラミッドや人工の山「モエレ山」、水の広場や噴水など、アートと自然が共存する広大な空間が広がっています。冬季にはそり遊びやスキーが楽しめるエリアもあり、季節を問わず楽しめるのが魅力です。
モエレ沼公園の魅力

  • 陽の光を取り込む「ガラスのピラミッド」で楽しむ、開放感とデザイン性に満ちた空間
  • 園内の人工山「モエレ山」から望む札幌の街並みと公園全体の眺望は、心地よい絶景
  • 「海の噴水」や「モエレビーチ」など、水と親しめる施設が多く、夏のレジャーに最適

モエレ沼公園は、札幌市東区に広がる総合公園で、世界的な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手がけたことで知られています。園内には「ガラスのピラミッド」や「海の噴水」、夏場に子どもたちが水遊びを楽しめる「モエレビーチ」など、自然とアートが融合したユニークな空間が広がります。

入園は無料で、ガラスのピラミッドのみ開館時間が9:00?17:00となっており、定期的に展示やイベントも開催されています。四季折々に表情を変える景観と、広々とした芝生エリアはピクニックや散策にもぴったりです。

アクセスは地下鉄東豊線「環状通東駅」から中央バスで約25分、モエレ沼公園東口で下車後、徒歩約10分です。車の場合は札樽道伏古ICから約15分で到着し、園内には無料の駐車場が複数整備されているため、家族連れでも気軽に訪れやすい環境が整っています。

北海道神宮

名称 北海道神宮
住所 〒064?8505 北海道札幌市中央区宮ケ丘474
開門・拝観時間 4月~10月は6:00~17:00、11月~3月は7:00~16:00まで開門。年末年始は特別体制が敷かれ、元日は深夜から参拝可能です。
アクセス(公共交通機関) 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩およそ15分。バスターミナルからはJR北海道バスまたはばんけいバスを利用し、「神宮前」停留所で下車、そこから徒歩1分ほどです。
アクセス(車・駐車場) 北一条側に170台分、南一条側に70台分の駐車スペースを完備。最初の1時間は無料、以降は1時間ごとに500円。なお、ご祈祷を受ける方は2時間まで無料となっています。
主な見どころ 広大な敷地に囲まれた本殿のほか、開拓神社や鉱霊神社といった末社が点在。春には桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる表情が楽しめます。
北海道神宮の魅力

  • 北海道開拓の歴史を今に伝える総鎮守として、明治天皇を祀る由緒ある神聖な場所
  • 境内を包む鎮守の森は、春の桜や秋の紅葉など、季節ごとの自然美が心を癒やす空間
  • 参拝者用の無料駐車場が整備され、ご祈祷や御朱印めぐりも快適に楽しめる環境

北海道神宮は、1869年に創建された歴史ある神社で、北海道開拓の守護神として多くの参拝者を集めています。境内は緑豊かな鎮守の森に囲まれ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる美しさが広がります。

本殿のほかにも、開拓神社や鉱霊神社などが点在し、それぞれに北海道の歴史や人々の思いが息づいています。静かな空気の中で手を合わせる時間は、心を落ち着かせてくれる貴重なひとときです。

アクセスは地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約15分。境内には無料の駐車場もあり、車での参拝も安心です。観光客から地元の人まで幅広く親しまれている、札幌を訪れたなら立ち寄りたい場所の一つです。

支笏湖(千歳市)

名称 支笏湖(しこつこ)
住所 〒066?0281 北海道千歳市支笏湖温泉
概要 北海道南部に位置するカルデラ湖で、最大水深約360m。冬でも凍らない「日本最北の不凍湖」として知られ、透明度の高い「支笏湖ブルー」が魅力です。
アクセス(公共交通機関) 新千歳空港からの直行バスでおよそ55分。JR千歳駅からも路線バスが運行されており、バスターミナル下車後は徒歩すぐで湖畔に到着できます。
アクセス(車・駐車場) 新千歳空港から車で約40分。湖畔の桟橋周辺に約350台の駐車スペースがあり、通常は1日500円程度で利用可能です。繁忙期は混雑するため早めの到着が安心です。
主な施設・アクティビティ 湖面を楽しむクリアカヤックや水中観光船、SUPなどのアクティビティが豊富。周囲には温泉宿やキャンプ場、展望台などが点在し、自然を満喫できる環境が整っています。
支笏湖の魅力

  • 環境省の水質調査で11年連続日本一に輝いた、透明度30メートル超を誇る支笏湖ブルー
  • 湖底や魚の様子を間近で観察できる、水中窓付き観光船による臨場感あふれる遊覧体験
  • 季節ごとに楽しめるクリアカヤックやSUP、真冬の氷上トレッキングなど多彩な自然体験

支笏湖は北海道千歳市にあるカルデラ湖で、周囲約40km、最深部は360mと国内でも有数の深さを誇ります。冬でも凍らないことから「日本最北の不凍湖」として知られ、透明度の高い水面は「支笏湖ブルー」と称されるほどの美しさです。

湖では遊覧船やクリアカヤック、SUPなど水上アクティビティが豊富に用意されており、晴れた日には湖上から周囲の山々を一望できます。ヒメマス釣りやトレッキング、周辺の温泉も人気で、自然を五感で楽しめる環境が整っています。

アクセスは新千歳空港から車で約40分、またはJR千歳駅・空港発の直行バスを利用すれば約50分で到着します。湖畔には約350台分の駐車スペースがあり、1日500円と便利で使いやすく、観光の拠点にも適しています。

北海道開拓の村

名称 北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら)
住所 〒004?0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50?1
開館時間・休館日 5月から9月までは9時~17時まで、10月から4月までは9時~16時30分。月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始(12/29~1/3)は休館です。夏季は無休で開村しています。
入場料・年間パス 大人は1,000円、高校・大学生は600円。中学生以下、65歳以上、障がい者の方は無料で入場可能。年間パスポートも1,800円で販売されています。
アクセス(公共交通機関) JR「新札幌駅」または地下鉄「新さっぽろ駅」から、北海道中央バス「開拓の村」行きに乗車して約20分。終点で降りればすぐ目の前が入口です。
アクセス(車・駐車場) 札幌南インターまたは江別西インターから国道12号線を経由し、およそ15~20分で到着します。約400台が収容できる無料駐車場が整備されているため、車での来場にも便利です。
北海道開拓の村の魅力

  • 明治から昭和初期の北海道を再現した52棟の建物が並ぶ、臨場感ある歴史的町並み
  • 園内を走る馬車鉄道や冬の馬そり体験で、当時の移動手段を体感できる貴重な展示
  • 古民家での昔遊びや職人体験など、親子で楽しめる学びのワークショップが充実

北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけての北海道開拓期の暮らしを体感できる野外博物館です。札幌市厚別区、野幌森林公園内に位置し、歴史的建造物が52棟移築・再現され、市街地・漁村・農村・山村の4エリアに分かれて公開されています。

園内では、夏季は馬車鉄道、冬季は馬そりでの移動体験ができ、当時の風景とともに楽しめます。また、昔の遊びや印刷体験などを通して、家族や子どもたちにも人気の学習型イベントが年間を通じて開催されています。

アクセスは、地下鉄・JR「新さっぽろ駅」からバスで約20分。車の場合は札幌南ICから国道12号を経由して約20分で到着します。広い無料駐車場も完備されており、週末や連休にもゆとりを持って訪れることができます。

札幌芸術の森

名称 札幌芸術の森(Sapporo Art Park)
住所 〒005-0864 北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地
開園時間・休園日 通常は9時45分から17時まで開園(6月~8月は17時30分まで)。4月29日~11月3日は無休で開園しており、11月4日~翌年4月28日は月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始が休園日です。
入園料・施設利用料 敷地内への入園は無料ですが、野外美術館は有料で大人700円、シニアは560円、中学生以下は無料です。年間パス(1,000円)も利用可能。美術館の展覧会は別途料金が必要です。
アクセス(公共交通) 地下鉄南北線「真駒内駅」から中央バス(滝野線・空沼線)に乗車し、「芸術の森入口」または「芸術の森センター」で下車。所要はおよそ15分です。
アクセス(車・駐車場) 札幌中心部から国道453号線を経由して車で約40分。敷地内には普通車561台分の駐車場があり、1回500円で利用できます。大型車の場合は1,200円です。
施設・見どころ 野外彫刻が点在する広大な散策路、美術館、体験型クラフト工房、野外ステージのほか、地元食材を扱うカフェやミュージアムショップも併設されており、芸術と自然を満喫できる複合文化施設です。
札幌芸術の森の魅力

  • 自然の起伏を活かした広大な敷地に彫刻が点在し、季節ごとの風景と作品の融合を楽しめる環境
  • 陶芸や木工、ガラスなど多彩な工房で、誰でも気軽に参加できるものづくり体験が充実
  • 散策後には、森のカフェやレストランで地元食材を使ったメニューを味わえる心地よい休憩時間

札幌芸術の森は、自然豊かな丘陵地に広がる文化施設で、彫刻や絵画など多様な芸術とふれあえる空間として親しまれています。園内には美術館、工房、野外ステージが点在し、訪れる人の感性を心地よく刺激してくれます。

四季折々の景観を楽しみながら歩ける散策路には、国内外の彫刻作品が並び、屋外ならではの開放感とともにアートに触れられます。カフェやショップも併設されており、鑑賞後のひとときにもぴったりです。

アクセスは地下鉄真駒内駅からバスで約15分、車なら敷地内にある大規模な駐車場を利用できるため、家族連れにも訪れやすいスポットです。自然と芸術を同時に楽しみたい方におすすめの場所です。

小樽運河クルーズ

名称 小樽運河クルーズ
住所 〒047?0007 北海道小樽市港町5?4
電話番号 0134~31~1733(受付 09:30~20:00)
営業時間 受付は始発便30分前~最終便まで(運航時間は月ごとに異なる)
定休日 年末年始(12/31・1/1)、天候不良時は臨時休航
料金 デイクルーズ:大人1,800円・小学生500円 ナイトクルーズ:大人2,000円・小学生500円(乳幼児は同伴大人1名につき1名無料)
アクセス JR函館本線「小樽駅」から徒歩約10分。中央橋の発券所・乗場が目印。札幌から電車で約32分。新千歳空港から快速エアポートで約75分。車は小樽ICから約6~40分(季節・交通により変動)
駐車場 提携有料駐車場あり。中央橋発券所で駐車券提示により1時間300円分割引
小樽運河クルーズの魅力

  • 小樽らしい赤レンガ倉庫や歴史的建物を水辺から眺められる贅沢なクルーズ体験
  • 昼は港町の活気、夜はガス灯が揺れる幻想的な光景を楽しめる景観の変化
  • 小樽を知り尽くしたキャプテンの生ガイドで、街の歴史や裏話にも触れられる満足感

小樽運河クルーズは、小樽の中心部にある中央橋から出発し、歴史ある街並みや港の風景を水上から楽しめる約40分の船旅です。船上では地元出身のキャプテンが案内役を務め、小樽ならではの物語や見どころを丁寧に紹介してくれます。

日中は赤レンガの倉庫群や古い建物が立ち並ぶ街並みを眺められ、夜にはガス灯の明かりが運河を幻想的に照らし、昼とはまた違った魅力に出会えます。

乗船場所まではJR小樽駅から徒歩約10分とアクセスも良好です。チケットは中央橋の発券所で購入できるほか、公式サイトからの予約も可能なので、混み合う時期には事前の手続きがおすすめです。

小樽運河散策

名称 小樽運河散策(Otaru Canal)
住所 〒047?0007 北海道小樽市港町5(運河沿い遊歩道)
営業時間 通年散策可能
ガス灯点灯:日没~24:00(6~8月は18:00~24:00)
定休日 年中無休
アクセス JR函館本線「小樽駅」から徒歩約10分(駅前から中央通り経由)
見どころ 赤レンガ倉庫群と63基のガス灯によるライトアップ
周辺情報 浅草橋街園や運河プラザ観光案内所が徒歩圏内
小樽運河散策の魅力

  • ゆるやかにカーブを描く運河沿いに続く、全長1,140メートルの石畳の遊歩道
  • 倉庫群と運河を照らす63基のガス灯がつくる、昼夜で変わる美しい風景
  • 浅草橋や中央橋など歴史ある橋を巡りながら、小樽の記憶に触れるひととき

小樽運河散策は、全長約1,140メートルの遊歩道に沿って歩きながら、赤レンガ倉庫や石造りの建物が立ち並ぶ風情ある景観を楽しめる人気の散策ルートです。運河に映る街の姿は、時間帯によってさまざまな表情を見せてくれます。

特に夕暮れ時には、ガス灯のやわらかな光が水面に映り、まるで映画のワンシーンのような幻想的な空気が広がります。橋のひとつひとつには歴史的な背景があり、歩くたびに小樽の物語を感じられるのも魅力です。

石畳の歩道や浮き彫りのパネルなど、細部にまでこだわりが感じられ、四季を通じて何度でも訪れたくなる散策スポットとして多くの人に親しまれています。

北運河・手宮線跡地

名称 旧国鉄手宮線跡地(Temiya Line)
住所 北海道小樽市色内・寿司屋通り?手宮(全長約1.6?kmの遊歩道)
開放時間 通年・散策自由 ※遊歩道は常時利用可能
料金 無料(以下遊歩道・イベント時も無料)
アクセス JR函館本線「小樽駅」から徒歩約15分
見どころ 明治期の線路・踏切・遮断機など鉄道遺構の保存、四季折々の風景
認定等 北海道遺産「小樽の鉄道遺産」認定(2018年)
周辺施設 小樽市総合博物館(手宮駅跡)、寿司屋通り、イベント会場としての利用
旧手宮線跡地の魅力

  • 明治時代に開通した北海道初の鉄道路線跡をたどる全長約1.6kmの遊歩道
  • 線路や遮断機が残る、当時の空気をそのまま感じられるレトロな散策ルート
  • 春は桜、秋は紅葉、冬は雪あかりの路など四季ごとに変わる景色と演出

小樽市の旧手宮線跡地は、南小樽駅から手宮方面へ約1.6km続く遊歩道として整備された歴史ある散策路です。線路や踏切、遮断機が往時の姿をとどめており、歩きながら鉄道が支えた小樽の繁栄を感じることができます。

この場所は、1880年に北海道で初めて開通した鉄道路線の一部であり、1985年の廃線後も地域の歴史を今に伝える貴重な存在です。現在では日本遺産「小樽の鉄道遺産」にも認定されています。

春は桜並木、秋は紅葉、そして冬は「雪あかりの路」の幻想的な灯りが楽しめるなど、四季を通じて表情が変わる散策スポットとして親しまれています。

堺町通り・オルゴール堂

名称 小樽オルゴール堂 堺町店(Otaru?Orgel Doh Sakaimachi)
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町1-21
電話番号 0134-31-1110
営業時間 9:00~18:00(定休日なし)
入場料 無料(オルゴール購入・体験は別途費用)
アクセス JR南小樽駅から徒歩約6分/JR小樽駅から徒歩約25分
堺町通り・メルヘン交差点すぐ
見どころ 明治末期建築を活かした趣ある外観、名物の蒸気時計、工房見学と手作り体験
駐車場 なし(近隣コインパーキング利用)
堺町通り・オルゴール堂の魅力

  • 大正4年に建てられた歴史的建物と、蒸気時計が奏でる優雅なオルゴールの調和
  • 本館や姉妹店を含めて5,000種以上から選べる豊富な品揃えと手作り体験の楽しさ
  • メルヘン交差点近く、ガラス工房やカフェが並ぶ堺町通りでの趣ある街歩き

小樽オルゴール堂 堺町店は、明治29年に建てられた木骨石造の建物を利用した、趣あふれるオルゴール専門店です。堺町通りのメルヘン交差点近くに位置し、観光客でにぎわう通りにしっとりとした音色を響かせています。

店内には、自社ブランド「OTARU MUSIC」をはじめ、さまざまなデザインのオルゴールが並びます。制作工房では作業の様子を自由に見学でき、職人の手仕事を間近に感じることができます。

周辺にはガラス工房や食べ歩きスポットも多く、買い物や散策とあわせて訪れるのにぴったりな場所です。訪れるたびに、懐かしさと新しさが交差する音の時間を楽しめます。

小樽芸術村

名称 小樽芸術村(Otaru Art Base)
住所 〒047?0031 北海道小樽市色内1丁目3?1
電話番号 0134~31~1033
開館時間 5月~10月 9:30~17:00(最終入館16:30)
11月~4月 10:00~16:00(最終入館15:30)
休館日 5~10月:毎月第4水曜
11~4月:毎週水曜(祝日の場合は翌日)および年末年始
入館料 ステンドグラス美術館:大人700円/
共通券(4館):大人2,900円(中学生以下割引あり)
アクセス JR小樽駅から徒歩約10分、タクシー・バスで約5分
色内1丁目一帯の歴史的建物群
見どころ 大正~昭和期の建築を活かした5館構成、英国製ステンドグラス、ティファニー作品、国指定重要文化財など
小樽芸術村の魅力

  • 大正から昭和初期に建てられた歴史的建物を活用した、美術と建築が融合した空間
  • 英国の教会で使われていたステンドグラスや、ティファニーのガラス工芸品の展示
  • 重要文化財に指定された旧三井銀行など、小樽の近代建築を体感できる見学体験

小樽芸術村は、20世紀初頭に建てられた歴史的建物を活用した複合アート施設です。旧高橋倉庫や旧三井銀行小樽支店などを活用し、ステンドグラスや洋画、日本画、西洋家具など、多彩な展示が楽しめる空間が広がっています。

イギリスやフランスで作られた教会用のステンドグラスをはじめ、ティファニーのガラス工芸品、近代日本の洋画や日本画など、見応えのある作品が揃います。なかでも旧三井銀行の荘厳な内装は、建物自体が見どころとして訪れる価値があります。

JR小樽駅からは徒歩約10分。四館共通チケットやオンラインチケットも利用でき、時間を有効に使えるのも魅力です。歴史と芸術が融合した空間で、静かに美に触れる時間を過ごせます。

小樽市総合博物館

名称 小樽市総合博物館 本館(Otaru City General Museum)
住所 〒047?0041 北海道小樽市手宮1丁目3?6
電話番号 0134?33?2523
開館時間 9:30~17:00(火曜休館・年末年始は12/29?1/3)
入館料 大人400円(冬期300円)、高校生・70歳以上200円(冬期150円)、中学生以下無料
アクセス JR小樽駅前バス3番よりバス「総合博物館」下車すぐ。車:小樽ICから約10分、無料駐車場あり
見どころ 蒸気機関車「しづか号」など50両以上の鉄道車両展示、プラネタリウム、体験型科学展示
特徴 夏期限定で1909年製SL「アイアンホース号」の実演走行と乗車体験、国指定重要文化財の旧手宮鉄道施設
小樽市総合博物館本館の魅力

  • 明治期に製造された蒸気機関車「アイアンホース号」に乗って楽しめる貴重な体験
  • 歴代の鉄道車両やプラネタリウム、科学展示など学びと遊びが詰まった施設構成
  • 国の重要文化財に指定された旧手宮鉄道施設で、鉄道遺産の重厚な空間にふれる時間

小樽市総合博物館 本館は、北海道の鉄道の歴史と科学にふれられる施設として、小樽市手宮に構えています。かつての手宮線跡に位置し、鉄道や科学に親しめる展示がそろう学びの場として親しまれています。

屋外には蒸気機関車「しづか号」や「アイアンホース号」を含む50両以上の車両が並び、夏期には実際にSLが走行する姿を見ることもできます。館内では、プラネタリウムや体験型の科学コーナーも用意されており、子どもから大人まで楽しめる工夫がされています。

敷地内には、国の重要文化財に指定された旧手宮鉄道施設も残り、往時の鉄道遺産としての重厚さを肌で感じることができます。歴史と体験が融合する場所として、家族連れにもおすすめです。

小樽水族館

名称 おたる水族館(Otaru Aquarium)
住所 〒047?0047 北海道小樽市祝津3-303
電話番号 0134?33?1400
開館時間 通常営業:3/15~10/15 9:00~17:00(最終16:30)
10/16~11/24 9:00~16:00/冬期営業:12/13~2/23 10:00~16:00
入館料 大人1,800円(冬期1,300円)・小中学生700円(冬期500円)・幼児350円(冬期300円)
アクセス JR小樽駅前バスターミナル3番乗場から中央バス祝津線で約25分「おたる水族館」下車すぐ
車/札樽自動車道小樽ICから約20分
駐車場 約1,000台収容の有料駐車場(冬期無料)
見どころ ネズミイルカ「ほのぼのプール」、海獣公園(アザラシ・トド)、イルカ・オタリアショー、360°パノラマ水槽、サンゴ&マングローブコーナー
小樽水族館の魅力

  • 国内では珍しいネズミイルカを飼育し、落ち着いた雰囲気の中で観察できる展示空間
  • 日本海をそのまま利用した海獣公園で、トドやアザラシが自然に近い形で暮らす姿
  • 新設された「サンゴとマングローブの海」コーナーで、暖かな海の生き物と出会える体験

小樽水族館は、小樽市祝津の海沿いに広がる自然豊かな環境のなかにある、大型の水族館です。敷地内には海獣公園があり、トドやアザラシを間近で観察できます。海風を感じながら、生き物たちの自然な姿を楽しめるのが魅力です。

本館では約250種類、5,000点を超える海の生き物が展示されており、なかでも360度型のパノラマ水槽や、2023年に新設された「サンゴとマングローブの海」コーナーは特に見応えがあります。ネズミイルカの飼育展示も国内では珍しく、注目されています。

イルカやオタリアのショーはもちろん、ペンギンやアザラシのパフォーマンスも人気です。館内には食堂や小さな遊園地もあり、子どもから大人まで1日たっぷり楽しめるスポットです。

小樽・青の洞窟クルーズ

名称 小樽青の洞窟 龍宮クルーズ
住所 〒047-0007 北海道小樽市港町4-5
電話番号 0134-32-3911
運航期間・時間 4月~10月毎日運航
1日5~6便/約70~80分コース
料金 大人6,000円、U22(中学~22歳)5,500円、小人4,000円(3歳~小学生)
アクセス JR小樽駅から徒歩約15分/車は小樽ICから約7分
無料駐車場あり
見どころ 国定公園の断崖・奇岩巡り、海面が青く輝く洞窟通過、トド岩・窓岩などの絶景
設備・サービス 屋根付きボート、無料Wi-Fi・トイレ、貸防寒具・保険込み、ベテラン船長のガイド
小樽・青の洞窟クルーズの魅力

  • 断崖絶壁や奇岩が連なる国定公園の海岸線を巡る、約80分のダイナミックなクルーズ体験
  • 洞窟内に差し込む自然光が海面をコバルトブルーに染める、息をのむほどの幻想的な光景
  • 屋根付きの快適なボートとベテラン船長による案内で、安心して楽しめる海の冒険

小樽・青の洞窟クルーズは、小樽港を出発し、積丹半島方面へ進む約70分の海上ツアーです。断崖や奇岩が続く国定公園の海岸線を進みながら、雄大な自然を間近に感じることができます。トド岩や窓岩など、船上からしか見られない絶景にも出会えます。

クルーズのハイライトは、海中から反射する光によって青く輝く「青の洞窟」です。日差しの角度や潮の状態によって変化する青のグラデーションが、幻想的な空間を生み出します。洞窟内では静けさの中に響く波音も印象的です。

JR小樽駅から徒歩圏内で、アクセスも便利です。乗船料には保険や貸し防寒具も含まれているため、初めての方でも安心して参加できます。自然の迫力と美しさを体感できる、特別な体験が待っています。

道の駅ニセコビュープラザ

名称 道の駅 ニセコビュープラザ
住所 〒048-1544 北海道虻田郡ニセコ町字元町77-10
電話番号 0136-43-2051
営業時間 情報プラザ棟 9:00~18:00(通年)
農産物直売所 8:30~17:00(4月下旬~10月)/9:00~17:00(11月~4月下旬)
定休日 年末年始(12/31~1/3)、直売所・テイクアウト棟は一部店舗で別休あり
アクセス 車:道央自動車道ニセコICから約2分(国道5号沿い)
公共交通:JRニセコ駅から車・バスで約5分
駐車場 普通車101台・大型車10台・身障者用2台、24時間トイレ&自販機完備
施設 情報プラザ棟(観光案内・土産)、農産直売所、フリースペース棟(テイクアウト)、トイレ棟(24時間)
主な魅力 羊蹄山を望む中庭、朝採れ野菜・乳製品、石窯パンや地酒など地元グルメが充実
道の駅ニセコビュープラザの魅力

  • 羊蹄山を一望できる開放的な中庭が魅力の、自然を満喫できる休憩スポット
  • 朝採れ野菜や焼き立てパン、地元産乳製品など、新鮮な味覚が並ぶ直売所
  • トイレ・Wi-Fi・駐車場が整い、観光にもドライブ休憩にも最適な利便性の高い施設

道の駅ニセコビュープラザは、国道5号線沿いにある人気の観光拠点です。羊蹄山を望む開放感ある中庭が特徴で、ドライブの途中に立ち寄るのにぴったりなロケーションです。JRニセコ駅からも車で約5分とアクセスも良好です。

施設内には、新鮮な朝採れ野菜が並ぶ直売所や、地元産の牛乳を使ったスイーツ、焼きたてのパンや地酒がそろう売店など、ニセコならではの味覚が集まっています。フリースペースでは、羊蹄山を眺めながらの軽食も楽しめます。

敷地内には24時間利用できるトイレや広い駐車場が完備されており、観光客だけでなく地元の方々にも親しまれている道の駅です。防災拠点としての役割も持ち、安心して過ごせるスポットです。

ニセコアンヌプリゴンドラ

名称 ニセコアンヌプリゴンドラ(サマーゴンドラ)
住所 〒048-1511 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
営業期間・時間 7月中旬~10月上旬/9:00~16:30(上り最終16:00)
料金 往復:大人1,600円・小学生800円/未就学児無料/各種割引あり
乗車時間・定員 片道約10分・定員6名(屋根付きゴンドラ)
アクセス JRニセコ駅より車またはバスで約10分/駐車場あり(約80台・無料)
設備 ペット乗車可(条件あり)、車椅子対応、クレジット・電子マネー決済対応
見どころ 山頂からは羊蹄山や洞爺湖、有珠山、噴火湾を見渡す大パノラマが広がります
ニセコアンヌプリゴンドラの魅力

  • 標高1,000メートルの山頂まで、約10分間の空中散歩が楽しめる6人乗りゴンドラ
  • 羊蹄山や洞爺湖、有珠山、噴火湾までを見渡せる、壮大な360度の大パノラマ展望
  • 屋根付きでペット同伴も可能な安心設計、家族や愛犬と楽しめるリゾート体験

ニセコアンヌプリゴンドラは、ニセコの自然を手軽に楽しめる人気の空中観光スポットです。夏季限定で運行され、山麓から標高約1,000メートルの地点までを約10分で結びます。6人乗りのゴンドラに乗って、涼しい高原の風を感じながら空中散歩が楽しめます。

山頂駅に到着すると、眼下には雄大な羊蹄山が広がり、遠くには洞爺湖や有珠山、噴火湾まで見渡せるパノラマビューが待っています。天気が良い日には、広がる景色に思わず息をのむ美しさがあります。

ニセコ駅からも車でアクセスしやすく、家族連れでも利用しやすい施設が整っています。展望台の周辺には散策路やアクティビティも用意されており、自然とのふれあいを満喫できる時間が過ごせます。

登別地獄谷

名称 登別地獄谷
住所 北海道登別市登別温泉町
料金 見学無料
駐車場 地獄谷駐車場(乗用車500円/1日、冬期除く)徒歩1分
営業時間 終日見学可
アクセス(車) 道央道・登別東ICより約6?km、JR登別駅より約8?km
アクセス(公共交通) JR登別駅から道南バス登別温泉行きで約15分、終点から徒歩約10分
特徴 直径約450m・面積11haの爆裂火口跡。湯けむり・熱泥・間欠泉・大湯沼など見どころ多数
登別地獄谷の魅力

  • 直径450メートルの火口跡に広がる、湯けむりと熱泥が生む迫力の景観
  • 1日約1万トンの湧出量を誇る、多彩な泉質を育む登別温泉の源泉地
  • 間欠泉や大湯沼を巡る整備された遊歩道で楽しむ、大地の息吹との出会い

登別地獄谷は、北海道を代表する温泉地・登別温泉の源泉地として知られ、直径およそ450メートル、面積11ヘクタールに及ぶ火口跡に広がる景勝地です。地表から立ちのぼる白い噴気や熱泥があちこちに見られ、まるで地獄のような光景が広がります。

毎分約3,000リットルといわれる豊富な湧出量は、温泉街に多彩な泉質の湯を届けています。展望台にはスロープも整備されており、車椅子やベビーカーでも安心して訪れることができます。

地獄谷のすぐそばには専用駐車場があり、そこから徒歩で自然探勝路を進むと、大湯沼や間欠泉など迫力ある自然が楽しめます。雄大な北海道の大地を五感で感じられるスポットです。

登別温泉街・大湯沼川天然足湯

名称 大湯沼川天然足湯
住所 北海道登別市登別温泉町(無番地)
料金 無料
駐車場 なし。近隣の地獄谷・大湯沼駐車場利用(1回約500円)
営業時間 日の出~日没(通年。冬季も除雪され利用可能)
アクセス(車) 道央道・登別東ICより約10分
アクセス(公共交通) JR登別駅→道南バス「登別温泉・足湯入口」下車徒歩約5分
特徴 大湯沼からの源泉が川となり、そのまま足湯に。森林の中で42~43℃の温泉が楽しめる
大湯沼川天然足湯の魅力

  • 源泉が流れる川そのものに足を浸す、登別ならではの天然足湯体験
  • 木漏れ日の中で丸太ベンチに腰かけながら楽しむ、心地よい温泉のぬくもり
  • 入場無料で気軽に立ち寄れ、四季の自然に包まれる癒しの休憩スポット

登別温泉街から自然探勝路を歩いて約20分の場所にあるのが、大湯沼川天然足湯です。湯けむりが立ちのぼる川沿いに設けられた足湯では、周囲の森に包まれながら、温泉のぬくもりを肌で感じることができます。

足湯には丸太のベンチや木製デッキが設置されており、誰でも気軽に利用できるのが魅力です。川の温度はほどよい42?43度で、足を入れると心地よい温かさが広がり、散策の疲れをじんわりと癒してくれます。

冬の間も除雪が行われていて、雪景色の中で足湯を楽しむことができます。登別ならではの自然と温泉を一緒に味わえる、癒しの休憩スポットとして訪れる人が絶えません。

のぼりべつクマ牧場

名称 のぼりべつクマ牧場(Noboribetsu Bear Park)
住所 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町224
電話番号 0143-84-2225
営業時間 4/21~10/20 9:00~17:00(最終入園16:20)/10/21~4/20 9:30~16:30(最終入園15:50)
定休日 年数日あり(ロープウェイ法定点検・メンテナンス時など)
料金 大人 約3,000円(ロープウェイ往復含む)、小人(4歳~小学生)約1,500円、3歳以下無料
駐車場 あり(150台)、普通車500円/大型車1,000円/二輪200円
アクセス(車) 道央道・登別東ICより一般道で約10分
アクセス(公共交通) JR登別駅から道南バス登別温泉行きで約15分、「登別温泉」下車後ロープウェイに乗り換え、山頂駅まで約7分
特徴 約70~100頭のヒグマを自然に近い環境で観察できる展示場、エサやり体験や木登りショー、ヒグマ博物館やアイヌ文化コタン、クッタラ湖展望台など充実の施設
のぼりべつクマ牧場の魅力

  • 標高550メートルの自然豊かな山頂で、約100頭のヒグマを間近に観察できる動物施設
  • エサやり体験や木登りショーを通じて、ヒグマの力強さと知恵にふれる貴重な時間
  • ヒグマ博物館やアイヌ文化の展示、クッタラ湖を望む展望台など充実した見学環境

登別温泉街のロープウェイに乗って山頂まで約7分。標高550メートルの場所に広がる「のぼりべつクマ牧場」は、約100頭のエゾヒグマが暮らすユニークな観光施設です。自然に近い環境で熊たちの姿を間近に観察できます。

ガラス越しの迫力ある展示や、実際にエサをあげられる体験スペースがあり、子どもから大人まで楽しめます。クマたちが木登りやジャンプを披露するアスレチックショーも人気です。

園内にはヒグマの生態を紹介する博物館や、アイヌ文化に触れられるコタン、売店やカフェも併設されています。登別の大自然と学びが融合した、家族みんなで過ごせるスポットです。

登別伊達時代村

名称 登別伊達時代村(Noboribetsu Date Jidaimura)
住所/電話 〒059-0463 北海道登別市中登別町53-1 / 0143-83-3311
入村料金 大人(中学生以上)3,300円/小学生1,700円/幼児(4歳~未就学児)600円
営業時間 夏期(4月1日~10月31日)9:00~17:00/冬期(11月1日~3月19日)9:00~16:00 ※入村受付は閉村1時間前まで
定休日 年中無休(冬期に数日間メンテナンス休村あり)
駐車場 あり(乗用車500円/大型1,500円/バイク200円、650台)
アクセス 〈車〉道央道・登別東ICより約3分/〈公共交通〉JR登別駅からバス約8分「登別時代村前」下車すぐ
特徴 江戸の城下町を忠実再現、忍者・花魁ショー、大江戸コメディ、手裏剣弓矢体験、絵付けや迷路など体験充実
登別伊達時代村の魅力

  • 江戸時代の町並みを再現した街道や建物で味わう、本格的な歴史体験
  • 忍者のアクションショーや花魁の舞、笑いあふれる演芸が揃う多彩な舞台
  • 手裏剣や弓矢体験、伝統玩具の絵付けなど親子で楽しめる体験プログラム

登別伊達時代村は、江戸の城下町をテーマにした歴史体験型のテーマパークです。敷地内には武家屋敷や町人の家が再現され、忍者屋敷でのスリリングなショーや、花魁による華やかな演舞などが毎日開催されています。

子ども連れに人気なのが、手裏剣投げや弓矢体験、昔遊びの体験コーナーです。特に、こまやこけしに絵付けができる「江戸屋」は、北海道でここだけの貴重な体験スポットとして評判を集めています。

園内にはそば処や甘味処もあり、江戸風情を感じながら食事や休憩が楽しめます。JR登別駅からバスで約6分、道央道・登別東ICから車で約3分とアクセスも良好です。

登別マリンパークニクス

名称 登別マリンパークニクス(Noboribetsu Marine Park Nixe)
住所/電話 〒059-0492 北海道登別市登別東町1丁目22 / 0143-83-3800
営業時間/定休日 9:00~17:00(最終入場16:30)/年1回メンテナンス休館あり
入園料金 大人(中学生以上)3,000円、子ども(4歳~小学生)1,500円、3歳以下無料
駐車場 普通車750台・バス20台・二輪200円/普通車500円/バス1,500円
アクセス 車:道央道・登別東ICから約5分/電車:JR登別駅から徒歩約5分
特徴 ニクス城を模した水族館で400種2万点を展示。イルカ・アシカ・ペンギンのショーやタッチプール、幻想的なクラゲ水槽など充実のプログラム
登別マリンパークニクスの魅力

  • ヨーロッパ風の城「ニクス城」に広がる水中トンネルと巨大水槽が生む没入感ある展示空間
  • イルカやアシカのショー、ペンギンの行進、タッチプールなど五感で楽しむ体験型プログラム
  • 光と音で演出されたイワシの銀河水槽や、幻想的なクラゲ空間が魅せる非日常のひととき

登別マリンパークニクスは、中世ヨーロッパの城を模した「ニクス城」が目印の水族館です。館内では約400種類、2万点もの海の生き物が展示され、アクアトンネルや大水槽を歩くだけで、海中を旅するような気分が味わえます。

イルカのジャンプショーやペンギンの行進、アザラシのエサやり体験など、動物たちの姿に子どもも大人も思わず笑顔になる演出が揃っています。光と音が調和した幻想的なクラゲ展示も人気のひとつです。

JR登別駅から徒歩5分、道央道・登別東ICからも車で約5分とアクセスも便利。遊園地「ニクスランド」や飲食・買い物施設も充実しており、一日を通して楽しめる家族向けの観光スポットです。

洞爺湖ビジターセンター

名称 洞爺湖ビジターセンター・火山科学館
住所・電話 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-5 / 0142-75-2555
料金 ビジターセンター:無料 / 火山科学館:大人600円・小中学生300円(※今後改定予定)
営業時間・定休日 9:00~17:00(1/4・1/5は10:00~15:00)/12/31~1/3・臨時休館あり
駐車場 普通車約32台・バス8台・身障者専用3台・二輪3台、いずれも無料
アクセス 車:虻田洞爺湖ICより国道230号経由で約4km・10分
公共交通:JR洞爺駅→道南バス洞爺湖温泉行き約17分→徒歩2~3分
特徴 洞爺湖と有珠山の自然・火山活動を映像・実物展示で体感。自然散策や防災学習の拠点
洞爺湖ビジターセンターの魅力

  • 入館無料で楽しめる展示館。洞爺湖の自然と有珠山の火山活動をわかりやすく紹介
  • 火山噴火の様子を再現したシアターや、実物の被災車両が伝える迫力ある防災展示
  • 散策コースや季節の見どころを案内する情報拠点として、観光スタートに便利な施設

洞爺湖ビジターセンターは、湖畔に位置する自然案内施設で、洞爺湖周辺の地形や観光スポットをわかりやすく紹介しています。館内では散策路の情報や季節ごとの見どころも丁寧に案内してもらえます。

併設されている火山科学館では、有珠山や昭和新山の火山活動をテーマに、映像・実物標本・シミュレーションなどで学べる展示が豊富です。火山の脅威と自然の力を、五感で感じることができる貴重な体験が待っています。

入館は無料で、営業時間は9時から17時まで。アクセスはJR洞爺駅からバスで約17分、下車後徒歩2分。車では道央道・虻田洞爺湖ICから約10分と、観光途中にも立ち寄りやすい立地です。

有珠山ロープウェイ

名称 有珠山ロープウェイ(Mt.Usu Ropeway)
住所・電話 〒052-0102 北海道有珠郡壮瞥町昭和新山184-5 / 0142-75-2401
営業時間・定休日 夏季~8:00~18:00、冬季~9:00~16:00(季節変動あり)/1~2月は整備点検で運休
運賃(往復・税込) 大人(中学生以上)1,800円/小人(小学生)900円/未就学児無料
駐車場 普通車400台・バス40台・二輪車あり(普通車500円/大型2,000円/冬期12~3月は無料)
アクセス 車:道央道・虻田洞爺湖ICから国道230号経由で約15分
公共交通:JR洞爺駅から道南バス洞爺湖温泉行き15分+昭和新山線15分下車すぐ
特徴 全長1,370mのゴンドラで約6分の空中散歩後、Mt.USUテラス&火口原・外輪山展望台を備え、洞爺湖・昭和新山・羊蹄山の大パノラマが楽しめる観光施設
有珠山ロープウェイの魅力

  • 広い車窓から眺める空中散歩。洞爺湖・昭和新山・羊蹄山を一望する絶景の空旅
  • 展望デッキ「Mt.USUテラス」で味わう、大自然と一体になる開放感とくつろぎの時間
  • 火山の痕跡をたどる外輪山遊歩道。約1kmの散策で感じる地球の息づかい

有珠山ロープウェイは、昭和新山のふもとから山頂までを約6分で結ぶ観光用ロープウェイです。眼下には洞爺湖や昭和新山が広がり、運が良ければ羊蹄山まで望める絶景が楽しめます。空中散歩の気分でゆったりと山の景色を味わえます。

山頂には展望台「Mt.USUテラス」があり、噴火によってできた火口原や外輪山を見渡せる遊歩道が整備されています。風景だけでなく、有珠山の火山活動を肌で感じられる貴重な場所です。

アクセスは車で道央道・虻田洞爺湖ICから約15分。JR洞爺駅からは道南バスに乗車し、「昭和新山」バス停で下車してすぐ。自然と眺望を満喫できる、北海道らしさあふれるスポットです。

昭和新山

名称 昭和新山(Sh?wa?Shinzan)
住所 〒052-0102 北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山
入場料・定休日 見学無料/年中無休(一部施設は冬期休業あり)
駐車場 普通車約322~392台(500円)、二輪車200円
アクセス 〈車〉道央道・虻田洞爺湖ICから国道230・703号経由で約15分
〈公共交通〉JR洞爺駅から道南バス洞爺湖温泉行きで約15分、昭和新山行きに乗換15分、下車すぐ(冬季は運休)
特徴 1943~45年の噴火で平地から隆起した高さ398mの隆起型火山。今も噴煙を上げており、赤茶色の山肌と洞爺湖の眺望が絵になる絶景スポット。麓に記念館、熊牧場など観光施設も充実。
昭和新山の魅力

  • 1943年の噴火で麦畑が隆起し誕生した、地球の鼓動を間近に感じられる特異な火山景観
  • 赤茶けた岩肌と白い噴気、洞爺湖の青が織りなす印象的な風景が訪れる人を魅了
  • 三松正夫記念館やロープウェイ、熊牧場など周辺施設も充実し観光拠点として人気

昭和新山は、1943年から約2年にわたる噴火によって誕生した、標高398メートルの火山です。畑の中から突然隆起してできた山として知られ、現在も山肌からは白い噴気が立ちのぼり、地球のエネルギーを間近に感じられます。

山麓からの眺めは迫力があり、赤茶けた岩肌と立ちのぼる蒸気が印象的です。敷地内には売店や飲食店も並び、登別や洞爺湖観光の途中に立ち寄る観光客も多く見られます。

アクセスはJR洞爺駅からバスで約15分、「昭和新山」バス停下車すぐ。車の場合は道央道・虻田洞爺湖ICから約15分で到着でき、便利な立地も魅力です。

サイロ展望台

名称 サイロ展望台
住所・電話 〒049-5832 北海道虻田郡洞爺湖町成香3-5 / 0142-87-2221
営業時間・定休日 5~10月 8:30~18:00、11~4月 8:30~17:00?/?不定休(年末年始短縮営業あり)
料金 入場無料
駐車場 普通車50台・大型バス30台・二輪車あり(無料)
アクセス 車:道央道・虻田洞爺湖ICから国道230号経由で約15分
公共交通:JR洞爺駅からバスで約17分「成香(サイロ展望台)」下車すぐ
特徴 洞爺湖・中島・有珠山・昭和新山・羊蹄山の360度パノラマ展望、売店・展望レストラン・カフェ併設、ヘリポートからの空中遊覧(スカイクルージング)も可能な観光拠点
サイロ展望台の魅力

  • 洞爺湖と中島、有珠山、昭和新山、そして羊蹄山まで望める絶景のビュースポット
  • 展望レストランや芝生の広場も併設され、風景を眺めながらゆったりと過ごせる空間
  • ヘリポートから出発する遊覧飛行で、洞爺湖を上空から楽しむ贅沢な空の体験

サイロ展望台は、洞爺湖の西側にある小高い丘の上に建つ展望施設です。湖に浮かぶ中島、有珠山、昭和新山、そして天気が良ければ遠く羊蹄山まで見渡せる眺望が魅力で、訪れる人の多くがカメラを手にその絶景を楽しんでいます。

展望台にはレストランやお土産店も併設されており、地元食材を使ったグルメや限定商品をゆっくり楽しむことができます。また、敷地内のヘリポートからは空からの遊覧飛行も体験可能です。

アクセスは道央道・虻田洞爺湖ICから車で約15分。公共交通ではJR洞爺駅からバスで約17分、「成香(サイロ展望台)」バス停下車すぐです。季節ごとに表情を変える洞爺湖を、高台からゆったり眺められる人気のスポットです。

二十間道路桜並木(新ひだか町)

名称 二十間道路桜並木(にじゅっけんどうろさくらなみき)
住所 〒056-0144 北海道日高郡新ひだか町静内田原~静内御園
入場料・営業時間 見学無料/例年の見頃:4月下旬~5月上旬(桜まつり開催期間)
駐車場 650台(まつり期間は臨時駐車帯設置、大型バスOK)/無料
アクセス 車:日高道厚賀ICから国道235号経由20km・約20分
公共交通:JR静内駅から農屋行きバスで約15分→桜丘小下車徒歩15~20分、またはまつり期間中は臨時シャトルバス約25分
特徴 幅約36mの直線道路にエゾヤマザクラ約2,000本が並ぶ全長7kmの桜並木。大正時代に皇族行啓道路として造成され、「日本の道百選」「さくら名所100選」「北海道遺産」に選定。桜まつり期間中は龍雲閣の公開やライトアップ、ふれあい体験などイベント開催
二十間道路桜並木の魅力

  • 全長7キロに約2,000本の桜が咲き並ぶ、春にだけ現れる圧巻の桜のトンネル
  • 大正時代の皇族行啓に由来する歴史をもち、「日本の道百選」などに選ばれた名所
  • 龍雲閣の特別公開や高所からの桜鑑賞、ふれあい体験も楽しめる春限定イベント

北海道新ひだか町にある二十間道路桜並木は、全長約7kmの直線道路沿いにエゾヤマザクラを中心とした約3,000本の桜が咲く、日本屈指の桜並木です。大正時代に皇族の行啓道路として整備され、現在は「日本の道百選」「桜名所100選」にも選ばれています。

例年5月上旬には見頃を迎え、道内外から多くの観光客が訪れます。並木道の先には、明治期の貴賓舎である龍雲閣があり、桜まつりの期間には特別公開されるほか、馬とのふれあいや空中からの桜鑑賞といった体験も楽しめます。

広々とした道沿いに咲き誇る桜のトンネルを歩くと、まるで絵本の中にいるかのような気分になります。春の訪れを感じながら、心に残るひとときを過ごせるスポットです。

道南エリア16選

続いて、道南エリアについてです。

道南エリアの「北海道で絶対行くべき場所」を一覧でまとめると以下の通り。順番に、観光スポットの魅力や絶対行くべき理由を紹介していきます!

道南エリア 絶対行くべき場所 観光の魅力
函館・函館近郊エリア 函館山展望台
  • 360度パノラマの夜景
  • ロープウェイで気軽にアクセス
  • 市街地と海が織りなす絶景
五稜郭公園・タワー
  • 星形の城郭を一望できるタワー
  • 桜の名所として有名
  • 幕末の歴史を感じる史跡
金森赤レンガ倉庫
  • レトロな港町の雰囲気
  • おしゃれなカフェやショップが充実
  • イルミネーションが美しい夜景スポット
函館朝市
  • 新鮮な海産物が豊富
  • 海鮮丼などの食事処が充実
  • イカ釣り体験なども楽しめる
元町エリア(教会群など)
  • 異国情緒あふれる街並み
  • 歴史ある教会や洋館が点在
  • 石畳の坂道が美しい風景
八幡坂
  • 石畳の道と港の眺めが美しい
  • CMやドラマの撮影地として有名
  • 夜はイルミネーションが幻想的
函館市熱帯植物園
  • 熱帯植物が育つ温室
  • 冬の名物・温泉に入るサル
  • 足湯や遊具など設備が充実
立待岬
  • 津軽海峡を望む断崖絶景
  • 夏はハマナスの花が美しい
  • 文学碑が並ぶ静かな散策路
松前・江差・奥尻エリア 松前城と松前公園
  • 北海道唯一の日本式城郭と桜の共演
  • 250品種・1万本の桜が長期間楽しめる
  • 歴史資料と自然が融合する名所
松前藩屋敷
  • 江戸時代の町並みを再現したテーマパーク
  • 甲冑や松前漬けの体験が可能
  • 散策しながら学べる歴史エリア
いにしえ街道(江差)
  • 北前船の面影残る歴史的な街並み
  • 江差追分会館や姥神大神宮など見どころ多数
  • 四季のイベントで賑わう散策路
開陽丸記念館
  • 原寸大復元の幕末軍艦が展示
  • 操船体験や大砲音響など体験型展示
  • バリアフリーで家族連れにも優しい
旧中村家住宅
  • 北前船商人の邸宅を現地保存
  • 笏谷石やヒノキ材の重厚な建築美
  • 暮らしの道具から歴史が見える
かもめ島
  • 日本海と奥尻島を望む海岸散策路
  • 瓶子岩や幸せの鐘など名所が点在
  • 海水浴・キャンプ・野鳥観察も楽しめる
球島山展望台と鍋釣岩
  • 360度の大パノラマ展望台
  • 鍋釣岩は昼夜で表情が変わる奇岩
  • ドライブや写真に最適な絶景スポット
ブナ林トレイルとワイナリー体験
  • 四季の自然に包まれる癒やしのブナ林
  • 地元ワイナリーで見学とテイスティング
  • 自然とグルメが融合した贅沢な時間

函館山展望台

名称 函館山展望台
住所 〒040-0054 北海道函館市元町19-7
電話番号 0138-23-3105(函館山ロープウェイ)
営業時間 4月20日~9月30日は10:00~22:00、10月1日~4月19日は10:00~21:00(店舗によって異なる場合あり)
休業日 年中無休(年に1度メンテナンスによる休業あり)
入場料 展望台は無料。ロープウェイの利用は大人片道1,200円・往復1,800円
アクセス(公共交通機関) 市電「十字街」電停から徒歩約10分でロープウェイ山麓駅へ。JR函館駅からは登山バスも利用可能(片道約30分)
アクセス(車・タクシー) 山頂までの一般車両は夜間通行規制あり(4月中旬?11月上旬)。タクシーやバスは通行可能で、山頂には無料駐車場も完備
施設構成 建物は4層構造で、ロープウェイ山頂駅、レストラン、ラウンジ、屋上展望台が揃う充実の設備
函館山展望台の魅力

  • 函館市街と海に囲まれた独特の地形を一望できる、標高334メートルの絶景ポイント。
  • 漁火や街明かりが織りなす幻想的な夜景が楽しめる、ミシュラン三つ星の人気スポット。
  • ロープウェイでアクセスできる展望施設内に、カフェやレストランが揃う充実の空間。

函館山展望台は、標高334メートルの山頂にある絶景スポットです。函館市街を囲むように広がる海と町並みが一望でき、特に夕暮れから夜にかけての美しさは格別で、世界的な旅行ガイドにも高く評価されています。

展望台の建物は四層構造で、山頂にはロープウェイでアクセス可能です。館内にはレストランやカフェも併設されており、食事や休憩を楽しみながらゆっくりと景色を堪能できます。

秋から冬にかけては空気が澄み、さらに美しい夜景が期待できます。風が強い日もあるため、訪れる際は防寒対策をしておくと安心です。

五稜郭公園・タワー

名称 五稜郭タワー
住所 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町43-9
電話番号 0138-51-4785
営業時間 9:00~18:00(最終入場は17:50まで)
定休日 年中無休
展望台料金 大人1,200円/中高生900円/小学生600円 ※団体や障がい者向けの割引制度あり
駐車場 専用駐車場はなし。周辺の市営駐車場や観光駐車場の利用が便利
アクセス(公共交通) 市電「五稜郭公園前」下車後、徒歩で約10~13分。函館駅からはバスや市電も利用可能
アクセス(車) JR函館駅から車で約15分、函館空港からは約20分。大沼公園ICからは約40分の距離
施設概要 高さ107mの展望タワー。上層には幕末の歴史を学べる展示や、ガラス床、カフェ、売店などの設備が整う
五稜郭公園・タワーの魅力

  • 高さ107メートルの展望台からは、星形の五稜郭跡と函館の街並みを見渡せる開放感。
  • 幕末の歴史を深く知ることができる展示空間と、土方歳三像など臨場感ある演出。
  • 春には約1500本の桜が咲き誇り、地上と展望台から楽しむ星型の桜風景が圧巻。

五稜郭タワーは、高さ107メートルの展望タワーで、展望フロアからは函館の象徴である星形の五稜郭跡を見下ろすことができます。視界は函館山や津軽海峡、横津連峰にまで広がり、雄大な景色を360度楽しめます。

タワー内には「五稜郭歴史回廊」や土方歳三のブロンズ像、箱館戦争を紹介する展示があり、歴史に触れながら散策できます。展望1階にはガラス張りの床やカフェも備わっており、ゆっくり過ごせる空間が整っています。

春になると約1500本の桜が咲き誇り、地上と展望台の両方から星型に広がる桜景色が楽しめます。2025年は4月23日に開花し、満開は4月28日でした。

金森赤レンガ倉庫

名称 金森赤レンガ倉庫
住所 〒040-0053 北海道函館市末広町14-12
電話番号 0138-27-5530(代表)
営業時間 ショップは9:30~19:00、ビヤホールは平日11:30~21:30、土日祝は11:00~21:30(ラストオーダー21:00)
定休日 年中無休(一部施設でメンテナンス休業あり)
施設構成 BAYはこだて、金森洋物館、函館ヒストリープラザ、金森ホールの4棟で構成
駐車場 タイムズ金森赤レンガ倉庫(78台収容)1時間500円、以降30分ごと250円。1,000円以上利用で2時間無料
アクセス(公共交通) 市電「十字街」または「どっく前」から徒歩約5分。JR函館駅から徒歩約15分、市電やバスの利用も便利
アクセス(車・空港) JR函館駅から車で約5分、函館空港からはおよそ25分
主な設備・サービス 多彩なショップやカフェ、ビヤホールに加え、チャペルやイベントホール、Wi-Fi、サイクルスタンドなども完備
金森赤レンガ倉庫の魅力

  • 明治時代に建てられた赤レンガ倉庫を活用した、買い物と食事が楽しめる観光拠点。
  • 港に面した石畳の道と歴史的建築が醸し出す、異国情緒あふれる落ち着いた街並み。
  • 雑貨店やカフェ、ビヤホールなど多彩な店舗が集まり、散策にもぴったりの充実空間。

金森赤レンガ倉庫は、明治時代に建てられた倉庫群をリノベーションした函館港エリアの観光名所です。風情あるレンガ造りの建物の中には、ショップやカフェ、レストランなどが並び、散策しながらショッピングや食事が楽しめます。

4つの倉庫で構成されており、「BAYはこだて」「金森洋物館」「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」など、それぞれに個性のある空間が広がります。観光の途中に立ち寄るだけでなく、地元グルメやクラフト雑貨との出会いも魅力のひとつです。

市電「十字街」から徒歩5分、JR函館駅からは徒歩15分とアクセスも良好です。駐車場も完備されており、家族連れや観光客にとって訪れやすいスポットです。

函館朝市

名称 函館朝市
住所 〒040-0063 北海道函館市若松町9-19
電話番号 0120-858-313(函館朝市協同組合連合会)
営業時間 5月~12月は5:00~14:00頃、1月~4月は6:00~14:00頃 ※店舗により異なります
店舗数 およそ250店舗。海産物、野菜、果物、日用品、海鮮丼など多彩な品揃えが魅力です
駐車場 朝市専用をはじめ約350台分を確保。20分ごと100円、買い物2,200円以上で60分無料
アクセス(公共交通) JR函館駅から徒歩約1分。市電「函館駅前」からも徒歩約2分とアクセスは抜群です
アクセス(車) 道央自動車道・大沼公園ICより車で約50分。周辺に複数の駐車場が整備されています
特徴・規模 約1万坪の敷地に広がる市場で、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれています
函館朝市の魅力

  • 新鮮な海の幸や地元野菜がずらりと並ぶ、約250軒が軒を連ねる朝の市場。
  • 釣ったイカをその場で味わえる体験や、出来たての海鮮丼が楽しめるグルメの宝庫。
  • JR函館駅から徒歩すぐの立地と、朝5時台から開く早朝営業の利便性。

函館朝市は、JR函館駅のすぐそばに広がる、活気あふれる市場です。約250軒もの店が並び、新鮮な魚介や地元野菜、名物の海鮮丼などを楽しめるスポットとして、観光客に親しまれています。特にカニやイカの鮮度は抜群で、食べ歩きも人気です。

朝市の開場時間は5月~12月は朝5時から、1月~4月は6時からスタート。ほとんどの店が午後2時前後までに営業を終えるため、朝早めの訪問が理想的です。

函館駅や市電「函館駅前」電停からは徒歩1~2分とアクセスが良く、周辺には約350台分の駐車スペースも整備されています。公共交通でも車でも立ち寄りやすい便利な立地です。

元町エリア(教会群など)

名称 元町教会群(カトリック元町教会・函館ハリストス正教会・函館聖ヨハネ教会)
住所 北海道函館市元町エリア内
(例:カトリック元町教会=元町15-30/ハリストス正教会=元町3-13/聖ヨハネ教会=元町3-23)
電話番号 カトリック元町教会:0138-22-6877
ハリストス正教会:0138-23-7387
聖ヨハネ教会:0138-23-5584
拝観時間 カトリック元町教会:10:00~16:00(礼拝中は不可)
ハリストス正教会:平日10:00~16:00/日曜13:00~16:00
聖ヨハネ教会:外観見学は通年可。内部見学は5~11月の期間限定・予約制
定休日 カトリック元町教会:12月30日~1月5日ほか
ハリストス正教会:12月25日午後~3月24日休館
聖ヨハネ教会:冬期閉鎖期間あり(詳細は要確認)
アクセス 市電「十字街」または「末広町」電停から徒歩約10分
元町観光駐車場(約93台)あり:1時間200円、以降30分ごと100円
見どころ ゴシック様式が美しいカトリック元町教会、鐘の音が響く白壁の函館ハリストス正教会、
十字架屋根が特徴的な聖ヨハネ教会が立ち並ぶ異国情緒ある街並み。
元町エリアの魅力

  • 宗派や建築様式の異なる教会が立ち並び、歩くだけで異国情緒を感じられる街並み。
  • ゴシック様式やロシア正教の教会が、石畳の坂道と洋館と美しく調和した風景。
  • 夕暮れからはライトアップも楽しめ、散策に彩りを添える写真映えする夜景。

函館・元町エリアは、異国情緒が漂う歴史的建造物が並ぶ街並みで知られています。坂の上から見下ろす港の景色とともに、教会や洋風建築が点在する景観が函館らしさを演出しています。開港の歴史を背景に、国内外の文化が交差する独特の雰囲気が魅力です。

中でもカトリック元町教会は、1923年に再建されたゴシック様式の建物で、ローマ教皇から贈られた祭壇が今も大切に残されています。白い壁と尖塔が空に映える姿は、訪れる人の目を引きます。

そのすぐ近くには、白壁と緑の屋根が美しい函館ハリストス正教会、十字架の屋根が特徴的な函館聖ヨハネ教会もあり、それぞれの建築様式や背景を楽しみながら散策できるエリアです。

八幡坂

名称 八幡坂(はちまんざか)
所在地 〒040-0053 北海道函館市末広町
電話番号 0138-23-5440(函館市観光案内所)
アクセス(公共交通) 市電「末広町」電停より徒歩約1分。函館市街地の主要エリアからの移動も便利です。
アクセス(車) 函館空港から車で約20分。JR函館駅からは車で5分ほどの距離です。
駐車場 周辺に有料駐車場あり(元町観光駐車場など)。1時間200円、以降30分ごと100円。
見どころ 石畳の坂道とその先に広がる函館港の眺望。摩周丸を正面に捉える写真スポットとしても有名です。
設備 歩道には手すり付き階段を整備。冬季はロードヒーティングで雪道対策もされています。
夜景・イベント 冬の「はこだてイルミネーション」期間中は坂道が光に包まれ、幻想的な景色が広がります。
八幡坂の魅力

  • 石畳の道が港へと真っすぐ伸びる、美しい坂道が印象的な函館らしい絶景スポット。
  • 夜には街路樹や石畳がライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出するイルミネーション。
  • 坂の先に見える「摩周丸」と函館港の眺めが、映画やCMのロケ地としても愛される風景。

八幡坂は、函館港へとまっすぐ伸びる石畳の坂道で、港町函館を象徴する風景として親しまれています。坂の上から見える青函連絡船記念館「摩周丸」と海の景色は、まるで一枚の絵のような美しさです。かつて坂の上に函館八幡宮があったことから、八幡坂という名が付けられました。

道路の両脇には手すり付きの階段が整備されており、冬場にはロードヒーティングが稼働するため、雪の日も安心して歩けます。また、かつてテレビCMのロケ地としても使われたことから、観光客の間では写真撮影の定番スポットとなっています。

夕暮れ以降は「はこだてイルミネーション」によって石畳や街路樹が柔らかくライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な表情を見せてくれます。四季折々の風景を楽しみながら散策できる、魅力的な坂道です。

函館市熱帯植物園

名称 函館市熱帯植物園
住所 〒042-0932 北海道函館市湯川町3丁目1-15
電話番号 0138-57-7833
営業時間 4月~10月:9:30~18:00 / 11月~3月:9:30~16:30
定休日 年末年始(12月29日~1月1日)
入園料 一般300円、小中学生100円(函館市民や団体は割引あり)
駐車場 敷地内に無料駐車場あり(約124台収容)
アクセス(公共交通) 市電「湯の川」方面、「熱帯植物園前」下車すぐ。JR函館駅からはバス利用で約20~25分
主な見どころ 熱帯植物が育つ温室、温泉に入るサル山、足湯、子ども向け遊具や水遊び広場など多彩な設備
函館市熱帯植物園の魅力

  • 約300種類・3,000本の熱帯植物が育つ温室で、一年中緑に癒される南国気分の園内。
  • 冬の名物・温泉に入るニホンザルの姿が話題。子どもも大人も思わず笑顔になる光景。
  • 足湯や遊具、水遊びエリアも完備され、親子でゆったり楽しめるお出かけ先として人気。

函館市熱帯植物園は、約3,000本もの南国の植物が育つ温室を中心に、1年を通して緑が楽しめるスポットです。バナナやハイビスカス、ブーゲンビリアなどが彩る空間は、函館にいながら南国気分を味わえます。

冬になると、名物となっている「温泉に入るサル」が登場します。寒さの中で湯につかるニホンザルの姿は愛らしく、家族連れをはじめ多くの来園者に親しまれています。

敷地内には足湯や遊具、水遊び広場も整備されており、小さな子どもでも安心して過ごせる環境です。公共交通でも車でもアクセスしやすく、季節を問わず気軽に立ち寄れる施設です。

立待岬

名称 立待岬(たちまちみさき)
所在地 〒040-0053 北海道函館市住吉町
営業時間・料金 通年開放・入場無料。11月上旬から3月下旬までは車両通行止めとなり、徒歩のみ通行可
アクセス(公共交通) 市電「谷地頭」電停から徒歩約15~20分。函館駅前から市電利用で約12分、その後徒歩移動
アクセス(車) 函館空港から車で約30分、函館駅から約10分。岬手前に無料駐車場(約40台)あり ※冬季閉鎖
見どころ 約30メートルの断崖から望む津軽海峡と下北半島の雄大な景色。夏にはハマナスが咲く自然公園も隣接
施設・周辺環境 遊歩道やベンチ、与謝野寛・晶子や石川啄木ゆかりの歌碑が点在し、文学と自然を感じる散策が可能
立待岬の魅力

  • 津軽海峡を望む断崖の上から、大森浜や下北半島まで広がるダイナミックな眺望。
  • 初夏にはハマナスが一面に咲き誇り、海風とともに楽しむ自然豊かな散策時間。
  • 夜には海に灯る漁火が幻想的な雰囲気を演出し、静かな絶景を堪能できる撮影名所。

立待岬は、函館市の南端に位置する断崖の岬で、津軽海峡を一望できる景勝地として知られています。高さ約30メートルの断崖から広がる海の眺めは迫力があり、晴れた日には対岸の下北半島まで見渡せます。

岬へと続く道沿いには季節の花々が咲き、特に夏にはハマナスが彩りを添えます。遊歩道やベンチも整備されており、のんびりと海を眺めながら散策するのにぴったりの場所です。また、歌人・石川啄木の縁があることでも知られ、文学的な趣も感じられます。

市電「谷地頭」電停から徒歩15分ほどとアクセスも良く、車の場合は近くに無料駐車場もあります。ただし冬期は車両通行止めになるため、訪れる際は徒歩での移動が必要です。四季折々の表情を楽しめる静かな観光スポットです。

松前城(福山城)と松前公園

名称 松前城(福山城)/松前城資料館
住所 北海道松前郡松前町字松城144
電話番号 0139-42-2216(松前城資料館)
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入館料 大人360円、小中学生240円 ※団体料金あり
休館期間 冬季休館:12月11日~4月9日(松前公園は通年開放)
アクセス(バス) 函館バス「松城」停留所から徒歩7~10分ほど
アクセス(車) 北海道新幹線「木古内駅」から車で約60~90分。函館からは約2時間
駐車場 無料駐車場あり(松前公園170台・資料館前20台)※桜まつり期間は一部有料
見どころ 約250種・1万本の桜が咲く名所。日本さくら名所100選にも選ばれた広大な公園
松前城・松前公園の魅力

  • 約1万本・250品種もの桜が咲き誇る、春限定の華やかな景色が広がる名所
  • 北海道唯一の日本式城郭・松前城と桜が織りなす、歴史と自然が調和した風景
  • 園内の高台から望む津軽海峡と城の姿が重なる、旅の記憶に残る絶景スポット

松前城(福山城)は、1854年に築かれた北海道で唯一の本格的な日本式城郭です。現在の天守は1961年に再建されたもので、館内には甲冑や古文書、北前船に関する展示が並び、海防の要として栄えた往時の姿を感じることができます。

周囲に広がる松前公園には、約250種類・1万本の桜が植えられており、毎年春には桜の名所として多くの人が訪れます。特に4月下旬から5月下旬にかけては、種類ごとに開花時期がずれるため、長く花見を楽しめるのが魅力です。

園内には、寺町や藩屋敷跡なども点在しており、城下町の風情を感じながらゆっくりと散策ができます。アクセスはバス停から徒歩7分、駐車場も整備されているため、観光にも便利な場所です。

松前藩屋敷の歴史街並み

名称 松前藩屋敷(テーマパーク)
住所 〒049-1507 北海道松前郡松前町字西館68番地
電話番号 0139-42-2726
営業時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
開園期間 4月上旬~10月末(冬期は閉館)
入場料金 大人360円/小中学生240円/幼児無料
※団体割引あり
アクセス ・函館バス「松城」停より徒歩12~15分
・JR木古内駅より約90分バス+徒歩
・車:道央道大沼公園ICから約150分
駐車場 あり(約150~200台・無料)
見どころ・特徴 武家屋敷や商家、旅籠、奉行所など14棟を伝統的な町並みとして再現しており、甲冑着付けや松前漬けづくりなど体験が楽しめます。
松前藩屋敷の魅力

  • 江戸時代の町並みを再現した14棟の建物が並ぶ、臨場感あふれる歴史空間
  • 甲冑の着付けや松前漬けづくりなど、親子で楽しめる体験型の観光プログラム
  • 松前城から徒歩圏内で、季節の花やイベントも楽しめる散策に最適な立地

幕末の松前城下を再現した「松前藩屋敷」では、武士や商人たちの暮らしぶりを肌で感じられます。敷地内には武家屋敷や奉行所、旅籠、廻船問屋など、江戸時代の建物が14棟並び、往時の町並みがそのまま残っているような雰囲気です。

屋内には蝋人形や道具が配置され、まるで時間が巻き戻されたかのような臨場感があります。また、甲冑の試着や松前漬けづくりなど、体験を通じて歴史に親しめる企画も人気を集めています。

松前城から徒歩約12分の距離にあり、散策がてら立ち寄るにもぴったりなロケーションです。四季折々の風景も魅力で、春の桜や夏の浮き紫陽花が町並みに彩りを添えています。

いにしえ街道(歴史的街道散策)

名称 いにしえ街道
住所 北海道檜山郡江差町中歌町?姥神町?津花町周辺
電話番号 0139-52-0117(江差町観光情報総合案内所)
利用料金・定休日 街道の散策は無料。沿道の建物は一部有料・施設により異なる
アクセス 函館駅から函館バスで約2時間15分、「中歌町」停留所下車徒歩約2分。車の場合は約1時間30分
駐車場 江差町役場などに無料駐車スペースあり(30台程度)
見どころ・特徴 北前船交易やニシン漁で栄えた歴史を物語る蔵や商家が並ぶ約1.1kmの散策道。平成元年より整備が進み、風情ある街並みが楽しめます
いにしえ街道の魅力

  • かつての北前船交易とニシン漁でにぎわった歴史を今に伝える街道の景観
  • 瓦屋根と木造の家並みが続く、どこか懐かしく落ち着いた散策路の風情
  • 姥神大神宮や旧中村家住宅など、歴史にふれる見どころが徒歩で巡れる距離

江差町の中歌町から姥神町にかけて続く「いにしえ街道」は、北前船交易で栄えた時代の面影を色濃く残す散策路です。問屋や商家、古い蔵や社寺が軒を連ね、木造建築と瓦屋根の調和が美しく、歩くだけで歴史の息吹が感じられます。

道沿いには、江差追分会館や姥神大神宮などの名所も点在しており、徒歩でゆっくり巡るのにちょうど良い距離です。石畳や街灯など景観に配慮された整備がなされており、観光にもぴったりです。

春には「いにしえ夢街道」などのイベントも開催され、季節ごとの風景とともに情緒豊かな時間を楽しむことができます。

開陽丸記念館(幕末軍艦ミュージアム)

名称 開陽丸記念館(幕末軍艦ミュージアム)
住所 〒043-0041 北海道檜山郡江差町字姥神町1-10
電話番号 0139-52-5522
開館時間 9:00~17:00(券売は16:30まで)
休館日 4~10月:無休/11~3月:月曜・祝翌日閉館/12/31~1/5休館
入館料 大人500円/小中高生250円(15名以上団体割引あり)
駐車場 無料(普通車130台・大型バス4台)
アクセス(公共交通) 函館駅からバスで約110~130分「姥神町フェリー前」下車、徒歩約5~7分
アクセス(車) 函館から国道227号経由で約90分(70?km)
バリアフリー スロープ・多目的トイレ・授乳室・車いす貸出など完備
見どころ 原寸大復元の開陽丸船内再現、操船シミュレーター、大砲体験、引き上げ遺物3000点以上展示
開陽丸記念館の魅力

  • 幕末に実在した軍艦を原寸大で再現した、迫力ある歴史ミュージアムの存在感
  • 操船シミュレーターや砲音体験を通して学べる、臨場感たっぷりの展示内容
  • スロープや授乳室を備えた館内設備と無料駐車場が揃う、安心の観光環境

北海道江差町にある「開陽丸記念館」は、幕末にオランダで建造され、蝦夷地防衛の要となった軍艦・開陽丸を原寸大で再現した博物館です。館内には、江差沖で引き揚げられた遺物を中心に約3,000点を展示し、当時の船室や甲板を歩きながら、歴史の空気を身近に感じることができます。

船内には大砲の発射音を体感できる演出や操船シミュレーションなどもあり、大人から子どもまで楽しめる工夫が施されています。開館時間は9時から17時までで、チケットの販売は16時30分まで。冬季は休館日があるため、事前の確認が安心です。

アクセスは、函館から車で約1時間半、またはバスで約1時間50分ほど。館前には無料駐車場があり、多目的トイレや授乳室、スロープの整備もされており、家族連れにも配慮された施設です。

旧中村家住宅(ニシン漁の歴史建築)

名称 旧中村家住宅
住所 〒043-0034 北海道檜山郡江差町中歌町22
電話番号 0139-52-1617(江差町観光情報総合案内所)
開館時間 9:00~17:00(券売は16:30まで)
休館日 4月~10月:無休
11月~3月:月曜&祝翌日休館、12/31~1/5年末年始休
入館料 大人300円、小中高生100円
※15名以上は団体割引あり
江差町民・70歳以上等一部無料対象あり
駐車場 なし(町役場など近隣公共施設の無料駐車場利用可)
アクセス ・バス:函館駅から函館バスで約120~135分、「中歌町」停から徒歩約5分
・車:函館から約90分
構成・特徴 主屋・文庫倉・下ノ倉・ハネダシの4棟がトオリニワ様式で一列に並ぶ構造
指定 1971年重要文化財指定、1981年保存修理完了
見どころ 北前船やニシン漁に関する資料・建築技術・当時の生活道具が見学可能
旧中村家住宅の魅力

  • 北前船とニシン漁で栄えた時代を映す、近江商人ゆかりの歴史的建物
  • 笏谷石を土台に、ヒノキ材で組まれた切妻造りが醸す堂々とした商家の佇まい
  • 蔵や離れを含む四棟構成から伝わる、当時の問屋経営と暮らしの工夫

北海道江差町に残る「旧中村家住宅」は、江戸時代の終わりから明治にかけて活躍した近江出身の商人が建てた歴史ある建物です。ヒノキ材を使った二階建ての切妻造りで、基礎には北前船で運ばれた石材が使われ、当時の商家建築の特徴を色濃く残しています。

1971年に国の重要文化財に指定され、1981年には修復工事が完了。今では一般公開されており、回船問屋として栄えた時代の暮らしぶりや商いの様子を、実際の空間を通して感じ取ることができます。

江差の中心部に位置し、函館から車で約1時間半。敷地内には無料の駐車場もあり、歴史や建築に興味がある方にとって、気軽に訪ねやすい見どころとなっています。

かもめ島の自然景観と散策路

名称 かもめ島
住所 北海道檜山郡江差町字鴎島
アクセス 函館から車で約90分/函館バス「姥神町フェリー前」停より徒歩約8分
駐車場 無料駐車場あり(約150台)
遊歩道 全長約2.6km、海抜20~30mの自然散策路に展望灯台や瓶子岩など点在
利用期間 通年開放(キャンプ場・海水浴場は春~秋季限定)
見どころ 日本海を望む夕景、奥尻島の眺望、野鳥観察、島祭り・花火大会などイベント多数
かもめ島の魅力

  • 日本海を望む遊歩道で楽しむ、心地よい海風と夕陽に包まれる約2.6kmの散策路
  • 瓶子岩や灯台、幸せの鐘などが点在し、自然と歴史の両方に触れられる見どころ
  • 海水浴やキャンプ、バードウォッチングまで楽しめる、多彩なアウトドア環境

江差港の入口に位置する「かもめ島」は、その名の通りカモメが羽を広げたような形をした陸続きの島です。島全体が自然公園として整備されており、地元の人にも観光客にも親しまれています。

島内には全長約2.6kmの遊歩道があり、瓶子岩や幸せの鐘、展望灯台などを巡りながら、海風とともに気持ちのいい散策が楽しめます。晴れた日には奥尻島や美しい夕景も望め、カメラ片手に訪れる人の姿も多く見られます。

夏には海水浴やキャンプもでき、野鳥観察にも最適な場所です。毎年7月に開催される「かもめ島まつり」では、巨大な瓶子岩に長さ30メートルのしめ縄をかける伝統行事が行われ、地域の夏を彩っています。

球島山展望台と鍋釣岩の絶景スポット

名称 球島山展望台/鍋釣岩
住所 〒043-1403 北海道奥尻郡奥尻町球浦(展望台)・字奥尻(鍋釣岩)
開放時期 通年(冬期道路通行止めあり)
駐車場 展望台:無料10台
鍋釣岩:無料5台
施設情報 展望台まで約90段の階段。鍋釣岩は夜間ライトアップあり
アクセス 奥尻港フェリーターミナルより車で約20分
見どころ 展望台:標高369mから360度パノラマ、松前沖やイカ漁火の夜景、紅葉など季節の変化
鍋釣岩:高さ19.5mのドーナツ状奇岩、昼夜で違う表情
球島山展望台と鍋釣岩の魅力

  • 標高369メートルの展望台から広がる、奥尻島と日本海を一望する圧巻の景色
  • 高さ約19.5メートルの鍋釣岩が見せる、昼の迫力と夜のライトアップの美しさ
  • 春のハマナスや秋の紅葉、夜には漁火や星空が彩る、四季折々の風景の変化

奥尻島の中心部から車で向かえる球島山展望台は、標高369メートルの山頂までおよそ90段の階段でアクセスできます。頂上からは日本海や奥尻島の地形、鍋釣岩を含む壮大な景色が一望でき、晴れた日には本土まで見渡せるほどの眺望が広がります。

その展望台からほど近い場所にある鍋釣岩は、高さ約19.5メートルの自然が生み出した奇岩です。大きな岩にぽっかりと空いた穴が印象的で、夜にはライトアップされるため、昼とはまた違った幻想的な表情が楽しめます。

どちらのスポットも、フェリーターミナルや市街地から車で15分ほどとアクセスも良好。ドライブや写真撮影にぴったりの絶景ポイントとして、訪れる人々の心をつかんでいます。

ブナ林トレイルとワイナリー体験

エリア名 支笏洞爺国立公園・後志エリア(黒松内~倶知安エリア)
名称 ブナ林トレイル/後志ワイナリー体験
所在地 北海道虻田郡黒松内町~倶知安町周辺
アクセス 札幌・新千歳空港から車で約2時間。黒松内から倶知安へ向かうルート沿い
駐車場 地域ごとに登山口やワイナリー付近にあり(無料利用可)
利用時期 通年可能。ただし冬季はトレイルに積雪あり、春~秋がおすすめ
体験内容 木漏れ日が降り注ぐブナ林をガイド付で散策後、ワイナリーで畑見学と地元ワイン試飲
所要時間 トレイル 1~2時間/ワイナリー見学+試飲 約1時間
見どころ 原生のブナ林の自然美、後志産ブドウを使ったワインの味わい、ガイド付きで深まる知識
ブナ林トレイルとワイナリー体験の魅力

  • 原生のブナ林に包まれて歩く静かなトレイルは、四季折々の自然を肌で感じる癒やしの時間
  • 後志エリアのワイナリーでは、ぶどう畑の見学やワインづくりを間近で楽しむことができる
  • 自然に囲まれたロケーションで味わう地元ワインが、旅に豊かな余韻を添える贅沢なひととき

支笏洞爺国立公園の一角に広がる原生のブナ林は、春の芽吹きから秋の紅葉まで四季折々の表情が楽しめる自然の宝庫です。心地よい木漏れ日と静けさに包まれながらの散策は、心と体のリフレッシュにぴったりです。

周辺には地元ワイナリーが点在し、ぶどう畑の見学やワインづくりの工程を学べるプログラムも充実しています。敷地内でのテイスティングでは、後志産ならではの風味をじっくり味わうことができます。

ガイド付きトレイルとワイン体験を組み合わせれば、自然と食の魅力を一度に堪能できる贅沢な時間に。北海道らしい大地の恵みを感じる、大人のための旅のひとときです。

道北エリア24選

続いて、道北エリアについてです。

道北エリアの「北海道で絶対行くべき場所」を一覧でまとめると以下の通り。順番に、観光スポットの魅力や絶対行くべき理由を紹介していきます!

道北エリア 絶対行くべき場所 観光の魅力
旭川・層雲峡・天人峡エリア 旭山動物園
  • ペンギンの水中トンネルなど行動展示が大人気
  • 冬はペンギン散歩、季節感あふれる催し
  • 地元グルメが楽しめる売店多数
大雪山旭岳ロープウェイ
  • 10分で標高差500mを登る爽快感
  • 高山植物や池めぐりの散策路完備
  • 冬は幻想的な自然現象が見られる
黒岳ロープウェイ
  • 7分間の空中散歩による迫力景観
  • 展望デッキや散策路で開放感あふれる眺望
  • 春夏秋冬で異なる自然景色が楽しめる
流星の滝・銀河の滝
  • 並ぶ流星・銀河の滝による絶景ペア滝
  • 双瀑台から峡谷全体を見渡せる
  • 駐車場完備で気軽に立ち寄れる
天人峡温泉
  • 渓谷に抱かれた源泉かけ流し温泉
  • 炭酸水素塩泉の保温効果あり
  • 足湯や滝散策路など設備充実
羽衣の滝
  • 高さ270m、7段構造の大迫力滝
  • 峡谷と断崖との絶景コラボレーション
  • 秋には紅葉との共演が楽しめる
神居古潭
  • 奇岩の渓谷と吊り橋による目を引く景観
  • 旧駅舎やSLなど鉄道遺構の歴史散策
  • アイヌ伝承の聖地としてのロケーション
大雪 森のガーデン
  • 丘陵地に咲く四季の花々の大花園
  • 家族連れでも楽しめる多彩な庭園
  • シェフ監修レストラン併設で本格食体験
富良野・美瑛近郊エリア ファーム富田
  • 広大なラベンダー畑と季節の花々
  • 無料で入場可能な園内
  • ショップやカフェで限定グッズが楽しめる
四季彩の丘
  • 色鮮やかな花畑のパノラマ風景
  • アルパカ牧場やバギー体験
  • 丘の上からの眺望が美しい
青い池
  • 神秘的な青色の水面
  • 立ち枯れのカラマツとの対比が幻想的
  • 季節や天候で色が変化
白ひげの滝
  • 溶岩層の隙間から流れ落ちる湧水
  • 青い川とのコントラストが美しい
  • 冬はライトアップも実施
パッチワークの路・パノラマロード
  • 美瑛らしい丘陵地帯の風景
  • 点在する人気スポット(ケンとメリーの木など)
  • ドライブしながら楽しめる
ノロッコ号
  • 開放感のあるトロッコ列車
  • 車窓から広がる花畑と田園風景
  • 夏限定の観光列車
ニングルテラス
  • 森に佇むログハウスの工芸ショップ
  • 夜のライトアップが幻想的
  • 手作り体験も充実
冬の熱気球・スノーアクティビティ
  • 熱気球で雪景色を空から一望
  • スノーモービルやラフティング体験
  • 天然温泉とのセットプランもあり
稚内・利尻・礼文・留萌エリア 宗谷岬
  • 日本最北端の地に立てる貴重な体験
  • サハリンを望む大パノラマ
  • 記念碑やモニュメントが並ぶスポット
宗谷丘陵(白い道)
  • 白い未舗装道と丘の緑の絶景
  • 北海道らしい広がる風景
  • 風車と大自然の調和
ノシャップ岬
  • 利尻富士と夕日の絶景
  • 水族館などの施設が隣接
  • 北の岬らしい荒々しい風景
稚内港北防波堤ドーム
  • 古代ローマ建築風の美しい構造
  • 映画やCMにも登場する人気ロケ地
  • 海辺を歩ける珍しい防波堤
利尻富士(利尻島)
  • 海に浮かぶ独立峰の姿
  • 整備された登山道
  • 島全体が美しい景観
桃岩展望台(礼文島)
  • 断崖と海の大パノラマ
  • 色とりどりの高山植物
  • 絶景のトレッキングコース
澄海岬(礼文島)
  • 青く澄んだ入り江と断崖の景観
  • 「レブンブルー」の透明な海
  • 静かで落ち着いた自然美
サロベツ湿原・道の駅
  • 日本三大湿原のひとつ
  • 湿原と利尻山の絶景を堪能
  • 地元グルメも楽しめる休憩地

旭山動物園

名称 旭川市旭山動物園
住所 〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
電話番号 0166-36-1104
営業時間 夏期は9:30~17:15(最終入園16:00)、
冬期は10:30~15:30(最終入園15:00)で、季節によって変わります。
入園料 高校生以上は1,000円、中学生以下は無料で入園できます。
アクセス(公共交通) JR旭川駅前6番のりばから旭川電気軌道バス41番・47番に乗車し、約40分で到着します(運賃500円)。
アクセス(車) 道央道の旭川北ICから約20分、旭川空港からは車で約25分ほどです。
駐車場 正門や東門周辺に無料駐車場が整備されており、民間の有料駐車場もあります。
旭山動物園の魅力

  • まるで空を飛ぶように泳ぐペンギンを見上げる水中トンネルの迫力体験
  • 雪の中をよちよち歩くキングペンギンの姿に癒される冬限定の名物散歩
  • 命の大切さを伝える展示やふれあい体験から学べる動物との心の交流

北海道旭川市にある旭山動物園は、日本最北に位置する本格的な動物園です。行動展示を取り入れた展示スタイルが特徴で、ペンギンが泳ぐ様子を下から見られる水中トンネルや、アザラシが自在に泳ぐ円柱型の水槽など、動物たちの自然な姿を間近に観察できます。

園内はコンパクトにまとまっており、季節ごとに異なる楽しみ方ができるのも魅力です。夏は緑に囲まれた中で、冬は雪景色の中を歩くペンギンの姿が人気を集めています。特に冬の「ペンギンの散歩」は、子どもから大人まで心を癒される名物イベントです。

食事処やお土産売り場も充実しており、旭川ラーメンや北海道名物のザンギなど、ご当地グルメも楽しめます。動物との距離が近く、命のぬくもりを感じられる場所として、多くの来園者に親しまれています。

大雪山旭岳ロープウェイ

名称 大雪山旭岳ロープウェイ
住所 〒071-1472 北海道上川郡東川町旭岳温泉
電話番号 0166-68-9111
運行区間と所要時間 標高約1,100メートルの山麓駅から1,600メートルの姿見駅までを約10分で運行。距離はおよそ2.3キロメートルで、定員101名のゴンドラが利用されます。
運行時間 夏季は8:30~17:30を中心に運行。季節によって時間が異なるため、詳細は公式サイトでの確認がおすすめです。
料金(往復) 6月1日?10月20日は大人3,200円・小人1,600円、10月21日?5月31日は大人2,400円・小人1,600円となっています。
アクセス(公共交通) JR旭川駅から「いで湯号」バスに乗車し約70分。「旭岳ロープウェイ」バス停で下車すると、すぐ目の前が乗り場です。
アクセス(車) 道央自動車道・旭川鷹栖ICからはおよそ60キロ、所要時間は1時間半程度。道中の景色も見どころです。
駐車場 山麓駅前に有料駐車場(約150台/1日500円)、近隣のビジターセンターには無料駐車場も完備されています。

※気象条件により運休の場合があるため、事前の確認をおすすめします。

大雪山旭岳ロープウェイの魅力

  • 標高1,100メートルから1,600メートルへ、約10分で一気に登る空の絶景旅
  • 山頂に広がる散策路では、高山植物や火口湖・姿見の池を巡る自然体験
  • 冬限定で現れるパウダースノーやダイヤモンドダストなど幻想的な光景

大雪山旭岳ロープウェイは、旭岳温泉から標高1,600メートルの姿見駅までをおよそ10分で結ぶ空の旅が楽しめる観光ロープウェイです。大雪山の自然を一望できるゴンドラは、101人乗りのゆったりとした造りで、四季折々の風景が広がります。

夏期は15分ごと、冬期は20分ごとに運行されており、利用者が安心して計画を立てられるよう、公式サイトで運行情報が更新されています。高山植物が咲き誇る初夏や紅葉が美しい秋、さらには雪に包まれる冬と、どの季節も魅力的です。

終点の姿見駅周辺には整備された散策路があり、気軽に大自然の中を歩けます。標高が高い場所ながらアクセスも良好で、登山に慣れていない人や家族連れでも楽しめる観光地です。

黒岳ロープウェイ

名称 黒岳ロープウェイ/黒岳リフト
住所・電話 〒078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡
電話:01658-5-3031
運行区間と所要時間 層雲峡駅から黒岳五合目駅まで、全長約2.3kmを約7分で結ぶゴンドラ。標高差は約630mで、最大101名が乗車可能です。
リフト情報 黒岳五合目から七合目まではリフトで移動可能。所要時間は夏期片道約15分、冬期は約9分です。
料金(往復) ロープウェイ:大人3,000円、小人1,500円/リフト:大人1,200円、小人600円/セット券:大人3,900円、小人1,950円
営業時間 季節によって異なりますが、夏は早朝6:00から、冬は8:00から運行。詳しい時間は公式サイトで確認をおすすめします。
アクセス(公共交通) JR上川駅または旭川駅から道北バスで層雲峡行きへ。終点からは徒歩約3~5分で到着します。
アクセス(車) 旭川紋別自動車道・上川層雲峡ICから国道39号線を通っておよそ22km、所要は25分ほどです。
駐車場 層雲峡温泉エリア周辺に無料駐車場が複数あり、約60~180台まで駐車可能です。

※運行スケジュールや天候による変更もあるため、事前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

黒岳ロープウェイの魅力

  • 標高670メートルから1300メートルへ、約7分間で登る爽快な空中移動体験
  • 大雪山系を一望できる展望デッキと、五合目に整備された散策ルートの開放感
  • 高山植物が咲く春、鮮やかな紅葉の秋、雪化粧の冬が楽しめる四季の自然美

北海道・層雲峡の自然を堪能できる黒岳ロープウェイは、標高670メートルの層雲峡駅から1,300メートル地点の5合目まで、約7分で空中散歩を楽しめるゴンドラです。展望テラスからは、層雲峡渓谷や大雪山の山並みを一望できる開放的な風景が広がります。

春から夏は色とりどりの高山植物が咲き、秋は鮮やかな紅葉、冬は白銀の世界が広がるなど、季節ごとの表情も見逃せません。ロープウェイとリフトを使えば7合目までアクセス可能で、そこから山頂まではおよそ1時間。登山初心者にも親しまれているルートです。

運行は基本的に朝8時から日没まで。20分間隔で運転され、往復料金は大人3,000円。団体や障がい者向けの割引も用意されており、家族旅行にもおすすめの観光スポットです。

流星の滝・銀河の滝

名称 流星の滝・銀河の滝
所在地・電話 北海道上川郡上川町層雲峡
観光案内所:01658-5-3350
落差 流星の滝:約90m(男滝)、銀河の滝:約120m(女滝) 日本の滝百選選出
アクセス(公共交通) JR上川駅から道北バスで層雲峡まで約30分、滝見台下車すぐ
アクセス(車) 旭川紋別道・上川層雲峡ICから国道39号を経由して約30km・約30分
駐車場 無料駐車場150台分あり、売店「滝ミンタラ」併設
展望台情報 駐車場から斜面を約20分登ると「双瀑台」展望台に到達し、2つの滝を一望できます

※駐車場・売店は無料で利用でき、徒歩圏に展望台も整備されているため、気軽に訪れやすい景勝地です。

流星の滝・銀河の滝の魅力

  • 落差90メートルの流星の滝と120メートルの銀河の滝が並ぶ壮大な自然美
  • 20分ほど登った双瀑台から望む、峡谷に広がるふたつの滝の絶景パノラマ
  • 日本の滝百選にも選ばれた名所で、四季折々に変わる自然の表情が魅力

大雪山国立公園の層雲峡温泉街近くに位置する「流星の滝」と「銀河の滝」は、それぞれ異なる表情をもつ名瀑として知られています。高さ約90メートルから勢いよく流れ落ちる流星の滝と、白糸のように繊細に落ちる銀河の滝が並び、訪れる人を魅了します。

国道39号沿いに整備された駐車場から歩いてすぐ滝にアクセスでき、やや急な道を約20分登ると展望台「双瀑台」へ。ここからは、2本の滝を並んで見渡すことができる絶景ポイントが広がります。

駐車場は約150台分が用意されており無料で利用可能です。滝の近くには休憩スポット「滝ミンタラ」もあり、雄大な自然を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせます。

天人峡温泉

名称 天人峡温泉(てんにんきょうおんせん)
所在地 〒071-1400 北海道上川郡東川町天人峡温泉
泉質と効能 泉質は炭酸水素塩泉で、切り傷・冷え性・肌荒れなどに良いとされ、湯上がり後の保温効果も特徴です。
源泉温度 湧出温度はおおよそ43~54℃。湯は源泉かけ流しで利用されています。
アクセス(公共交通) JR旭川駅から道北バス「旭岳ロープウェイ」行きに乗車し約65分、終点から徒歩でアクセス可能です。
アクセス(車) 旭川空港から車で約45分、道央自動車道・旭川北ICからは約75分で到着します。
駐車場 施設付近に無料駐車場が完備されており、足湯「天女の湯」も併設されています。
周辺の見どころ 羽衣の滝や敷島の滝、柱状節理の断崖などが点在し、自然の中での散策も楽しめます。
天人峡温泉の魅力

  • 断崖と渓谷に囲まれた自然の中で、源泉かけ流しの湯に身を委ねる静かな時間
  • 湯冷めしにくく肌もしっとりと整う、体の芯から温まる炭酸水素塩泉の効果
  • 足湯「天女の湯」や滝を巡る散策コースで、自然と温泉を一緒に味わえる癒しの旅

大雪山国立公園の渓谷沿いにひっそりと佇む天人峡温泉は、1897年に開かれた歴史ある温泉地です。断崖絶壁に囲まれた秘境のような場所で、浴室からは渓流や柱状節理の岩肌を間近に望むことができます。

泉質は炭酸水素塩泉で、肌をなめらかに整え、体を芯から温めると評判です。切り傷や冷え性、肌荒れにも良いとされ、湯上がり後のぽかぽかとした感覚が長く続きます。

宿泊施設には日帰り入浴ができるところもあり、散策の合間に立ち寄るのもおすすめです。近くには羽衣の滝や敷島の滝もあり、自然と温泉を一度に楽しめる癒しのスポットです。

羽衣の滝

名称 羽衣の滝(はごろものたき)
所在地 〒071-1473 北海道上川郡東川町天人峡
滝の特徴 約270メートルの落差を誇る、7段構成の滝。日本の滝百選に選ばれ、天然記念物にも指定されています。
アクセス(車) 旭川空港からおよそ45分。旭川北インターからは約70分。公共交通機関は利用できません。
アクセス(徒歩) 天人峡温泉の駐車場から遊歩道を進み、登山道を片道80~90分ほど登ると滝見台に到着します。
駐車場 温泉街に無料駐車場があり、遊歩道入口までは徒歩で約200メートルです。
見どころ 秋には紅葉が滝と断崖を鮮やかに彩り、晴れた日には旭岳まで見渡せる絶景も楽しめます。
遊歩道の状況 例年6月から10月頃まで利用可能ですが、2024年は安全整備のため一時通行止めとなっています。再開時期は公式サイトで要確認です。
羽衣の滝の魅力

  • 北海道屈指の高さを誇る落差270メートル、七段にわたって流れ落ちる壮観な滝の姿
  • 断崖をすべるように流れる白い水の帯と、晴れた日には旭岳まで望める展望の開放感
  • 日本の滝百選にも名を連ね、秋には紅葉との共演が見られる絶景シーズンが訪れる

北海道・東川町の天人峡にある羽衣の滝は、落差およそ270メートルを誇る7段構成の名瀑で、日本の滝百選にも選ばれています。滝の名は、水の流れが絹の羽衣のようにたなびく姿から名づけられました。

見学には、天人峡温泉街から整備された遊歩道を経て滝見台を目指します。所要時間は片道で約80?90分。道中には原生林や柱状節理の岩壁が連なり、自然の造形美を味わいながら散策できます。

特に秋は紅葉とのコントラストが美しく、多くの観光客や写真愛好家が訪れる人気のシーズンです。駐車場は温泉街近くに整備されており、入口から遊歩道までは歩いてすぐの距離です。

神居古潭

名称 神居古潭(かむいこたん)
所在地 〒070-8005 北海道旭川市神居町神居古潭
料金・駐車場 入場無料。駐車場も完備されており、自由に利用可能です。
アクセス(車) JR旭川駅から車で約40分、旭川空港からは約50分の距離です。
アクセス(バス) 旭川駅から道北バス「留萌行き」に乗車し、「神居古潭」で下車。バス停からすぐの場所にあります。
見どころ 石狩川沿いに奇岩が連なる渓谷と、神居大橋をはじめとした景勝。旧駅舎やSL展示など、歴史の名残も楽しめます。
施設・散策情報 遊歩道やサイクリングロードが整備され、トイレやベンチなどの休憩施設も利用できます。
神居古潭の魅力

  • 石狩川の流れに削られた奇岩と渓谷が連なる、自然と伝説が息づく景勝地
  • 神居大橋から望む深い峡谷と急流が織りなす、迫力と静寂が交差する絶景
  • 国鉄時代の旧駅舎やSLが今も残る、歴史とノスタルジーが感じられる散策路

旭川市の南西部にある神居古潭(かむいこたん)は、「神の住む場所」という意味をもつアイヌ語に由来する景勝地です。石狩川がつくり出した渓谷には、不思議な形の岩が並び、古くから地元の人々に親しまれてきました。旭川八景のひとつにも選ばれた、美しい自然が広がる場所です。

渓谷にかかる吊り橋「神居大橋」を渡ると、国鉄時代の駅舎やSL蒸気機関車が残されており、明治から続く鉄道の歴史にも触れられます。ノスタルジックな雰囲気の中を歩くひとときは、旅の記憶に残ることでしょう。

春には桜が咲き、夏は緑に包まれ、秋は色鮮やかな紅葉、冬は静かな雪景色。四季折々の表情を見せる神居古潭は、自然と歴史を同時に楽しめる貴重なスポットです。

大雪 森のガーデン

名称 大雪 森のガーデン
所在地 〒078-1721 北海道上川郡上川町字菊水841-8
営業期間・時間 営業は4月下旬から10月中旬まで。開園時間は9:00~17:00(最終入園16:00)で、期間中は休まず営業しています。
入園料・駐車場 大人1,000円、中学生500円、小学生以下は無料。駐車場は無料で、乗用車100台・バス10台分のスペースがあります。
アクセス(車) 旭川紋別自動車道「上川層雲峡IC」から車で約10分。道中の山並みも美しく、ドライブに最適です。
アクセス(公共交通) JR上川駅前「森のテラス」から、夏季は無料シャトルバス(6月1日~9月29日)を1日4便運行しています。
見どころ・園内構成 「森の花園」「森の迎賓館」「遊びの森」の3つのゾーンに分かれ、それぞれ趣の異なる景観が楽しめます。
施設情報 敷地内には三國清三シェフ監修のレストランや、軽食カフェ、ショップなども充実しており、ゆったりと過ごせます。
大雪 森のガーデンの魅力

  • 大雪山のふもとに広がる自然豊かな丘陵地で、約900種の花が咲く季節の彩り
  • 散策や休憩にぴったりなゾーン設計で、花を愛でながら楽しめる多彩なガーデン空間
  • 地元食材を使った料理が味わえる三國清三シェフ監修のレストランで過ごす特別な時間

大雪山系のふもとに広がる「大雪 森のガーデン」は、北海道の自然を感じながら季節の草花を楽しめるガーデン施設です。森の花園やウェルカムガーデンなどテーマ別に整えられた庭が点在し、初夏から秋にかけて約1,000種の花々が訪れる人を出迎えます。

園内には散策路が丁寧に整備され、子ども連れでも安心して歩けるのが魅力です。夏は涼風に包まれ、秋には美しい紅葉が広がります。自然と調和したデザインの空間で、のんびりとした時間を過ごせます。

敷地内には、有名シェフ・三國清三氏が監修したレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」や、軽食やスイーツが楽しめるカフェ、ガーデンショップも併設されており、一日を通して楽しめるスポットです。

### ◆富良野・美瑛近郊エリア

ファーム富田

名称 ファーム富田
住所 〒071-0704 北海道空知郡中富良野町基線北15号
電話番号 0167-39-3939
営業時間 8:30~17:00(時期により変動あり、6~7月は延長の場合あり)
定休日 基本的に年中無休(冬季は一部施設が閉館となることがあります)
入場料 無料
駐車場 敷地内に約500台分の無料駐車スペースを完備
車でのアクセス 旭川空港からおよそ45分。札幌・新千歳空港方面からは高速道路経由で約2時間30分
鉄道でのアクセス JR富良野線「ラベンダー畑駅」から徒歩約7~8分(夏季限定の臨時駅)
バスでのアクセス ふらのバス「中富良野」停留所から徒歩約25分。タクシー利用で5分程度
ファーム富田の魅力

  • ラベンダーイースト一面に広がる紫の絨毯。雄大な景色が心に残る絶景スポット。
  • 倖の畑に咲き揃う4品種のラベンダー。濃淡の美しいグラデーションが印象的。
  • 香水やラベンダーオイルの製造工程を間近で見られる、学びと発見の体験型施設。

北海道中富良野町にあるファーム富田は、ラベンダーの名所として広く知られている花の観光スポットです。敷地内には「森の彩りの畑」や「花人の畑」など、趣の異なる12の花畑が広がり、夏には一面に咲くラベンダーが訪れる人々を魅了します。

見頃は6月下旬から7月中旬で、香り豊かな「おかむらさき」など、品種によって少しずつ開花時期が異なるのも特徴です。温室では通年花を楽しめるため、季節を問わず彩りある風景に出会えます。

また、「香水の舎」や「ドライフラワーの舎」といった施設も併設されており、ラベンダーを使ったソフトクリームや香水などのオリジナル商品も人気です。花と香りに包まれたひとときをのんびり過ごせます。

四季彩の丘

名称 展望花畑 四季彩の丘
住所 〒071-0473 北海道上川郡美瑛町新星第三
電話番号 0166-95-2758
営業時間 【1~4月】9:10~17:00/【5月・10月】8:40~17:00/【6~9月】8:40~17:30/【11~12月】9:10~16:30
定休日 12月31日・1月1日は休園。レストランは水曜定休。
入場料 7~9月は高校生以上500円、小中学生300円(未就学児無料)。その他の季節は無料。
駐車場 普通車約300台、大型バス30台分を用意。6~9月は1台あたり500円。
アクセス(車) 道央自動車道・旭川北ICまたは鷹栖ICより国道237号経由で約45~50分。
アクセス(鉄道) JR富良野線「美馬牛駅」より徒歩約25分。「美瑛駅」からは車で約12分。
アクセス(バス・その他) 美瑛駅・美馬牛駅よりタクシー利用可能。観光シーズンは混雑に注意。
四季彩の丘の魅力

  • 広大な15ヘクタールに咲き誇る30種類以上の花々が描く、美瑛らしい色彩の風景。
  • ノロッコ号やバギーで巡る丘の旅。花畑越しに望む大雪山連峰の眺望も格別。
  • ふれあいが楽しめるアルパカ牧場や、冬限定のスノーモービル体験など季節の魅力。

展望花畑 四季彩の丘は、美瑛のなだらかな丘陵地に広がる広大な花畑が魅力の観光スポットです。約15ヘクタールの敷地に、春のチューリップ、夏のラベンダーやひまわり、秋のコスモスなど、四季折々の花が咲き誇ります。

園内では「ノロッコ号」や「トラクターバス」に乗ってゆったりと花畑を巡ることができ、美瑛らしい起伏に富んだ風景を間近に感じながら楽しめます。

アルパカ牧場では餌やり体験も可能で、子ども連れの家族にも人気です。冬にはスノーモービル体験も実施されており、季節ごとに異なる楽しみ方ができる場所です。

青い池

名称 白金青い池(しろがねあおいけ)
住所 北海道上川郡美瑛町白金
電話番号 0166-92-4321(美瑛町商工観光交流課)
営業期間 年間を通して見学可能。駐車場は5~10月は7:00~19:00、11~4月は8:00~21:30に利用可能。
駐車場 普通車220台、大型バス20台が駐車可能。普通車は1回500円、バイクは100円、大型バスは2,000円。
アクセス(車) JR美瑛駅から車で約20分。旭川市街からは国道237号線経由でおよそ40分。
アクセス(バス・徒歩) 道北バス「白金青い池」停留所下車すぐ。美瑛駅からの便を利用可能。
ライトアップ 毎年10月下旬から4月下旬にかけて夜間ライトアップを実施。期間中は21時頃まで点灯、年末年始は深夜2時まで延長。
青い池の魅力

  • 火山災害対策から偶然生まれた、青く澄んだ水面と立ち枯れの木が描く幻想的な風景。
  • 水中の微粒子が光を散乱させることで生まれる、季節や天候で変化する神秘的な青。
  • 冬季限定のライトアップでは、雪景色とともに浮かび上がる静けさと美しさの共演。

美瑛町白金に位置する「青い池」は、十勝岳の火山対策として造られた堰堤の副産物として誕生した美しい人工池です。池の水が青く見える理由は、水中に含まれる微粒子が太陽光を反射するためで、立ち枯れたカラマツとともに幻想的な風景をつくり出しています。

季節ごとに表情が大きく変わるのも魅力で、春から夏にはコバルトブルーの水面が新緑と調和し、秋には紅葉とのコントラストが見事です。冬には雪に包まれた静かな景色が広がり、夜にはライトアップも実施されます。

池の周辺には遊歩道が整備されており、天候や時間帯によって色味が変わる水面を間近で眺めながら、ゆったりと散策を楽しめます。自然の静けさと美しさに触れられる特別な場所です。

白ひげの滝

名称 白ひげの滝(しらひげのたき)
住所 北海道上川郡美瑛町白金
電話番号 0166-92-4378(美瑛町観光協会)
観賞時間 24時間いつでも見学可能。駐車場も年中無休で利用できます。
駐車場 白金観光センター前に普通車22台分の無料スペースを完備。
アクセス(車) JR美瑛駅から車で約30分。旭川空港方面からは国道237号線経由で約40分。
アクセス(バス) 道北バス「びえい白金温泉」停留所で下車後、徒歩約3分。
見どころ 断崖から地下水が流れ落ち、白ひげのように見える滝。ブルーリバー橋から全体を一望できます。
冬の魅力 滝は冬でも凍らず流れ続け、雪景色や樹氷と重なる姿は幻想的な美しさを放ちます。
白ひげの滝の魅力

  • 断崖から幾筋にも分かれて流れ落ちる地下水が、白ひげのように見える美しい滝の姿。
  • コバルトブルーの美瑛川と重なり合う風景は、ブルーリバー橋からの眺めが特に印象的。
  • 冬の夜に行われるライトアップでは、滝と雪景色が幻想的に浮かび上がる静かな絶景。

美瑛町白金温泉郷に位置する「白ひげの滝」は、地下水が断崖から流れ落ちる珍しいタイプの滝です。岩の割れ目から幾筋もの水が白髪のように広がり、滝壺では青く澄んだ美瑛川と美しく重なり合います。周囲の自然と調和した静かな景観が、訪れる人の心を和ませます。

滝はおよそ30メートルの高さから落ち、豪快さよりも繊細な美しさが際立つのが特徴です。季節によって表情を変え、秋の紅葉や冬の雪景色ともよく映えます。特に冬のライトアップでは、凍った滝と青い川のコントラストが幻想的な世界を演出します。

観賞スポットとして整備された「ブルーリバー橋」からは、滝全体を一望できます。美瑛観光の合間に立ち寄るにはぴったりの場所で、自然が創り出した静寂と美しさにじっくりと触れられるひとときが待っています。

パッチワークの路・パノラマロード

名称 パッチワークの路/パノラマロード
住所 北海道上川郡美瑛町(北美瑛?美馬牛周辺)
電話番号 0166-92-4378(美瑛町観光協会)
利用情報 通行自由。年中無休で、どの季節でも散策やドライブが可能です。
アクセス(車) JR美瑛駅から車でおよそ5~7分。旭川空港からは国道237号経由で約30分。
アクセス(公共交通) JR富良野線「美瑛駅」または「美馬牛駅」下車後、タクシーで約10分程度。
見どころ 丘陵地に広がる色とりどりの畑が織りなす景観と、「ケンとメリーの木」などの印象的なスポット。
展望スポット 新栄の丘や三愛の丘からは、十勝連峰を背景に広がるパノラマ風景を堪能できます。
パッチワークの路・パノラマロードの魅力

  • 丘一面に広がる畑の模様が織物のように見える、美瑛ならではの絶景風景。
  • 十勝連峰を望む高台から、四季折々のパノラマが楽しめる爽快なドライブコース。
  • 「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」など、写真映えする人気の撮影スポット。

美瑛町の丘陵地を巡る「パッチワークの路」と「パノラマロード」は、四季折々の風景が楽しめる人気のドライブルートです。畑や草原が織りなす風景は、まるで色彩のパッチワークのように広がり、道沿いにはポプラの木や「セブンスターの木」など、個性的な一本木が点在しています。

なだらかな丘を登っていくと、「新栄の丘展望公園」や「拓真館」などのビュースポットがあり、十勝連峰を背景に広がる360度のパノラマが楽しめます。地元写真家の作品が展示されたギャラリーも見どころのひとつです。

春は小麦畑の緑、夏は花畑の鮮やかさ、秋は収穫を控えた黄金色の畝が広がり、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。季節ごとの美瑛の魅力を感じられる特別なルートです。

ノロッコ号

名称 富良野・美瑛ノロッコ号/ラベンダー畑駅
住所(駅) 〒071-0704 北海道空知郡中富良野町基線北15号
電話番号 0167-39-3939(ファーム富田代表)
運行期間 2025年は6月7日から9月15日までの土・日・祝日および指定日に運行
停車駅 旭川・美瑛・美馬牛・上富良野・ラベンダー畑・中富良野・富良野の各駅に停車
時刻例 1号:旭川発10:00 → 美瑛10:30 → ラベンダー畑11:15 → 富良野着11:40(例年目安)
アクセス(駅→農場) ラベンダー畑駅からファーム富田までは徒歩でおよそ7?8分
座席・サービス 自由席と一部指定席を用意。記念スタンプや乗車証明書の配布あり
魅力 窓のない開放的なトロッコ車両で風を感じながら、夏のラベンダー畑を間近に楽しめる特別な体験
ノロッコ号の魅力

  • 開放感のあるトロッコ車両で風を感じながら、富良野・美瑛の風景を楽しめる列車旅。
  • 夏の観光シーズン限定で開設される「ラベンダー畑駅」から徒歩で花畑にアクセス可能。
  • 乗車記念スタンプや証明書が用意されており、旅の思い出に残る嬉しいサービス。

富良野・美瑛エリアを走る観光列車「ノロッコ号」は、ゆっくりとしたスピードで走る展望列車です。車窓からはラベンダー畑や広がる麦畑など、北海道らしい風景が広がり、風を感じながら特別な時間を過ごすことができます。

途中停車する「ラベンダー畑駅」は、夏の観光シーズン限定で開設される臨時駅です。ファーム富田へは駅から徒歩7?8分と近く、車がなくても気軽に訪問できるのがうれしいポイントです。

ノロッコ号は毎年6月から9月の土日祝を中心に運行され、指定席がある日もあります。乗車記念スタンプや限定グッズの販売もあり、旅の思い出をより深めてくれる観光列車です。

ニングルテラス

名称 ニングルテラス
住所 〒076-8511 北海道富良野市中御料(新富良野プリンスホテル敷地内)
電話番号 0167-22-1111(新富良野プリンスホテル代表)
営業時間 7~8月は10:00~20:45、その他の時期は12:00~20:45(店舗により異なり不定休あり)
入場料 無料
駐車場 あり(ホテル共用)/無料で利用可能
アクセス(車) JR富良野駅から車で約10分。三笠ICから国道経由で約60~75分。
アクセス(公共交通) JR富良野駅からタクシーで約10分。
体験内容 キャンドル作りや万華鏡など、各工房で楽しめる手作り体験が充実。
ライトアップ 夕方から夜にかけて、木道とログハウスが柔らかな光に照らされる幻想的な演出。
ニングルテラスの魅力

  • 静かな森にたたずむ15棟のログハウスで、木の温もりと手仕事の美しさに触れられる空間。
  • 夕方以降には木道や建物が優しくライトアップされ、幻想的な森の風景が広がる演出。
  • キャンドルや紙細工などのクラフト体験ができる工房が並び、ものづくりの楽しさを満喫。

富良野市にある「ニングルテラス」は、新富良野プリンスホテルの敷地内に広がる木造の小さな工房が並ぶショッピングスポットです。森の中に点在する15棟のログハウスでは、地元作家が手がける木工雑貨やキャンドル、革小物など、温かみのあるアイテムに出会えます。

昼間は木漏れ日の中を散策しながらゆっくりと見て回れ、夜には木道やログハウスがライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。ロマンチックな空間はカップルにも人気があります。

冬には雪景色と灯りが織りなす静かな美しさが際立ち、季節を問わず訪れる価値のある場所です。宿泊者以外でも利用できるため、観光の合間に立ち寄るのにもちょうどよいスポットです。

冬の熱気球・スノーアクティビティ

名称 レジャーガイド 遊び屋(冬のスノーアクティビティ)
住所 〒076-0035 北海道富良野市字学田三区4746番地
電話番号 0167-22-0534
開催期間 12月上旬~3月下旬(各アクティビティにより異なる)
熱気球体験 早朝の冷え込みを利用して行われる空中散歩。上空から富良野の雪景色を一望可能。
スノーモービル 初心者向けからロングツアーまで選択可能。ガイド同行で安心して楽しめる。
その他のアクティビティ スノーラフティング、わかさぎ釣り、スノーシュー体験など多彩なプログラムを用意。
アクセス(車) 旭川空港から車で約75分、富良野市街から約10分。
アクセス(公共交通) JR富良野駅よりタクシーで約10分。送迎希望の場合は前日18時までに要予約。
駐車場 敷地内に無料駐車場あり(約100台収容可能)
受付時間 冬季は朝7:00~夜21:00まで対応(予約制)
冬の熱気球・スノーアクティビティの魅力

  • 白銀の雪原と十勝岳連峰を見渡す、澄んだ空気の中で楽しむ熱気球の空中散歩。
  • 初心者でも安心して参加できる、選べる距離のスノーモービルツアーとガイド同行のサポート。
  • 氷上のわかさぎ釣りやスノーシュー、ラフティングなど、多彩な冬のアウトドア体験。

富良野の冬を満喫できるアクティビティは、澄んだ空気と雪景色の中で楽しめる特別な体験が揃っています。中でも早朝に行われる熱気球フリーフライトは、地上約20メートルの上空から広がる白銀の大地と十勝岳連峰を望むことができ、静かな空中散歩を楽しめます。

スノーモービルは距離や所要時間によって複数のコースが用意されており、初心者から経験者まで自分に合ったペースで雪原を走る爽快感が味わえます。ガイドが同行するため、安全面も安心です。

そのほか、氷上のわかさぎ釣りやスノーシュートレッキング、ラフティング、バナナボートなど多彩な体験が充実しています。天然温泉やランチがセットになったプランもあり、家族や友人との思い出作りにぴったりです。

宗谷岬

名称 宗谷岬
住所 〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬
電話番号 0162-23-6468(稚内市役所 観光交流課)
営業時間 終日開放(散策自由)
定休日 なし
アクセス(公共交通) JR稚内駅前から宗谷バス「天北宗谷岬線」に乗車し、「宗谷岬」停留所で下車。所要約50分。
アクセス(車) JR稚内駅から国道238号線を経由して車で約40?50分。道央自動車道・士別剣淵ICからは約4時間。
駐車場 あり(約72台分の無料駐車スペースを完備)
見どころ 日本最北端の地碑をはじめ、間宮林蔵像、祈りの塔などのモニュメントが点在。海の向こうにサハリンを望めるロケーションも魅力。
宗谷岬の魅力

  • 北緯45度31分22秒、日本最北端に立つという特別な体験ができ、晴天時にはサハリンを遠望できる絶好のロケーション
  • 平和公園に設けられた「祈りの塔」や記念の鐘などが、訪れる人に静かな感動と平和への願いを届けてくれる場所
  • 宗谷岬流氷館では真夏でも氷点下の世界が楽しめ、日本最北端到達証明書がもらえる思い出づくりにもぴったり

北海道最北端に位置する宗谷岬は、北緯45度31分22秒の地にあり、天気が良い日には遠くサハリンの姿を望むことができます。日本最北端を示す記念碑や、間宮林蔵の銅像が建つこの場所は、旅の思い出に残る写真スポットとしても人気があります。

岬のまわりには、平和への願いが込められた公園が広がり、「祈りの塔」や「音楽碑」などが点在しています。初夏にはアルメリアの花が一面に咲き、岬の風景にやさしい彩りを添えてくれます。

さらに、近くには宗谷岬流氷館があり、真夏でも氷点下の空間を体験できます。観光の合間に立ち寄って、涼を感じながら宗谷の自然に触れてみてはいかがでしょうか。

宗谷丘陵(白い道)

名称 宗谷丘陵(白い道)
住所 〒098-6755 北海道稚内市宗谷村字宗谷
電話番号 0162-23-6468(稚内市観光交流課)
営業期間 通年開放。ただし11月?5月上旬頃は雪の影響により通行止めとなる場合あり
アクセス(車) JR稚内駅からおよそ1時間。稚内空港からは約30分、宗谷岬からは車で10分程度の距離
アクセス(バス) JR稚内駅前から宗谷バス「天北宗谷岬線」に乗車、「宗谷」停留所で下車後、徒歩5分ほど
駐車場 宗谷岬公園の駐車場を利用可能。約30台分が用意されており、無料で利用できます
特徴 約3kmにわたってホタテの貝殻を敷き詰めた白い散策路。風車やオホーツク海、利尻山の眺めも魅力
その他 稚内フットパスのコースにも含まれており、野鳥やエゾシカと出会える自然とのふれあいも楽しめます
宗谷丘陵(白い道)の魅力

  • 砕いたホタテ貝の白さが印象的な全長3kmの散策路。足に優しい歩き心地と自然との調和が魅力
  • 丘陵に広がるオホーツク海や利尻山の眺望、白い風車の風景が北海道らしい壮大なスケールを演出
  • 稚内フットパスの一部として整備され、牧草地や野鳥の姿にも出会える自然派にうれしい散策コース

宗谷丘陵にある「白い道」は、ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた全長約3キロの散策路です。足元には白くやわらかな道が続き、空と海の青、草原の緑とのコントラストが美しい風景を生み出しています。

晴れた日には遠くに利尻山やサハリンを望むことができ、丘陵には白い風車がずらりと並び、北海道らしい雄大な景色が広がります。観光客はもちろん、地元の人にも親しまれている絶景スポットです。

道沿いには牧草地が広がり、運が良ければエゾシカや野鳥と出会えることもあります。歩いても自転車でも楽しめるため、自然に触れながらのんびり過ごすのにぴったりの場所です。

ノシャップ岬

名称 ノシャップ岬
住所 〒098-6671 北海道稚内市ノシャップ2丁目
電話番号 0162-23-6468(稚内市観光交流課)
営業時間/定休日 終日自由に散策可能ですが、冬期は天候や除雪状況により通行が制限される場合があります
アクセス(公共交通) JR稚内駅前から宗谷バス「市内線」「坂の下線」などを利用し約10分。「ノシャップ」停留所から徒歩約5分
アクセス(車) JR稚内駅から車で約10分、稚内空港からは国道経由でおよそ35分とアクセスも良好です
駐車場 無料駐車場あり(約20台分)。周辺施設の利用にも便利なロケーションです
見どころ 利尻富士や礼文島を望む広大な眺望、夕陽に染まる水平線が人気。稚内灯台やイルカモニュメント、水族館や科学館も近接し、家族で楽しめます
ノシャップ岬の魅力

  • 岬の名はアイヌ語の「ノッ・シャム」に由来し、突き出た地形が特徴の稚内ならではの景観が魅力
  • 利尻富士や礼文島を望む大パノラマと、日没時に海と空が染まる美しい夕景が訪れる人を魅了
  • 高さ42.7メートルの稚内灯台やイルカのモニュメント、水族館や科学館など見どころも充実した散策スポット

ノシャップ岬は、北海道稚内市の西端に位置し、宗谷海峡を一望できる風光明媚な場所です。天気の良い日には、海の向こうに利尻富士や礼文島の姿をはっきりと見ることができ、特に夕暮れ時の風景は訪れる人の心を打ちます。

岬の名前は、アイヌ語で「顎のような岬」を意味する「ノッ・シャム」に由来しています。岬の先には稚内灯台がそびえ、イルカのモニュメントや平和祈念の碑も設置されており、散策にもぴったりのエリアです。

また、すぐ近くにはノシャップ寒流水族館や青少年科学館もあり、天候に左右されずに楽しめます。市街地からのアクセスも良く、JR稚内駅から車やバスで10分ほどの距離にあるため、家族連れにもおすすめです。

稚内港北防波堤ドーム

名称 稚内港北防波堤ドーム
住所 〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目2-2
電話番号 0162-23-6468(稚内市観光交流課)
営業時間・料金 通年開放・見学無料
アクセス(公共交通) JR稚内駅から徒歩およそ5~10分。駅を出て海側へ向かうとドームの姿が見えてきます。
アクセス(車) 稚内空港からは車で約30分。道央道・士別剣淵ICからは国道経由で約3時間半の道のりです。
駐車場 周辺に無料駐車スペースあり(しおさいプロムナード近く)
見どころ 全長427m・高さ14mの巨大アーチと70本の柱が並ぶ独特の構造美。北海道遺産にも認定され、散策路から望む日本海の景色も見応えがあります。
稚内港北防波堤ドームの魅力

  • 全長427メートル、高さ14メートルの大アーチが続く圧倒的なスケール感。古代建築を思わせる迫力ある風景
  • 1936年の完成以来、風や波から港を守り続ける現役の構造物。北海道遺産と土木遺産に登録される貴重な建築物
  • 独特のデザインは映画やCMのロケ地にも多く使われ、撮影スポットとしても注目される人気の観光名所

稚内港北防波堤ドームは、高さ約14メートル・長さ約427メートルにわたって続く柱廊が特徴で、古代ローマの回廊を思わせる重厚な雰囲気を漂わせています。整然と並んだ70本の柱がつくるアーチは、訪れる人を非日常の世界へと誘います。

1936年に完成したこの構造物は、強風や高波から人や桟橋を守るために設計されたものです。設計を手がけたのは、築港技師の土谷実氏。現在では北海道遺産、そして土木学会選奨土木遺産にも登録されています。

防波堤としての機能は今も健在ですが、周囲は整備され、市民や観光客の憩いの場にもなっています。映画やCMのロケ地としても人気があり、フォトスポットとしてもおすすめです。

利尻富士(利尻島)

名称 利尻富士(利尻山)
住所 北海道利尻郡利尻富士町および利尻町
標高 1,721メートル(日本百名山の最北峰)
電話番号 0163-82-1114(利尻富士町観光協会)
アクセス(船) 稚内港からフェリーで約1時間40分、礼文島からは鴛泊港まで約40分
アクセス(空路) 新千歳空港・丘珠空港から利尻空港への直行便あり(季節運航)。空港到着後は車で各登山口へ
登山口への移動 鴛泊港から徒歩約1時間で鴛泊登山口へ。宗谷バス利用で沓形ルート入口へもアクセス可能
駐車場 鴛泊登山口付近に駐車場あり(約15台分)
見どころ 山頂からの360度の絶景、高山植物の群生(例:リシリヒナゲシ)、姫沼・オタトマリ沼の“逆さ利尻富士”
利尻富士(利尻島)の魅力

  • 標高1,721メートルの秀峰が島の中心にそびえ立ち、どこからでもその雄姿を望める「海に浮かぶ富士」
  • 夏の登山道には可憐な高山植物が咲き並び、姫沼やオタトマリ沼では“逆さ富士”の絶景が楽しめるスポット
  • 国立公園に指定された島内では、登山や散策、湿原の自然観察など、多彩なアクティビティを満喫できる

利尻富士は、標高1,721メートルの利尻山を指し、その整った円錐形から「海に浮かぶ富士」とも呼ばれる美しい山です。利尻島の中心にそびえ、島内のどこからでもその姿を望めるほどの存在感があります。

山のふもとや登山道には高山植物が数多く咲き誇り、夏の登山シーズンには可憐な花々が道中を彩ります。また、姫沼やオタトマリ沼では、水面に映る“逆さ富士”を楽しめる人気スポットもあります。

利尻島は「利尻礼文サロベツ国立公園」の一部に指定されており、登山以外にも湿原や沼の散策など、自然とのふれあいを楽しめる場所が点在しています。観光だけでなく、心を癒す旅先としてもおすすめです。

桃岩展望台(礼文島)

名称 桃岩展望台
住所 北海道礼文郡礼文町香深元地
電話番号 0163-86-1001(礼文町産業課)
営業時間/定休日 終日開放(11月~3月は散策路の整備状況により一部通行制限あり)
アクセス(公共交通) 香深港フェリーターミナルから宗谷バスで約8分、「桃岩登山口」下車後、徒歩でおよそ20~30分
駐車場 展望台近くに無料駐車場あり(約10台分)
特徴 標高約225メートルの尾根に位置し、桃岩と猫岩を一望できる展望台。周辺には天然記念物に指定された高山植物の群落が広がる
周辺情報 展望台を含む散策路は全長約5~6km。元地灯台まで続く人気のトレッキングコースとして知られ、断崖や海岸線の景色も楽しめる
桃岩展望台(礼文島)の魅力

  • 展望台から望むのは、桃の形をした桃岩と猫岩が並ぶダイナミックな景観。島ならではの風景美
  • 色とりどりの高山植物が咲き誇る「花の浮島」礼文島らしい風景が広がる、希少なフラワートレイル
  • 断崖と海岸線が続く全長約6.4kmの散策路は、島の自然をじっくり味わえる人気のトレッキングルート

礼文島の西海岸に位置する桃岩展望台は、標高およそ200メートルの尾根から見渡す絶景が魅力です。名前の由来となった「桃岩」や、猫のような形の「猫岩」が並ぶ独特の風景が広がり、見る人の目を引きつけます。

この展望台は、高山植物の観察地としても知られており、6月から8月にかけては色とりどりの花が咲き誇ります。中でもレブンウスユキソウなど、礼文島ならではの植物が多く、花の島を実感できる場所です。

アクセスは香深港からバスで約8分、「桃岩登山口」停留所で下車し、徒歩約20分で展望台に到着します。元地灯台まで続く約6.4kmのトレッキングコースの途中にもなっており、散策とともに自然の魅力をたっぷり味わえます。

澄海岬(礼文島)

名称 澄海岬(すかいみさき)
住所 北海道礼文郡礼文町船泊西上泊
電話番号 0163-86-1001(礼文町産業課)
営業時間・料金 見学自由・入場無料(終日利用可)
アクセス(公共交通) 香深港フェリーターミナルから宗谷バス「スコトン岬行き」に乗車し約50分、「浜中」停留所で下車後、徒歩で約40分
駐車場 展望スペース付近に無料駐車場あり(おおよそ20台収容可能)
特徴 湾を囲むような地形と、コバルトブルーに輝く澄んだ海が織りなす絶景。断崖と青い海のコントラストが魅力
周辺情報 岬めぐりトレッキングコースの後半に位置し、断崖の上を歩く道中では高山植物の群生や壮大な海の景色が広がる
澄海岬(礼文島)の魅力

  • 弓なりの入り江と断崖が織りなす迫力ある地形に、海の透明度が際立つ澄みきった青の景観
  • 夏の陽射しに照らされた海が、深い翡翠色へと変化し、思わず見とれるほどの美しさを感じられる場所
  • 人気の岬めぐりコースの終盤に位置し、ダイナミックな自然を楽しめるトレッキングルートとしてもおすすめ

澄海岬(すかいみさき)は、礼文島の西側に位置する人気の景勝地です。澄んだ海と入り江が織りなす青のグラデーションは、まさに「レブンブルー」と呼ぶにふさわしく、海底が見えるほどの透明度が特徴です。

展望台からは、弧を描くような入り江の地形や、切り立った断崖が一望できます。晴れた日には、海と空の青さが溶け合い、断崖の斜面には高山植物が咲き、彩りを添えてくれます。写真映えする風景としても知られています。

アクセスは香深港から宗谷バスに乗り「浜中」停留所で下車、そこから徒歩で約40分。岬めぐりコースの終盤にあり、トレッキングの締めくくりに立ち寄る人も多いスポットです。自然の美しさを静かに楽しみたい方におすすめです。

サロベツ湿原・道の駅

名称 サロベツ湿原・サロベツ湿原センター(道の駅併設)
住所 〒098?4100 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662
電話番号 0162-82-3232(サロベツ湿原センター)
営業時間/休館日 5~10月:9時~17時/無休
11~4月:10時~16時/月曜定休(祝日の場合は翌日休館)、年末年始休館
料金 入館無料
駐車場 無料(50~62台収容)
アクセス(公共交通) JR豊富駅から沿岸バス稚咲内行きで約9分、「サロベツ湿原センター前」停留所で下車、目の前に木道入口あり
アクセス(車) 深川留萌自動車道・留萌大和田ICから国道233・232号、道道106号経由で約150km・約2時間30分
特徴 日本三大湿原のひとつで約6,000haにおよぶ広大な高層湿原を擁し、一周約1kmの木道から豊かな自然観察が可能
見どころ エゾカンゾウやワタスゲなど初夏の花々を湿原に咲き誇らせ、晴天時には利尻山も見渡せるダイナミックな景観
道の駅情報 センター併設レストハウスでは名物「いももち」や地元牛乳が味わえ、軽食やお土産購入にも便利
サロベツ湿原・道の駅の魅力

  • 約6,000ヘクタールの広大な湿原を歩道から眺められる、自然のスケールを実感できる散策体験
  • ワタスゲやエゾカンゾウが咲き誇る初夏の風景と、遠くに浮かぶ利尻山の眺めが心に残る絶景
  • 湿原センターに隣接する道の駅では、地元食材を使った軽食やお土産が楽しめる心地よい休憩スポット

サロベツ湿原と道の駅「てしお」は、北海道北部の豊かな自然を体感できる絶景スポットです。広大な湿原には季節ごとに多彩な花々が咲き、特に6月のワタスゲや7月のエゾカンゾウは、湿原の風景に彩りを添えてくれます。

湿原センターには木道が整備されており、歩きながら湿原の植生や動植物を間近に観察できます。天気の良い日には、利尻富士を背景にしたダイナミックな風景を楽しめるのも大きな魅力です。

道の駅「てしお」では地元産品の販売や軽食も提供されており、ドライブの休憩地点としてもぴったりです。自然の中でゆっくり過ごしたい人には、立ち寄る価値のあるスポットです。

道東エリア24選

そして、道東エリアについてです。

道東エリアの「北海道で絶対行くべき場所」を一覧でまとめると以下の通り。順番に、観光スポットの魅力や絶対行くべき理由を紹介していきます!

道東エリア 絶対行くべき場所 観光の魅力 絶対行くべき理由
知床・網走・紋別エリア ガリンコ号観光砕氷船
  • ドリル付き船体で流氷を砕き進む迫力の体験
  • 流氷原と野生動物の観察が可能
  • 冬限定のオホーツク海クルーズ
  • 船が氷を砕く音や振動を五感で体感できるから
  • アザラシやオオワシなどに出会えるから
  • 流氷の真っただ中に身を置けるから
砕氷船 おーろら号
  • 大型船で揺れが少なく快適な航行
  • 流氷を割る衝撃音と迫力の景色
  • 展望デッキから広がる白銀のパノラマ
  • 知床・網走らしい流氷観光の代表だから
  • 安全に快適に流氷観察ができるから
  • 流氷と動物たちの共演が楽しめるから
流氷ウォーク体験
  • 氷の上を歩く非日常のアクティビティ
  • ドライスーツ着用で安全・安心
  • クリオネや海鳥に出会える自然観察
  • 実際に流氷の上を歩ける貴重な体験だから
  • ガイド同行で初心者でも安心だから
  • 知床ならではの冬の自然とふれ合えるから
知床五湖ガイドウォーク
  • 原始の森と五つの湖をめぐる散策
  • ガイドの案内で動物痕跡などを観察
  • 季節ごとの自然の変化を体感
  • 世界自然遺産の核心部を歩いて巡れるから
  • 安全かつ深く自然を学べるから
  • 知床の大自然と静けさを感じられるから
知床半島クルーズ(断崖・滝観賞)
  • 海から見る断崖絶壁の迫力
  • 海に落ちる滝や野生動物の観察
  • 季節限定の知床岬までの絶景航路
  • 海と陸が織りなす雄大な風景が楽しめるから
  • ヒグマやイルカに出会えるチャンスがあるから
  • 船でしか行けない景勝地を訪ねられるから
夕日展望スポット「夕陽台」
  • オホーツク海に沈む夕日を正面から眺望
  • 冬は流氷と夕日の幻想的な光景
  • 日帰り温泉やキャンプ場が隣接
  • 知床八景のひとつとして絶景が保証されているから
  • 四季それぞれの美しさを楽しめるから
  • アクセスもよく気軽に立ち寄れるから
博物館 網走監獄
  • 明治時代の監獄建築をそのまま保存
  • 五翼舎房や監獄食のリアルな展示
  • 監獄体感シアターなど学びの工夫
  • 北海道開拓の歴史を深く知ることができるから
  • 文化財としての価値が高いから
  • 親子でも楽しめる展示構成だから
オホーツクタワー(氷海展望塔)
  • 海中の観察窓から海の生き物を観察
  • 流氷の季節は360度の氷原パノラマ
  • 4Dシアターやカフェも併設
  • 海中と展望の両方を一度に体験できるから
  • 冬でも楽しめる全天候型観光施設だから
  • 流氷と海の不思議を家族で学べるから
十勝・帯広エリア 十勝千年の森
  • 英国デザインの自然庭園
  • 乗馬やセグウェイ体験が可能
  • 地元チーズや野菜料理も充実
  • 自然と人が共存する風景が魅力だから
  • 四季折々の自然体験ができるから
  • ファミリーで楽しめる施設が揃うから
糠平湖・タウシュベツ川橋梁
  • 湖に浮かぶ幻のアーチ橋
  • 時期限定の水没と出現の景観
  • 展望台・ガイドツアーで見学可能
  • 季節で姿が変わる貴重な景色だから
  • 歴史と自然の共演が見られるから
  • 近接見学ツアーで感動が深まるから
サホロリゾート ベア・マウンテン
  • エゾヒグマを間近で観察
  • 遊歩道・バスで安全に巡れる
  • 至近距離の観察ガラス設置
  • 野生に近いヒグマが見られるから
  • 動物園とは違う臨場感が味わえるから
  • 大人も子どもも学びと発見があるから
十勝牧場・白樺並木
  • 1.3km続く白樺の並木道
  • 展望台から十勝平野を一望
  • ロケ地にも選ばれる絶景
  • 北海道らしい風景が広がるから
  • 四季の移ろいが美しく感じられるから
  • 無料で気軽に立ち寄れるから
天に続く道
  • 約28kmの直線道路
  • 展望台からの大パノラマ
  • 夕日が道に沈む絶景
  • 空に吸い込まれるような絶景だから
  • ドライブ途中の立ち寄りに最適だから
  • 季節限定の夕陽が見られるから
しかりべつ湖コタン
  • 氷と雪の村が湖上に出現
  • アイスバーや氷上露天風呂
  • 冬季限定イベント
  • 非日常の氷の世界が体験できるから
  • 家族やカップルで楽しめるから
  • 期間限定で貴重な体験だから
ばんえい十勝競馬
  • 世界唯一のばんえい競馬
  • 巨大なばん馬の迫力
  • 初心者も楽しめる工夫あり
  • 北海道ならではの競馬文化だから
  • 動物との距離が近く臨場感があるから
  • 子ども連れでも楽しめる環境だから
十勝川温泉
  • 植物性のモール泉
  • 足湯やスパ施設が充実
  • 地元食材グルメも楽しめる
  • 美肌効果の高い泉質だから
  • 道の駅や体験施設が併設されているから
  • 無料送迎バスでアクセスが便利だから
釧路・阿寒湖・摩周湖・根室エリア 釧路湿原・ノロッコ号
  • 釧路湿原を走る観光列車
  • 車窓からの野生動物観察
  • レトロ車両での旅情
  • 日本最大の湿原を感じられるから
  • 貴重な動植物に出会えるから
  • 特別な列車体験だから
細岡展望台
  • 釧路湿原全体を一望
  • 自然に囲まれた静けさ
  • 遠方まで見渡せる景色
  • 湿原の広がりが実感できるから
  • アクセスしやすい展望地だから
  • 朝夕の光景が美しいから
阿寒湖・マリモクルーズ
  • 遊覧船で巡る阿寒湖
  • マリモ展示観察センター
  • 湖上からの絶景
  • マリモを間近で見られるから
  • 湖上からの景色が特別だから
  • 快適な観光移動だから
阿寒湖アイヌコタン
  • アイヌ文化の集落体験
  • 伝統芸能や工芸に触れる
  • 住民との交流が魅力
  • 北海道の文化に触れられるから
  • 深みある旅になるから
  • 希少な文化交流の機会だから
摩周湖第一展望台
  • 摩周湖の代表的展望地
  • 神秘的な青色の湖面
  • 霧の晴れ間の絶景
  • 世界一の透明度を体感できるから
  • 奇跡のような晴天絶景があるから
  • 観光しやすい場所だから
屈斜路湖・コタンの湯
  • 湖畔の無料露天風呂
  • 自然に包まれた入浴体験
  • 湯船から湖を一望
  • 絶景を眺めながら入浴できるから
  • 穴場的癒やしスポットだから
  • 冬には白鳥も見られるから
納沙布岬
  • 本土最東端の日の出
  • 北方領土と灯台の眺望
  • 平和と歴史を学ぶ場
  • 一番早い日の出が見られるから
  • 歴史と平和に触れられるから
  • 道東を象徴する岬だから
スワン44ねむろ・霧多布岬
  • 展望ホールからの絶景
  • 地元食材を使ったグルメ
  • 野鳥観察に適した立地
  • 観光と休憩を兼ねた拠点になるから
  • 自然と食が同時に楽しめるから
  • 他観光地との連携が良いから

ガリンコ号観光砕氷船

名称 流氷砕氷船 ガリンコ号Ⅱ(ガリンコ号IIIも運航)
所在地 〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地
運航期間 冬期:1月中旬~3月下旬(ガリンコ号Ⅱは水曜定休、号IIIは無休)
クルーズ時間 約60分(延長最大30分)
料金 ガリンコ号Ⅱ:大人約3,000円/子ども約1,500円、号III:約4,000円/2,000円(流氷ありの場合)
駐車場 無料(約400台)
アクセス(車) 紋別空港より約10分、旭川紋別道・浮島ICより約90分
アクセス(公共交通) JR札幌・旭川駅→紋別バスターミナル経由、シャトルバス「海洋交流館」下車すぐ
紋別バスターミナルからタクシー約10分
バリアフリー ガリンコ号IIIは2階席が車椅子対応
設備・サービス 船内暖房、暖かい飲み物・軽食販売、有料Wi-Fi、カード決済可
流氷砕氷船 ガリンコ号の魅力

  • 船首の巨大ドリルが氷を砕きながら進む、迫力満点の砕氷体験
  • 砕けた氷と青い海が織りなす、冬のオホーツク海ならではの絶景
  • 船内3階から間近に感じる振動と音が生む、五感で味わう臨場感

北海道紋別市にある「流氷砕氷船ガリンコ号」は、冬のオホーツク海ならではの体験を楽しめる人気の観光船です。船の先端に取り付けられたドリルが、目の前の流氷を力強く砕きながら進む様子は迫力満点で、間近で見る氷の世界に引き込まれます。

運航期間は1月中旬から3月下旬までで、約60分のクルーズ中には、野生のアザラシやオオワシ、オジロワシに出会えることもあります。流氷の隙間から差し込む青い光景は、冬の海ならではの美しさです。

船内には暖房設備が整っており、2階席には車椅子でも安心して利用できるスペースがあります。温かい飲み物や軽食の販売もあり、寒さの中でも快適に過ごせる工夫が施されています。

砕氷船「おーろら号」

名称 流氷観光砕氷船 おーろら号
所在地 〒093?0003 北海道網走市南3条東4丁目5?1(道の駅「流氷街道網走」内)
電話番号 0152?43?6000(道東観光開発)
運航期間 例年1月20日~3月末頃(荒天時除く)
クルーズ時間・料金 所要約60分/大人4,500~5,000円・小学生2,250~2,500円(時期により変動)
設備 暖房完備・1階自由席・2階特別席・展望デッキ・カフェ・売店・トイレ
アクセス(車) 女満別空港より約30~40分、JR網走駅より約8~10分
アクセス(公共交通) 女満別空港・網走駅より直通バスで約10?40分/乗船場すぐ
駐車場 道の駅併設・普通車100台以上・無料
砕氷船おーろら号の魅力

  • 観光船として世界で初めて砕氷機能を備えた安心感のある大型船
  • 流氷に乗り上げて砕くダイナミックな走行と体に響く衝撃音の迫力
  • 展望デッキから一望できる、オホーツク海を埋め尽くす流氷の絶景

北海道の冬を代表する体験として人気なのが、網走の「砕氷船おーろら号」です。流氷が押し寄せるオホーツク海を進む大型船で、安定感のある乗り心地と暖房の効いた快適な船内が魅力です。

船底で氷を砕く「ガタンガタン」という響きが体に伝わり、展望デッキからは一面の流氷原が広がります。運が良ければ、アザラシやオジロワシが流氷の上で休む姿を間近に見られます。

運航は例年1月下旬から3月下旬ごろまで。乗船時間は約60分で、女満別空港や網走駅からの直通バスもありアクセスも便利です。船内にはカフェや売店も備わり、寒い季節でも快適に楽しめます。

流氷ウォーク体験

名称 流氷ウォークR(知床ウトロ地域)
集合場所 ウトロ道の駅「うとろ・シリエトク」または各宿泊施設ロビー
開催期間 例年2月~3月末(流氷接岸状況により変動)
所要時間 約1時間~1時間30分(着替え含む)
参加条件 小学校低学年以上/身長130~190cm/体重110kg以下
装備 専用ドライスーツ+ガイド同行/浮力・保温効果あり
体験内容 氷上散策・飛び移り・海上浮遊・海鳥やクリオネなど自然観察
アクセス(公共交通) 女満別空港・網走駅→シャトルバス「ウトロ温泉」経由、集合場所まで送迎あり
備考 定員約9名の少人数制/手ぶら参加可/濡れの不安なし
流氷ウォークの魅力

  • 専用のドライスーツで寒さと水濡れを防ぎながら楽しむ氷上散策体験
  • ガイドの案内で進む、氷を飛び移ったり歩いたりするアクティブな時間
  • 流氷の白い世界で出会える、クリオネや海鳥など自然とのふれあい

北海道・知床ウトロで体験できる「流氷ウォークR」は、オホーツク海に広がる流氷の上を実際に歩ける、冬だけの特別なアクティビティです。専用のドライスーツを着用するため、濡れる心配もなく初心者でも安心して参加できます。

ガイドが同行し、氷の上を飛び移ったり、氷塊の間をすり抜けたりと、ダイナミックで変化に富んだ自然の風景を全身で感じられる体験です。氷の隙間に顔を出すクリオネや海鳥との出会いも、冬の海ならではの魅力です。

開催は2月1日から3月31日までで、所要時間はおよそ2時間。宿泊先ロビーや道の駅うとろ・シリエトクで集合でき、手ぶらで気軽に参加できる点も人気の理由です。

知床五湖ガイドウォーク

名称 知床五湖ガイドウォーク(大ループ)
所在地 〒099-4354 北海道斜里郡斜里町ウトロ西187-8(知床五湖フィールドハウス)
電話番号 0152-22-5522(シンラ/知床自然ガイドツアー㈱)
開催期間 4月20日~11月8日(5/10~7/31は全周ガイド必須)
所要時間 約3時間(歩行距離約3km)
料金 中学生以上 5,500円/小学生 4,000円
集合場所・時間 知床五湖フィールドハウス(集合15分前)、ウトロ各ホテル送迎可
参加条件 小学生以上/3km歩ける体力
アクセス(車) 女満別空港~約30分、網走~約40分、斜里~約40分でウトロ到着
アクセス(公共交通) 女満別空港・網走駅・知床斜里駅からバス利用、ウトロ下車徒歩
備考 駐車場有(知床五湖有料)、ガイド同行で安心/ヒグマ出没時は高架木道等へ変更
知床五湖ガイドウォークの魅力

  • 静かな湖面に映る知床連山と原生林が広がる、息をのむような自然美
  • 森の中に残るヒグマの爪痕やエゾシカの角跡から感じる野生動物の気配
  • 距離約3km・所要3時間の散策を認定ガイドが丁寧に案内する安心体験

北海道・知床の大自然を肌で感じられる「知床五湖ガイドウォーク」は、五つの湖と森を歩いてめぐる人気のネイチャーツアーです。ウトロ地区からアクセスしやすく、知床五湖フィールドハウスを拠点にスタートします。経験を積んだ認定ガイドが同行し、動物の痕跡や植物の特徴をわかりやすく解説してくれます。

コースは約3km、所要時間はおよそ3時間ほど。小学生から参加でき、歩くペースもゆったりしているため、家族での参加にも適しています。安全管理も徹底されており、初めての方でも安心して自然に親しむことができます。

森の中では、エゾシカの角の跡やヒグマの爪痕など、普段出会えない自然の痕跡に触れる場面もあります。春から秋にかけて、季節ごとに変わる景色もこのツアーの大きな魅力です。

知床半島クルーズ(断崖・滝観賞)

名称 知床半島ウトロクルーズ(断崖・滝観賞)
運航会社 ゴジラ岩観光(カムイワッカクルーズ)
所在地(集合) 〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東51(乗船受付)
電話番号 0152-24-3060(予約・問い合わせ)
運航期間 知床岬コース:6/1~9/30、ルシャ・硫黄山コース:4/28~10/20
料金 知床岬コース:大人13,000円・小人6,500円、ルシャコース:8,000円・4,000円、硫黄山コース:6,000円・3,000円
所要時間 知床岬コース:約3時間15分、ルシャ・硫黄山コース:約1時間半~2時間
アクセス(車) 女満別空港・網走・斜里からウトロまで車で約30~40分
アクセス(公共交通) 女満別空港・網走駅・知床斜里駅からバスでウトロへ到着、徒歩圏内
備考 小型船使用・定員55~82名・雨天時装備推奨・野生動物観察チャンスあり
知床半島クルーズ(断崖・滝観賞)の魅力

  • 海から見上げる断崖絶壁や奇岩が連なる、ダイナミックな知床の原風景
  • カムイワッカやカシュニなど、海へ直接流れ落ちる滝を間近で楽しむ絶景体験
  • 運が良ければイルカやオジロワシ、ヒグマなどに出会える貴重な野生動物観察

知床・ウトロ発の「知床半島クルーズ(断崖・滝観賞)」は、世界遺産に登録された海岸線を海から眺めるダイナミックな体験です。高さ数百メートルの断崖や複雑な岩の造形が続き、途中には「カシュニの滝」や「カムイワッカの滝」など、海へ直接流れ落ちる滝を間近で見ることができます。

クルーズは6月から9月の期間限定で運航されており、全長約3時間15分の知床岬コースのほか、短時間で見どころを巡る硫黄山・ルシャコースも選べます。船上では双眼鏡を使って野生動物を探す楽しみもあります。

天気が良ければ、イルカが泳ぐ姿や海岸沿いを歩くヒグマ、空を舞うオジロワシといった貴重な出会いが待っています。知床の海と大地を一度に味わえるこのクルーズは、旅のハイライトとして強くおすすめできる内容です。

夕日展望スポット「夕陽台」

名称 夕陽台(知床八景)
所在地 〒099-4351 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川
電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
利用期間 4月下旬~12月上旬(無雪期)
駐車場・トイレ 「夕陽台の湯」向かいに無料駐車場あり、トイレ完備
アクセス ウトロバスターミナルより徒歩約15分(約1km)/キャンプ場駐車場あり
隣接施設 日帰り温泉「夕陽台の湯」(露天風呂付き、14:00~20:00営業)
周辺施設 国設知床野営場キャンプ場併設、初心者向けキャンプ可
夕陽台の魅力

  • オホーツク海へゆっくりと沈んでいく夕日が、海面を赤く染める圧巻の光景
  • 春から秋は朱色の光が水面に伸び、冬は流氷と夕日が織りなす幻想的な風景
  • 展望台そばに温泉や駐車場があり、アクセスしやすく景色も楽しめる好立地

知床・ウトロの高台にある「夕陽台」は、オホーツク海に沈む夕日を正面に望める展望スポットとして知られています。春から秋にかけては、海と空が赤く染まり、幻想的な光景が広がります。冬には流氷と夕日のコントラストも美しく、季節ごとの魅力があります。

展望台は断崖の上に位置し、ウトロバスターミナルから徒歩約15分でアクセス可能です。近くにある駐車場やキャンプ場を利用すれば、車でも立ち寄りやすく、気軽に自然美を楽しめます。

すぐそばには日帰り温泉「夕陽台の湯」もあり、露天風呂から夕日を眺めるひとときは格別です。ロマンチックな時間が流れるため、カップルや旅先での思い出づくりにもぴったりの場所です。

博物館 網走監獄

名称 博物館 網走監獄
所在地 〒099-2421 北海道網走市字呼人1-1
電話番号 0152-45-2411
開館時間 9:00~17:00(入館受付~16:00)
休館日 12月31日・1月1日
入館料金 大人1,500円/高校生1,000円/小中学生750円
敷地規模・特色 東京ドーム3.5個分/重要文化財8棟・登録有形文化財6棟を野外展示
主な見どころ 五翼放射状舎房・教誨堂・監獄体感シアター・監獄食堂
アクセス(車) 女満別空港より約20分、JR網走駅より約7分
アクセス(公共交通) JR網走駅より徒歩約40分/バス「観光施設めぐり」で約10分
駐車場・設備 無料駐車場(普通車400台+バス21台)、多目的トイレ、無料Wi?Fi
博物館 網走監獄の魅力

  • 五翼放射状舎房や教誨堂など、重要文化財として保存された歴史的建築群
  • 囚人たちの労働や暮らしを再現する展示や映像で深く学べる臨場感ある構成
  • 麦飯と焼き魚を中心に再現された監獄食が味わえるユニークな食の体験

網走市にある「博物館 網走監獄」は、明治時代の実在する刑務所施設を保存・公開した体験型の野外博物館です。北海道の開拓とともに歩んできた囚人たちの歴史を知ることができ、建物は当時のままに再現されています。中でも五翼放射状舎房と中央見張所は、重要文化財にも指定されており、監獄建築の貴重な構造が今に伝えられています。

広大な敷地内には、教誨堂や浴場などの生活空間のほか、資料展示が充実した監獄歴史館もあります。施設内の「監獄食堂」では、実際の監獄食を再現したユニークなランチが楽しめるのも魅力です。

アクセスはJR網走駅から車で約7分、女満別空港からは約20分。バス利用も可能で、駐車場や多目的トイレも完備されています。歴史に触れながら家族でじっくり楽しめるスポットとしておすすめです。

オホーツクタワー(氷海展望塔)

名称 氷海展望塔 オホーツクタワー
所在地 〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地先(紋別港第3防波堤)
電話番号 0158-24-8000(オホーツク・ガリンコタワー㈱)
営業時間 10:00~17:00(最終入館16:30)/年末年始〈12/29~1/3〉休館
入館料金 海底階入場料:大人500円・小人250円/幼児無料
施設概要 海底階:11枚の観察窓とミニ水族館
2階:4Dシアター「4D~KING」
3階:360°展望台+海上カフェ「Companio」
アクセス(車) 紋別バスターミナルより無料送迎バスで約20分
駐車場あり、送迎要電話連絡
備考 海底階は日本最北端/四季通じた海洋観察が可能
オホーツクタワーの魅力

  • 海底に設けられた観察窓から流氷期の海中世界を間近で見られる貴重な体験
  • 全面ガラス張りの展望フロアと併設カフェで味わう、オホーツク海の大パノラマ
  • 臨場感ある4Dシアターや展示施設が揃い、家族で楽しめる全天候型の観光拠点

北海道紋別市にある「氷海展望塔 オホーツクタワー」は、海に突き出た形の展望施設で、地上から海底までを一度に楽しめる珍しいスポットです。冬には流氷が接岸し、展望フロアからはオホーツク海を覆う氷の景色を360度で見渡せます。

塔の最下層には海底階があり、11枚の観察窓から実際の海の中をのぞくことができます。運が良ければクリオネや海の小さな生き物たちが姿を見せてくれることもあり、子どもにも人気です。

館内にはミニ水族館や4Dシアターも併設されており、大人から子どもまで飽きずに楽しめます。紋別バスターミナルからの無料送迎バスも運行しているため、観光の合間にも立ち寄りやすい施設です。

### ◆十勝・帯広エリア

十勝千年の森

名称 十勝千年の森
住所 〒089-0356 北海道上川郡清水町羽帯南10線
電話番号 0156-63-3000
開園期間・時間 2025年4月19日~10月13日
4月19日~6月30日:9:30~17:00(最終入場16:30)
7月1日~8月31日:9:00~17:00(最終入場16:30)
9月1日~10月13日:9:30~16:00(最終入場15:30)
休園日 10月14日~翌春(冬期休園)/開園期間中無休
入場料 大人(高校生以上)1,200円
小中学生600円/幼児(小学生未満)無料
障がい者割引・団体割引あり
アクセス(車) ・JR十勝清水駅から車で約15分
・道東自動車道「十勝清水IC」から車で約10~15分
・帯広から車で約45分
・とかち帯広空港から車で約60分
アクセス(公共交通) JR「十勝清水駅」からタクシー15分程度(約¥3,000)
駐車場 乗用車180台/バス5台?無料
十勝千年の森の魅力

  • 自然と調和した風景が魅力の庭園。英国デザイナーによる緻密な造形美が広がる空間
  • 日高山脈の雄大な景色を背に、セグウェイや乗馬など自然の中で楽しめる多彩なアクティビティ
  • チーズ工房やカフェを併設し、地元の恵みを味わえる食の楽しさも体感できる園内環境

北海道・十勝の大自然に抱かれるように佇む「十勝千年の森」は、約400ヘクタールの広さを誇る庭園です。イギリスの庭園デザイナー、ダン・ピアソン氏が手がけたアースガーデンやメドウガーデンなどがあり、雄大な風景の中に自然と調和した美しさが広がっています。

季節ごとに表情を変える草花に囲まれながら、森の中を散策したり、セグウェイや乗馬体験に参加したりと、体を動かして自然とふれあえるのも魅力です。キッチンガーデンでは、地元の素材に触れられる場として親子連れにも好評です。

園内にはカフェもあり、自家製チーズや新鮮な野菜を使った料理が楽しめます。ヤギ舎や無農薬の畑も整備されており、命の循環を感じながら過ごせる貴重なスポットです。

糠平湖・タウシュベツ川橋梁

名称 タウシュベツ川橋梁
住所 〒080?1403 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
電話番号 01564-7-7272(上士幌町観光協会)
特徴 1937年完成の全長約130?140m・11連コンクリートアーチ橋。水位変化で「幻の橋」として浮沈を繰り返す北海道遺産
見学時期 1月頃:凍結氷上に姿を現す
4?6月頃:湖面に映るメガネ橋の景観
6?8月頃:水没により徐々に隠れる
見学方法 ①展望台から約750m離れた場所から眺望
②NPOガイドツアーで近接見学
③道の駅かみしほろで林道ゲート鍵を借り、自家用車・バイクで林道を走行(事前予約制・1日15組程度)
アクセス(車) 帯広市街から国道273号経由で約1時間20分
札幌市から道東自動車道経由で約3時間40分
公共交通 見学施設までのバス・電車はなし。車またはツアー利用が必要
安全注意事項 ヒグマ出没あり。熊鈴携帯・集合見直し・ゴミ持ち帰りなど対策必須
タウシュベツ川橋梁の魅力

  • 糠平湖の水位によって姿を現す、全長約140メートルのアーチ橋が生む幻想的な景観
  • 冬の厳寒期に氷上に姿を現す様子は、まるで古代遺跡を思わせる荘厳な雰囲気
  • 展望台やガイドツアーを通じて、自然と歴史が調和した風景を間近で体感できる貴重な場所

糠平湖に静かに姿を見せる「タウシュベツ川橋梁」は、旧国鉄士幌線の遺構の中でも特に有名な存在です。湖の水位が低い春から初夏にかけて現れ、やがて水面に沈んでいくその姿から「幻の橋」と呼ばれています。

見学方法は主に三つあり、国道沿いの展望台から遠望する方法、NPOが主催するガイドツアーに参加する方法、そして林道ゲートの鍵を借りて自家用車で近づく方法があります。いずれの場合もヒグマへの備えとして熊鈴などの対策が求められます。

アクセスは帯広市街から車で2時間ほどで、道の駅かみしほろで鍵を借りるのが一般的です。時期によって橋の見え方が変わるため、訪れるタイミングも重要です。冬は湖が凍結し、特別なツアーで橋の近くまで歩いて行けることもあります。

サホロリゾート ベア・マウンテン

名称 サホロリゾート ベア・マウンテン
所在地 〒081-0039 北海道上川郡新得町狩勝高原
電話番号 0156-64-7007
営業情報 営業時間:9:00~16:00(最終入場15:20)
営業期間:4月下旬~10月下旬(冬季休業)
料金 遊歩道コース:大人2,200円/子ども1,650円
バス付きコース:大人3,300円/子ども2,750円
施設特徴 15ヘクタールの森林内に遊歩道(全長370m・高さ5m)、専用観察バス、ガラス越しのベアポイントを完備
アクセス(車) 帯広市から約54km(約60分)、札幌市から166km(約2時間40分)、新千歳空港から154km(約2時間30分)
最寄IC:十勝清水IC/トマムIC
アクセス(公共交通) JR石勝線・新得駅下車、タクシーで約15分(料金目安:4,000円)
駐車場 約600台、無料利用可能
サホロリゾート ベア・マウンテンの魅力

  • 15ヘクタールの広大な森を舞台に、自然な姿のエゾヒグマを間近で観察できる臨場感
  • 高さ約5メートルの遊歩道や専用バスから、クマと同じ目線で過ごす特別な体験
  • ガラス越しに約4メートルの距離でヒグマを見られる「ベアポイント」の圧倒的迫力

北海道新得町にある「サホロリゾート ベア・マウンテン」は、広大な森を自由に歩くエゾヒグマを間近で観察できる全国でも珍しい施設です。約15ヘクタールの敷地には、自然に近い環境で暮らすクマたちの姿を、安全に楽しめる仕掛けが施されています。

園内には高さ約5メートルの木道が整備されており、遊歩道からはクマの動きやしぐさを真上から見下ろすように観察できます。また、金網で覆われた専用バスに乗れば、クマたちと同じ目線で森の中を進むことができます。

最大の見どころは、ガラス越しにわずか数メートルの距離からヒグマを見られる観察施設「ベアポイント」です。季節や時間帯によってさまざまな表情を見せるクマたちを、じっくり楽しめる貴重なスポットです。

十勝牧場・白樺並木

名称 十勝牧場・白樺並木
所在地 〒080-0572 北海道河東郡音更町駒場並木8-1
電話番号 0155-44-2131(家畜改良センター十勝牧場)
料金 無料(並木道・展望台ともに)
駐車場 約8~20台分、無料
営業時間 終日開放(展望台は冬期閉鎖:12月初旬~翌5月初旬)
アクセス(車) JR帯広駅から約30分/道東道音更帯広ICから約10分(道道133号経由)
アクセス(公共交通) JR帯広駅→十勝牧場行きバス約40分、「白樺並木前」下車徒歩すぐ
備考 牧場内の畜産施設は立入禁止。売店・トイレなし・防疫対策実施中
十勝牧場・白樺並木の魅力

  • 十勝の大地をまっすぐに貫く約1.3キロの白樺並木が描き出す、北海道らしい開放的な風景
  • 音更町が「美林」に指定した並木道は、映画やドラマの舞台にも選ばれた絵になる景観
  • 並木道の奥に広がる展望台から眺める、十勝平野と大雪山・日高山脈の雄大なパノラマ

北海道音更町にある「十勝牧場・白樺並木」は、約1.3キロにわたって白樺の木々が続く、美しい一本道です。道の両脇には真っすぐに伸びた白い幹が整然と並び、その景観はまるで一枚の絵のような静けさと品格を漂わせています。

新緑の季節から雪に包まれる冬まで、自然の色彩が折々に変化し、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。NHKの朝ドラ「マッサン」のロケ地としても知られ、静かに歩くだけでも特別な気分を味わえます。

並木道を抜けた先には展望台があり、十勝平野と大雪山・日高山脈のパノラマが広がります。整備された駐車場やアクセスの良さから、観光はもちろん、写真撮影やドライブコースとしても人気のスポットです。

天に続く道

名称 天に続く道
所在地 〒099-4122 北海道斜里郡斜里町峰浜
電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
距離 国道244号~334号の直線道路、全長約28.1km
駐車場 スタート地点に8台、展望台付近に5~10台分/無料
利用時間 通年開放(冬季は積雪規制や通行止めの可能性あり)
アクセス(車) ・JR知床斜里駅から約15分
・女満別空港から約90分(国道334号経由)
アクセス(公共交通) 斜里バス「峰浜」バス停下車→徒歩約30?45分(展望台まで)
見どころ 直線道路が空へ伸びるように見える絶景
展望デッキからはオホーツク海・知床連峰・田園風景が一望
春分・秋分時には道の先に夕日が沈む現象の鑑賞ポイント
天に続く道の魅力

  • およそ28キロにわたりまっすぐ延びる道が空と重なり、天へと続くように見える壮大な眺め
  • 展望デッキからは、道の全容だけでなくオホーツク海や斜里の田園風景まで一望できる開放感
  • 春分や秋分の前後にだけ見られる、夕日が道の延長線上へ沈む幻想的な瞬間との出会い

北海道斜里町にある「天に続く道」は、国道244号から334号にかけて約28キロにわたってまっすぐ伸びる一本道です。どこまでも続く道の先が空と交わるように見えるその光景は、訪れる人の心に強く残ります。

途中に設けられた木製の展望台からは、真っ直ぐな道の全景やオホーツク海、周囲の畑や山並みを一望できます。展望スペースは広くはありませんが、写真撮影や小休憩にぴったりの場所です。

特に春分や秋分の時期には、太陽がちょうど道の延長線上に沈んでいく幻想的な瞬間が見られます。北海道の大地と空が織りなすこの風景は、ドライブの途中にぜひ立ち寄りたい絶景スポットです。

しかりべつ湖コタン

名称 しかりべつ湖コタン(然別湖コタン)
所在地 〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地(然別湖畔温泉内)
電話番号 0156-69-8181(然別湖ネイチャーセンター)
開催期間 例年1月下旬~3月中旬(2025年は1/25~3/16)
営業時間 1~2月 9:00~20:00、3月 9:00~18:00
入場料 協賛金として入場シーズンパス500円(小学生以上、鹿追町民無料)
駐車場 約100台分、無料
アクセス(車) ・帯広駅から約60km/約1時間30分
・十勝清水ICから国道274・道道85号経由で約47km/約1時間
アクセス(公共交通) ・帯広駅から拓殖バスで約100分
・JR新得駅から車で約50分
施設・特徴 氷のイグルー、アイスバー、氷上露天風呂・足湯、アイスチャペル、スノーモービル等のウインターアクティビティ完備
しかりべつ湖コタンの魅力

  • 冬の然別湖にだけ出現する、氷と雪でつくられた幻想的な村のような空間
  • 氷のグラスで楽しむアイスバーや、氷上の露天風呂などが味わえる貴重な体験
  • 氷のチャペルでの挙式やスノーモービル体験など、多彩なアクティビティが充実

北海道鹿追町の然別湖では、毎年冬になると「しかりべつ湖コタン」という氷と雪だけで作られた幻想的な村が期間限定で誕生します。氷の建物が湖上に並び、澄んだ空気と静寂の中で、非日常の風景が広がります。

名物のアイスバーでは、氷のグラスでドリンクを味わう特別なひとときが楽しめます。また、氷で囲まれた露天風呂は、雪景色と星空を眺めながら心も体も温まる贅沢な空間です。

このイベントは例年1月下旬から3月中旬まで開催され、協賛金として500円が必要です。アクセスは帯広から車で約80分ほどで、冬の十勝ならではの体験ができる貴重なスポットです。

ばんえい十勝競馬

名称 帯広競馬場(ばんえい十勝)
所在地 〒080-0023 北海道帯広市西13条南9丁目
電話番号 0155-34-0825
開催日 土・日・祝日の月曜日 ※発走時間は公式サイトで要確認
入場料 無料
駐車場 約400台(帯広厚生病院駐車場利用可:土日祝、最大6時間)
アクセス(車) ・JR帯広駅から車で約7分
・帯広広尾道 芽室帯広IC/音更帯広ICより約15分
・とかち帯広空港から車で約40分
アクセス(公共交通) ・十勝バス 帯広駅バスターミナル12番→「帯広競馬場前」下車すぐ
・空港連絡バスも運行
施設概要 最大1トンの重ソリを引くばん馬の迫力と騎手の駆け引きが見どころ。ビギナーコーナー・ふれあい動物園併設、グルメ施設「とかちむら」も隣接
ばんえい十勝競馬の魅力

  • 1トン近い鉄のソリを引いて坂を越える迫力満点のレースが体感できる唯一無二の競馬
  • 騎手とばん馬が呼吸を合わせて坂を攻略する姿から伝わる、緊張感と一体感
  • ビギナー向けガイドやふれあい動物園もあり、家族連れでも楽しめる観光スポット

北海道帯広市にある「ばんえい十勝競馬」は、世界で唯一の“ばんえい競馬”を楽しめる施設です。1トン前後の鉄そりを馬が引き、200メートルの直線コースに設けられた2つの坂を力強く乗り越える姿に、観客の視線が集まります。

最大の見どころは、騎手が馬の力を引き出すタイミングと、坂をどう乗り切るかの駆け引き。スピードだけではなく、パワーと粘りが勝負を決めるレース展開が魅力です。

場内にはビギナー向けの案内コーナーもあり、初めてでも安心して楽しめます。小動物とふれあえるスペースもあるため、家族連れの観光にもぴったりのスポットです。

十勝川温泉(モール温泉)

名称 十勝川温泉
所在地 〒080-0262 北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目(ガーデンスパ周辺)
電話番号 0155-32-6633(十勝川温泉観光協会)
泉質 植物由来のモール温泉(美肌効果の高い植物性有機物を含む)
施設内容 ガーデンスパ(スパ・マルシェ・体験工房・レストラン)、足湯、ドッグラン、体験メニュー(ネイチャーセンター)
利用時間 足湯:4月下旬~10月下旬、9:00~17:00(24時間利用可能箇所あり)
アクセス(車) ・道東道 音更帯広ICから20分(国道241号経由)
・JR帯広駅からタクシーで約20分(約3,000円)
アクセス(公共交通) ・帯広駅バスターミナル6番より十勝バス45系統「十勝川温泉行」乗車 約30~45分、ガーデンスパ下車
・新千歳空港から「とかちミルキーライナー」で帯広経由可
駐車場 ガーデンスパ・十勝が丘展望台周辺に無料駐車場あり(十勝が丘公園:約数十台)
宿泊者サービス 帯広駅~温泉街間の無料路線バス運行(2025年4月1日~2026年3月31日、対象宿泊者)
十勝川温泉の魅力

  • 植物由来の成分を含むモール泉は、やわらかな肌触りと美肌効果が期待できる名湯
  • 帯広駅と温泉街を結ぶ宿泊者専用の無料バス運行で、移動もスムーズに楽しめる
  • 道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」では、温泉とともに十勝産グルメも堪能できる

北海道・十勝平野の中心に位置する十勝川温泉は、植物由来の天然成分を含む「モール温泉」が楽しめる温泉地です。やわらかな湯ざわりと保湿効果に優れた泉質は、“美人の湯”として親しまれています。湯上がり後の肌のしっとり感も、多くの入浴客に好評です。

温泉街には源泉かけ流しの露天風呂をはじめ、足湯やドッグラン、体験工房など多彩な施設が整っており、日帰りでも十分に癒やしの時間が過ごせます。道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」では、地元の食材を使った料理や土産も楽しめます。

アクセスは帯広駅から車で約20分、空港からは約40分と良好です。2025年春からは宿泊者向けの無料送迎バスも予定されており、より気軽に訪れやすくなります。

### ◆釧路・阿寒湖・摩周湖・根室エリア

釧路湿原・ノロッコ号

名称 くしろ湿原ノロッコ号(観光列車)
住所 北海道釧路市北大通14-5(釧路駅)~北海道川上郡標茶町塘路原野北8-73(塘路駅)
運行期間 例年4月下旬から10月上旬にかけて運行。具体的な日程は年度ごとに発表されます。
運行区間・所要時間 釧路駅~塘路駅間を約40~60分で走行。途中、細岡や釧路湿原駅などに停車します。
運賃・指定席料金 大人片道約640円に加え、指定席券は約840円。子どもはそれぞれ半額です。
アクセス 釧路駅へはJR根室本線や釧網本線が便利。釧路空港からは車で約30分ほどです。
予約方法 全席指定制で、乗車1か月前から全国のみどりの窓口や「えきねっと」で予約可能です。
くしろ湿原ノロッコ号の魅力

  • 車窓いっぱいに広がる釧路湿原の絶景を楽しめる、ゆったりとした展望列車の旅
  • 木のぬくもりを感じるボックス席と開閉可能な窓で、風や自然の音に触れられる列車時間
  • 野生動物との出会いや静かな湿原の風景を満喫できる、道東観光に欠かせない名物列車

くしろ湿原ノロッコ号は、釧路駅と塘路駅を結ぶ観光列車です。列車は湿原の中をゆっくりと走り、車窓からは蛇行する釧路川や運がよければエゾシカの姿も望めます。移り変わる四季の風景を、のんびり眺める時間は格別です。

木の温もりが感じられる車内にはボックス席が並び、開けられる窓からは心地よい風が通り抜けます。運行は4月下旬から10月上旬まで。全席指定となっているため、事前の予約をおすすめします。

観光案内のアナウンスや限定グッズの販売もあり、列車の旅に彩りを添えてくれます。釧路湿原を五感で味わうにはぴったりの列車で、道東を訪れるならぜひ一度体験しておきたいスポットです。

細岡展望台

名称 細岡展望台(釧路湿原国立公園内)
住所 北海道釧路郡釧路町字達古武22-9
電話番号 0154-40-4455(細岡ビジターズ・ラウンジ)
駐車場 細岡ビジターズ・ラウンジに隣接。無料で約50~70台が駐車可能です。
営業時間 ラウンジは4~9月が9:00~18:00、10~3月は10:00~16:00。年末年始は休館。展望台は常時開放されています。
アクセス JR釧網本線・釧路湿原駅から徒歩約5?10分。
車の場合は釧路駅から約40分、釧路空港からはおよそ1時間ほどです。
見どころ 釧路川が大きく蛇行する様子と湿原の広がりを一望。天気が良ければ阿寒の山々まで見渡せる絶景スポットです。
施設 ラウンジには自然写真の展示や軽食が楽しめるカフェ、ゆっくりくつろげる休憩スペースも用意されています。
細岡展望台の魅力

  • 釧路川の曲線美と湿原の広がりが目の前に広がる、見晴らし抜群の展望台
  • 天気が良ければ雄阿寒岳や雌阿寒岳まで望める、朝夕の光景が印象に残る眺望
  • 木道やカフェが整い、自然を身近に感じながらゆったり過ごせる癒しの空間

釧路湿原の東側にある細岡展望台は、釧路川のゆるやかな蛇行と広大な湿原を一望できる絶好のロケーションです。晴れた日には雄阿寒岳や雌阿寒岳まで見渡せ、朝焼けや夕暮れ時の眺めは特に印象的です。

展望台へは細岡ビジターズ・ラウンジの横を通り、緩やかな坂道を数分ほど歩けば到着します。周辺には展示スペースやカフェもあり、湿原散策の合間に立ち寄るのにちょうどいい環境が整っています。

最寄りのJR釧路湿原駅から徒歩で10~20分ほど。釧路駅からは車で約40分、釧路空港からはおよそ1時間です。駐車場は無料で利用でき、入場料もかかりません。気軽に立ち寄れる絶景スポットとしておすすめです。

阿寒湖・マリモクルーズ

名称 阿寒湖遊覧船(マリモクルーズ)
住所 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20
電話番号 0154-67-2511(阿寒観光汽船)
料金 大人2,400円、子ども1,240円(マリモ展示観察センターの入場料を含む)
所要時間 約85分で湖を一周。途中、滝口の景勝地をめぐりチュウルイ島に上陸します。
運行期間 例年4月から湖が凍結する時期まで。冬の期間は全便運休となります。
アクセス 車の場合は釧路駅から約80分、釧路空港から約60分。阿寒バス利用なら阿寒湖温泉で下車後すぐ。
見どころ 雄阿寒岳や雌阿寒岳の眺望、特別天然記念物・マリモの展示観察が同時に楽しめる贅沢な湖上体験。
定休日 冬季(12月頃?結氷終了まで)は全便運休
阿寒湖・マリモクルーズの魅力

  • 阿寒湖を船でゆったりと巡りながら、滝口や湖岸の風景を満喫できる心地よい遊覧体験
  • チュウルイ島に上陸し、特別天然記念物に指定されたマリモをじっくり観察できる貴重な時間
  • アイヌ文様で彩られた船内空間と、雄阿寒岳や雌阿寒岳を望む雄大な自然風景のコントラスト

阿寒湖を巡る「マリモクルーズ」は、釧路・阿寒湖観光汽船が運航する人気の遊覧船です。湖を約85分かけて一周し、途中で特別天然記念物のマリモを展示するチュウルイ島に立ち寄ります。湖と森に囲まれた静かな時間が流れます。

船内にはアイヌの文様があしらわれており、文化の趣が漂う空間で景色を楽しめます。遊覧中には雄阿寒岳や雌阿寒岳を望むこともでき、季節ごとに表情を変える湖の風景が旅の思い出を深めてくれます。

アクセスは釧路駅から車で約80分、釧路空港からは約60分。公共交通の場合は阿寒バスで阿寒湖温泉下車後すぐです。冬季は運休となるため、運航時期を確認して訪れるのがおすすめです。

阿寒湖アイヌコタン

名称 阿寒湖アイヌコタン
住所 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-19(文化施設)/4丁目84(事務所)
電話番号 0154-67-2727(阿寒アイヌ工芸協同組合)
施設内容 木彫や刺繍の工芸店が軒を連ね、生活記念館「ポンチセ」や舞踊専用劇場「イコロ」、体験施設「オンネチセ」などが揃います。
体験メニュー 木彫チャームや刺繍コースターの制作体験、アイヌ料理を味わうプログラムなど、文化を肌で感じられる内容が用意されています。
営業時間・定休日 施設により異なりますが、記念館とオンネチセは5~11月の土日祝に営業(10:00~16:30)。冬季は休館です。劇場は不定期開催のため要確認。
アクセス 車なら釧路駅から約80分、釧路空港からは約70分。公共交通機関の場合は阿寒湖温泉バス停から徒歩すぐの好立地です。
阿寒湖アイヌコタンの魅力

  • 木彫や刺繍など、職人の手仕事にふれられる民芸店が並ぶ温かみのある工芸の街並み
  • ユネスコ無形文化遺産にも登録された古式舞踊を、劇場「イコロ」で間近に楽しめる貴重な機会
  • 阿寒湖の自然と調和する静かな集落で、暮らしの中に息づくアイヌ文化を肌で感じられる場所

阿寒湖のほとりに広がる阿寒湖アイヌコタンは、約120人が暮らす日本最大級のアイヌ集落です。木彫りや刺繍といった伝統工芸に触れられる体験や、昔ながらの民具展示、アイヌ料理の提供もあり、文化に身近にふれる貴重な機会が揃っています。

敷地内には劇場「イコロ」があり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されたアイヌ古式舞踊が連日上演されています。観客の目の前で披露される踊りや楽器演奏は、言葉を超えて心に響くものがあります。

釧路空港からは車でおよそ70分。阿寒湖温泉街に隣接しており、バス停からも徒歩圏内です。自然とともに今も息づくアイヌの暮らしを、旅の途中に感じてみてはいかがでしょうか。

摩周湖第一展望台

名称 摩周湖第一展望台(摩周湖カムイテラス)
住所 北海道川上郡弟子屈町摩周湖第一展望台
電話番号 015-482-1530(摩周湖カムイテラス)
営業時間 展望台は年中無休・24時間開放。テラスとショップは8:30~17:00、年末年始は休業。
駐車場 普通車125台分あり。5月~10月は有料(普通車500円)、11月~4月は無料で利用可能。
アクセス JR摩周駅から阿寒バスで約25分、下車後すぐ。車では道東道・阿寒ICから約2時間(約120km)。
見どころ リニューアルされたガラス張りの「カムイテラス」から、摩周ブルーとカムイシュ島を一望できる絶景。
備考 屋上デッキには星空観賞用ソファと蓄光石を配置。晴天時は雲海や夜空も楽しめる演出が魅力。
摩周湖第一展望台の魅力

  • 摩周ブルーの湖面とカムイシュ島を望む、ガラス張りのテラス「カムイテラス」からの大パノラマ
  • 屋上デッキに設けられたソファでくつろぎながら眺める、満天の星が広がる静かな夜空
  • 通年利用できる展望施設と駐車場が整い、天候や季節を問わず楽しめる摩周湖の多彩な表情

摩周湖第一展望台は、アクセスの良さと景観の美しさから人気の高いビュースポットです。2022年には「摩周湖カムイテラス」が新設され、ガラス張りのデッキから湖を一望できる開放感が魅力となっています。併設のカフェでは、湖を眺めながらひと息つく時間も楽しめます。

駐車場は約125台分あり、夏季は有料ですが冬季は無料で利用可能です。敷地内の売店では、名物のいもだんごや摩周ブルーソフト、ユニークな「霧の缶詰」なども販売され、休憩にもぴったりな空間が整っています。

交通手段としては、JR摩周駅から阿寒バスでおよそ25分。車の場合は道東道・阿寒ICから約2時間。晴れた夜には満天の星が広がり、昼夜問わず訪れる価値のある展望台です。

屈斜路湖・コタンの湯

名称 屈斜路湖・コタンの湯(露天風呂)
住所 北海道川上郡弟子屈町屈斜路古丹
電話番号 015-482-2200(摩周湖観光協会)/015-482-2940(弟子屈町観光商工課)
営業時間・定休日 24時間利用可能。火曜と金曜の8:00~16:00は清掃のため入浴不可。
料金 入浴無料。男女別の脱衣所あり。浴槽は混浴タイプ。
駐車場・アクセス 駐車スペースは約10台分。車なら川湯温泉駅から約20分、女満別空港からは約1時間ほど。公共交通利用時はタクシーの利用が便利です。
見どころ 湯船は湖面に近い位置にあり、屈斜路湖や周囲の山々を眺めながら、自然と一体になれるような開放感を味わえます。
特徴 地元の方々によって丁寧に手入れされており、冬は白鳥の姿や夕焼けの湖面といった季節の風景も魅力です。
屈斜路湖・コタンの湯の魅力

  • 湖畔に面した開放感あふれる露天風呂で、屈斜路湖と山々の景色を間近に楽しめる贅沢なひととき
  • 地元の人々によって丁寧に手入れされた無料の温泉で、冬は白鳥の姿も楽しめる静かな癒やし空間
  • 24時間いつでも利用できるため、朝焼けや夕暮れ、星空を眺めながら入る湯浴みが心に残る体験

屈斜路湖の東側にある「コタンの湯」は、湖畔にたたずむ小さな露天風呂です。地元の人たちの手で大切に保たれており、無料ながら清潔に保たれた石造りの湯船でくつろげます。

湯に浸かりながら、目の前に広がる屈斜路湖や山々の景色を楽しめるのが最大の魅力です。季節ごとの風や光、野鳥の姿も間近に感じられ、時間を忘れてしまうような心地よさがあります。

場所はコタン集落の近くにあり、川湯温泉から車で約10分ほど。24時間利用できるので、朝焼けや夕暮れなど、時間帯によって変わる景色を楽しむのもおすすめです。気軽に立ち寄れる自然派の名湯です。

納沙布岬

名称 納沙布岬(のさっぷみさき)
住所 北海道根室市納沙布
電話番号 0153-24-3104(根室市観光協会)
駐車場 無料で約70~75台分を完備、初日の出の時期にも利用可能
アクセス 公共交通:JR根室駅から路線バスで約40~45分
車:中標津空港から約120分、根室駅からは約25分
見どころ 本土最東端の岬で日の出スポットとして有名、1872年建造の歴史ある灯台と北方領土を望む展望地
施設 「四島のかけ橋」モニュメントや北方館、望郷の家など展示施設が整い、景色と歴史に触れられる公園
納沙布岬の魅力

  • 本土最東端に立つ岬から望む朝日と水平線。晴れた日は年間300日以上の日の出に出会える絶景ポイント
  • 明治期に建てられた灯台と、北方領土返還を願うモニュメント「四島のかけ橋」が並ぶ印象的な風景
  • 歴史や平和への想いを深められる北方領土資料館など、知的好奇心を満たす学びの場が整う岬周辺

北海道東部の根室市にある納沙布岬は、日本本土で最も早く朝日が昇る場所として知られています。岬の先端には明治時代に建てられた北海道最古の灯台が立ち、歯舞群島や国後島を望む景観が広がります。晴れた日には北方領土を間近に感じることができます。

敷地内には「四島のかけ橋」と名付けられたモニュメントや、北方領土に関する資料館などが整備されており、景色を楽しむだけでなく学びの時間も過ごせます。風が強い日でも屋内施設でゆっくり過ごせるのも嬉しいポイントです。

根室駅から車で約25分。バスの場合は所要45分ほどで、終点の納沙布岬で下車します。駐車場は無料で約70台分あり、初日の出の時期には全国から多くの人が訪れる人気スポットです。

スワン44ねむろ・霧多布岬

名称 道の駅 スワン44ねむろ
住所 北海道根室市酪陽1番地(国道44号沿い)
電話番号 0153-25-3055
営業時間 【4月~10月】9:00~17:00/【11月~3月】10:00~16:00

レストランは季節により異なり、最大15:30まで営業(ラストオーダーは閉店30分前)
休館日 月曜(祝日の場合は翌平日)と年末年始(12月29日~1月5日)
駐車場 普通車70台、大型車4台、身障者用2台を完備。すべて無料で利用可能
アクセス JR根室駅からバスで約20分。「道の駅スワン44ねむろ」停留所下車すぐ

車の場合は釧路東ICから国道44号を経由して約2時間10分
施設概要 風蓮湖と春国岱を望む展望ホール、地元の味が楽しめるレストラン、海産品の直売所、観光案内所を併設
スワン44ねむろ・霧多布岬の魅力

  • ガラス張りの展望ホールから望む風蓮湖と春国岱の広がり。タンチョウや白鳥が舞う絶好の観察スポット
  • 花咲がにやエスカロップなど、地元ならではの味が楽しめるレストランと鮮魚販売のコーナー
  • 広めの駐車場と24時間使えるトイレが揃い、ドライブの途中に立ち寄るのにも嬉しい便利な施設

道の駅「スワン44ねむろ」は、国道44号沿いに建つ、日本本土で最も東に位置する道の駅です。館内はガラス張りで、目の前に広がる風蓮湖や春国岱を望む大パノラマが楽しめます。タンチョウやオオハクチョウをはじめ、季節ごとに現れる野鳥の姿も魅力のひとつです。

館内には、地元の新鮮な魚介を使った料理を提供するレストラン「バードパル」や、花咲がになどの加工品が並ぶ鮮魚コーナーがあり、食とお土産探しの場としても立ち寄りやすい施設です。観光情報もここで収集できます。

4~10月は9時から17時、冬季は10時から16時まで営業。月曜が定休で、年末年始も休館です。根室駅からバスでアクセスでき、駐車場も広くドライブ途中の休憩にもぴったりのスポットです。

【独断と偏見】北海道で絶対行くべき場所ランキング

ここまで、北海道で絶対行くべき場所を100個エリア別にご紹介してきました。

とはいえ、北海道旅行を計画する際に迷いやすいのが「どこへ行くべきか」という点です。

広大な北海道には魅力的な観光地が数え切れないほどありますが、実際に訪れて心に残る場所には限りがあります。

そこでここからは、当ブログ管理人による独断と偏見で北海道で絶対行くべき場所をランキング形式で紹介!

【独断と偏見】北海道で絶対行くべき場所ランキング

  1. 摩周湖第一展望台(道東/弟子屈町)
  2. 知床五湖ウォーク(道東/斜里町)
  3. ファーム富田(道北/中富良野町)
  4. 函館山展望台(道南/函館市)
  5. 登別地獄谷(道央/登別市)

旅行初心者からリピーターまで満足できるスポットを厳選し、それぞれのエリアの魅力を分かりやすく紹介していきます。

摩周湖第一展望台(道東/弟子屈町)

摩周湖の美しさを語るなら、「青さ」を外すことはできません。その静けさに包まれた湖面は、日差しや空の色をそのまま映し出すように澄んでいて、ときに神秘的な深い青に変わります。摩周湖第一展望台は、その光景を一望できる特等席。訪れる人の多くが、言葉を失うのも納得です。

展望台までは舗装路が整備されていて、冬も通行可能。観光地として必要な設備――たとえば駐車場やトイレ、売店もそろっており、季節を問わず快適に楽しめます。湖の中央には小さな島「カムイシュ島」が浮かび、背景には摩周岳。晴れた日はもちろん、霧に包まれる時間帯も幻想的で、むしろ「摩周らしさ」を感じられる瞬間かもしれません。

2022年にオープンした展望施設「カムイテラス」は、休憩がてら立ち寄るのにぴったりの場所。屋内のラウンジスペースからも外の景色が見渡せて、天候を気にせずゆっくり過ごせます。名物の「摩周ブルーソフト」は、目にも鮮やかな青色で、ほんのり甘く、観光の合間にうれしいひと息です。

季節が変われば、見える景色もまるで別物。夏はクリアな空気と日差しのもとで湖が鮮やかに輝き、秋は紅葉に囲まれて一段と深みが増します。冬の夜には、空を埋めつくす星の海が広がり、昼とはまた違った感動があります。

「北海道でどこに行けばいい?」と聞かれたら、迷わず候補に入れたい場所。摩周湖第一展望台は、観光地というより、心が静かになる場所です。風の音や木々の揺れに耳を澄ませながら、ただ景色を眺める。その体験は、旅のなかでもきっと特別なものになります。

知床五湖ウォーク(道東/斜里町)

知床の大自然に深く触れたいなら、知床五湖ウォークは外せません。世界自然遺産にも登録されたこのエリアでは、湖と原生林が織りなす静寂の風景を、肌で感じながら歩くことができます。訪れた人が思わず立ち止まるのは、手つかずの自然がそのまま残っているからこそ。その場の空気さえも、どこか特別に感じられます。

散策コースは二種類あり、ひとつは整備された高架木道。湖のひとつを安全かつ気軽に眺められるルートで、車椅子やベビーカーでも通れる点がうれしいところです。一方で、もう少し足を延ばしたい人には、原生林の中を歩く「地上遊歩道」がおすすめ。全長約3kmのコースでは、季節ごとに姿を変える森や、エゾシカの群れ、ヒグマの足跡など、自然の息遣いを身近に感じられます。

特に地上遊歩道は、入山前のレクチャーや時期によってガイド同伴が義務付けられているため、安心して楽しめる点も魅力です。足元には木の根が張り、すぐそばには湿原が広がる道を歩いていると、街の喧騒がどれだけ遠くにあるのかを思い知らされます。

「北海道で絶対行くべき場所はどこ?」と聞かれたら、自然の奥深さを味わいたい人には迷わずこの場所をすすめたくなります。知床五湖ウォークは、単なる観光地ではなく、静けさと生命の気配が混ざり合った、まさに“体験する風景”です。歩いた時間がそのまま、心に残る時間になるはずです。

ファーム富田(道北/中富良野町)

中富良野を代表する景勝地、ファーム富田。夏の北海道旅行で「ここだけは外せない」と言われる理由は、一面に広がるラベンダー畑の美しさにあります。見渡す限り紫に染まった丘に立てば、思わず声を失うような光景が目の前に広がります。数ある花の名所のなかでも、ファーム富田の存在感は別格です。

園内には12の花畑があり、ラベンダーはもちろん、カスミソウやポピー、マリーゴールドなど、時期によってさまざまな花が咲き乱れます。なかでも「トラディショナルラベンダー畑」は、日本で最も歴史あるラベンダー畑のひとつとして知られ、緩やかな斜面を紫の波が覆う姿は圧巻。さらに「ラベンダーイースト」では、十勝岳連峰を背景に、香料用ラベンダーが広大な畑に植えられ、北海道らしいスケールの大きな景観を楽しめます。

観光といっても、ただ景色を眺めるだけではありません。ラベンダーの香りに包まれながら味わう「ラベンダーソフトクリーム」や、オリジナルグッズがそろうショップなど、五感で楽しめる仕掛けが詰まっています。季節や時間帯によって風景の印象が変わるため、何度訪れても飽きることはありません。

「北海道で絶対に行っておきたい場所」を探しているなら、ファーム富田は間違いなくそのひとつです。目で見るだけでなく、香りと空気を全身で感じながら過ごす時間が、旅のなかで静かに、でも確かに記憶に残っていきます。カメラを構える手をそっと下ろして、ゆっくり歩きたくなるような、そんな場所です。

函館山展望台(道南/函館市)

「北海道で絶対行くべき場所」と聞かれたら、真っ先に挙げたくなるのが函館山展望台です。日中の景色も美しいですが、やはり見逃せないのは夜。夕暮れが迫る頃、街に灯りがともりはじめると、海に囲まれた函館の街並みがまるで宝石のように輝き出します。その瞬間を一目見ようと、多くの観光客が山頂を目指します。

標高334メートルの山頂からは、津軽海峡と函館湾に挟まれた独特の地形が一望でき、特に日没後30分ほどの時間帯は、空と街灯りのコントラストが最高の瞬間を演出します。実際にその美しさは世界的にも評価されており、フランスのミシュラン・グリーンガイドでは三つ星を獲得。まさに「一生に一度は見ておきたい夜景」として知られています。

アクセスもスムーズで、ロープウェイを使えばたったの3分。展望台には屋外・屋内のデッキがあり、寒い季節でも快適に夜景を楽しめます。レストラン「ジェノバ」では食事をしながら景色を堪能でき、お土産ショップも併設されているので、観光の締めくくりにもぴったりです。

どの季節に訪れても、ここで見る夜景は特別です。旅の中で「心に残る瞬間」を探しているなら、函館山展望台はきっとその期待に応えてくれるはずです。街全体がきらめくその光景は、写真では伝わらないほどの感動を与えてくれます。

登別地獄谷(道央/登別市)

北海道を訪れるなら、一度は見ておきたいのが登別地獄谷です。温泉地として知られる登別の中でも、地獄谷は特にインパクトが強く、足を踏み入れた瞬間から他とは違う空気を感じさせてくれます。熱気をまとった湯気と硫黄の香りが立ちのぼる風景は、まさに“地球が生きている”ことを実感させてくれる場所です。

地獄谷は、直径450メートルの爆裂火口跡に広がるダイナミックな地形で、無数の噴気孔や熱泥があちこちから湧き出しています。白い蒸気と赤茶けた岩肌のコントラストが独特の雰囲気を醸し出し、五感をフルに刺激してくれるのが特徴です。遊歩道が整備されているため、20分ほどで気軽に一周でき、途中には温泉の湧出口や足湯ポイントもあります。

日中の景色も迫力がありますが、夜の「鬼火の路」ライトアップも見逃せません。揺らめく灯りが谷全体を幻想的に照らし出し、昼とはまったく違う表情を見せてくれます。さらに体力に余裕があれば、大湯沼方面への散策路もおすすめ。少し足を延ばすだけで、静かな森と温泉地特有の風景が広がる別世界に出会えます。

北海道の「絶対に行くべき場所」として登別地獄谷を挙げる理由は、単に景色が美しいからではありません。火山の力強さ、自然の営み、温泉地ならではの空気感――そのすべてが凝縮されたような場所だからこそ、旅の記憶に深く残るのです。

【厳選】北海道で絶対行くべき場所を季節別におすすめ紹介

北海道の魅力は、なんといっても四季の移り変わりがはっきりと感じられる点です。

春の花々、夏の爽やかな景色、秋の紅葉、そして冬の雪景色と、それぞれの季節にぴったりの観光地があります。

ここでは、北海道で絶対行くべき場所を季節別におすすめ紹介として、季節ごとの見どころをわかりやすくまとめています。

旅行の時期が決まっている方にとって、ぴったりのヒントが見つかる内容です。

「春」に北海道で絶対行くべき場所

北海道の春は、冬の静けさを破って一気に色が広がる季節です。本州より少し遅れて訪れるこの春は、どこか特別な空気に包まれています。ふんわりと花が咲き始める風景を眺めていると、「やっと春が来た」と、訪れた旅人まで心がほぐれていくのを感じます。

たとえば、道南の松前町。ここには約1万本の桜が咲く松前公園があり、開花のピークは例年5月上旬。ソメイヨシノや八重桜など多種多様な桜が時期をずらして咲くため、長く楽しめるのも魅力です。夜にはライトアップされた桜が幻想的な風景をつくり出し、日中とは違った表情を見せてくれます。

一方、札幌近郊で春を感じたいなら「国営滝野すずらん丘陵公園」もおすすめです。5月中旬から咲き始めるチューリップは、丘の斜面を彩るように並び、どこを切り取っても絵になる風景が広がります。スズランやムスカリなど、春を代表する草花が次々と咲く様子は、訪れる人を穏やかな気持ちにさせてくれます。

春の北海道は、ただ暖かくなるだけではありません。雪が解け、花が咲き、山の色が変わり、土地全体がゆっくりと目覚めていく。そんな過程に触れられるのが、北海道旅行の大きな醍醐味のひとつです。「北海道で絶対行くべき場所」を春に探しているなら、松前の桜と滝野の花畑はきっと、旅の中でも心に残る景色になるはずです。

「夏」に北海道で絶対行くべき場所

北海道の夏は、まさに旅に出たくなる季節です。気温は本州ほど上がらず、湿度も低いため、全国的に暑さが厳しい時期でも快適に過ごせるのが魅力。その中でも、富良野や美瑛は夏の北海道らしさを満喫できるスポットとして、毎年多くの人が訪れています。

富良野といえばやはりラベンダー。7月になると、ファーム富田をはじめとする観光農園では丘一面が紫に染まり、ほのかに甘い香りが風に乗って漂います。まるで絵本のような風景が広がり、ただ立っているだけでも心が穏やかになります。一方、美瑛では「青い池」や「四季彩の丘」が人気です。なだらかな丘に咲く花々や、青く澄んだ池の静けさは、忙しい日常を忘れさせてくれるひとときになるでしょう。

ラベンダー畑や色とりどりの丘、どこまでも続く空。そうした景色の中に身を置くと、夏が苦手な人でも北海道なら好きになれるかもしれません。「北海道で絶対行くべき場所」を夏の視点で探しているなら、富良野・美瑛は迷わずおすすめしたいエリアです。涼やかな風を感じながら眺める広大な風景は、旅の記憶を優しく彩ってくれます。

「秋」に北海道で絶対行くべき場所

北海道の秋は、言葉では言い表せないほど豊かな表情を見せてくれます。空気が澄んで風は少し冷たく、山の稜線からはじまる色づきが街へと降りてくる――そんな季節のグラデーションを感じたいなら、今こそ旅の計画を立てるタイミングです。

たとえば、旭岳。標高の高いこの山では9月半ばを過ぎたころから紅葉が始まり、ロープウェイで山腹まで登れば、眼下に広がるのはまるで錦を敷き詰めたような絶景です。赤、黄、緑が入り混じった山肌は、ただ眺めているだけで心が整っていくような静けさをまとっています。

もう少しゆったりと秋を味わいたい方には、定山渓温泉もおすすめです。10月に入ると渓谷が鮮やかな色彩に染まり、夜には「紅葉ライトアップ」が開催される時期もあります。足湯に浸かりながら色づく木々を眺める時間は、日々の疲れをそっと溶かしてくれるような心地よさです。

秋の北海道は、派手さはなくても、確かな静けさと深みを感じる季節です。「北海道で絶対行くべき場所」を探すなら、紅葉と温泉が一度に楽しめる旭岳や定山渓を、まず旅の候補に加えてみてください。心に残る景色は、いつだって静かな季節の中にあります。

「冬」に北海道で絶対行くべき場所

北海道の冬には、ほかの季節では味わえない“特別”が詰まっています。どこまでも広がる雪景色、凍てつく空気、そしてその寒さを心地よく包み込んでくれる温泉や灯り。寒いからこそ楽しめる風景や体験を求めて、冬にこそ訪れたいスポットが点在しています。

たとえば、2月に開催される「さっぽろ雪まつり」。大通公園やすすきの会場に並ぶ巨大な雪像や氷像は、ただの観光イベントではなく、まさに雪と氷でつくられたアートです。昼と夜で雰囲気がガラリと変わるので、時間を変えて訪れるのもおすすめです。同時期に楽しめる「ホワイトイルミネーション」も、冬の札幌にぴったりの幻想的な演出を加えてくれます。

一方、より静かに冬を楽しみたい方には、然別湖で行われる「しかりべつ湖コタン」がぴったり。湖の上に現れる氷の村では、氷のバーでのドリンクや、湖上に設置された露天風呂を体験できます。寒さを忘れるほど不思議で贅沢な時間が流れます。

流氷が押し寄せるオホーツク海側では、紋別の「ガリンコ号」乗船も外せません。流氷を砕きながら進む船の迫力と、目の前に広がる氷の海は、まさにこの季節、この場所でしか出会えない景色です。

冬の北海道は、雪まつりやイルミネーション、流氷や氷上露天風呂といった非日常の連続です。旅の中で「一生に一度は体験したい」と思える瞬間があるなら、それはきっと、冬の北海道にあります。寒さを楽しむ旅をしたいなら、迷わず目的地に選んでみてください。

【食べ物編】北海道で絶対行くべきグルメスポット

北海道旅行の楽しみといえば、やはりその土地ならではの味覚を堪能することです。

新鮮な海の幸や大地の恵みを活かした料理の数々は、観光と並ぶ大きな魅力となっています。

そこで!ここからは、食べ物編と題して北海道で絶対行くべきグルメスポットをご紹介します!

旅先で立ち寄りたい名店や市場、地元に根ざした味を厳選し、五感で味わう“北海道らしさ”を求めている方におすすめです。

函館朝市(函館市)

北海道旅行のグルメ目的地として絶対に外せないのが、JR函館駅すぐそばにある「函館朝市」です。朝6時頃から活気に満ちた空間が広がり、約250もの店舗がズラリと並ぶ光景は圧巻。新鮮な魚介類はもちろん、野菜、果物、乾物やスイーツまで揃い、見て回るだけでも楽しめます。

特に人気なのが、注文ごとに盛りつけられる海鮮丼。中でもイカの活き造りは、釣ったばかりのものをすぐその場で提供してもらえる珍しい体験です。500円で食べられるミニ丼もあり、予算を抑えながらグルメを堪能できるのも魅力のひとつ。

「北海道で絶対行くべき場所」を探しているなら、函館朝市は間違いなくその一つです。地元の味と人の温かさに触れられるこの市場で、旅の思い出に残る一食を楽しんでみてください。

美瑛選果(美瑛町)

美瑛町にある「美瑛選果」は、食にこだわる旅行者にぜひ訪れてほしいスポットです。地元・美瑛で育まれた農産物が中心に揃い、見た目にも美しく、新鮮そのもの。農家の手仕事を感じられる商品が並び、旅先での“本物の味”に出会える場所です。

中でも人気なのが、併設されたベーカリー。美瑛産の小麦を使ったパンは香り高く、なかでも塩クロワッサンや豆パンは、開店と同時に買い求める人が並ぶほどの評判です。ほかにも、素材の味を丁寧に引き出したスイーツや、落ち着いた雰囲気のカフェで味わえる軽食も魅力のひとつ。立ち寄るたびに違った発見があるため、何度訪れても飽きません。

観光の合間に少しだけ足を延ばしてみると、美瑛らしい風土と人の温もりが感じられる体験が待っています。「北海道で絶対行くべき場所」として心からおすすめできる場所です。旅の途中に、心と舌を満たすひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

小樽・なると本店(小樽市)

小樽に来たら、海鮮だけじゃもったいない。地元の人に長年愛され続けているのが、「若鶏時代なると 本店」の若鶏半身揚げです。外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシー。シンプルながら深い味わいで、一度食べたら忘れられません。

この店は昭和から続く老舗で、観光客はもちろん、地元の常連にも親しまれてきました。味の決め手は、特製の塩加減と絶妙な揚げ加減。見た目のインパクトも抜群で、アルミ皿に乗った黄金色の鶏が食欲をそそります。

実際に訪れた人からは「小樽で何度でも通いたくなる味」「噛んだ瞬間、ジュワッと旨味が広がる」との声も。海鮮とのセットも楽しめるので、満足感の高い食事を求める方にはぴったりです。

小樽観光の食事に迷ったときは、ぜひ「なると本店」を候補に入れてみてください。旅先での食体験をしっかりと記憶に残してくれる一軒です。

ジンギスカン「だるま」(札幌市)

札幌でジンギスカンを食べるなら、「だるま」を外すわけにはいきません。昭和29年創業の老舗で、地元の人々だけでなく、観光客からも長年にわたって親しまれている名店です。夕方前から行列ができることも少なくなく、それだけ多くの人を惹きつける魅力があります。

だるまのジンギスカンは、煙が立ちのぼる七輪の上で、特製スリット入り鍋を使って焼き上げます。肉は驚くほど臭みがなく、やわらかくてジューシー。たっぷりのネギと一緒に焼き、甘辛いタレにつけて食べるスタイルは、一口目から箸が止まらなくなる美味しさです。実際、普段ジンギスカンに馴染みがない人でも「これは別物」と驚くほど。

看板メニューの「上肉」は、しっかり厚みがありながらも柔らかく、ご飯との相性も抜群。さらに注目したいのが“締め”の楽しみ方。タレが染みたご飯に熱いほうじ茶をかけて食べる「茶漬け」は、だるまならではの裏名物としてファンも多い一品です。

札幌グルメを語る上で、「だるま」の存在は欠かせません。旅の締めくくりに訪れれば、北海道旅行の記憶がさらに深まるはずです。

帯広・豚丼の「ぱんちょう」(帯広市)

北海道・帯広に行くなら、ぜひ一度は味わってほしいのが「ぱんちょう」の豚丼です。創業は昭和8年。今もなお、地元の人から旅行者まで幅広く愛されている老舗店です。

炭火で香ばしく焼き上げた豚肉は、厚みがありながらも柔らかく、タレの甘辛さと絶妙にマッチ。ひとくち食べれば、肉の旨みと香ばしさが口いっぱいに広がります。脂っこさは感じさせず、最後まで飽きずに食べられるのも人気の理由のひとつです。

豚肉の枚数によって「松・竹・梅・華」と4種類が用意されており、ボリュームも選べるのが嬉しいところ。例えば「華」なら8枚と大満足の一杯になります。お昼どきには行列ができることも珍しくないため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

帯広のソウルフードとも言える豚丼。そのルーツを知る旅の一環として、ぜひ「ぱんちょう」に立ち寄ってみてください。北海道グルメの奥深さに、きっと感動するはずです。

北海道旅行で絶対行くべき場所を選ぶときのポイント

北海道は広大な土地と四季折々の魅力を持つ地域だからこそ、旅行計画の立て方がとても重要です。

北海道旅行で絶対行くべき場所を選ぶときのポイント」を押さえておけば、旅の充実度が格段に変わります。

移動手段や時期、予算の考え方など、初めての人でも安心して楽しめるための具体的なコツを紹介していきます。

目的地に近い空港を選ぶ

北海道を旅するときは、行きたい場所に最も近い空港を選ぶのが、旅の満足度を高める鍵になります。広大な北海道では、空港選びひとつで移動時間が大きく変わってくるため、どこに降り立つかは実はとても重要なポイントです。

例えば、富良野美瑛を訪れたいなら旭川空港知床網走周辺を旅するなら女満別空港が便利です。函館エリアを中心に回る場合は函館空港十勝地方ならとかち帯広空港がおすすめです。新千歳空港は北海道の玄関口として有名ですが、道北や道東を目指す旅では遠回りになってしまうこともあります。

せっかくの北海道旅行、移動で疲れてしまってはもったいないですよね。目的地との距離を考えた空港選びをすることで、旅の時間をより有意義に、そして快適に過ごすことができます。

関連記事:北海道旅行で空港はどこがいい?観光エリア別のおすすめ空港や大きい順ランキングも紹介

移動時間を考慮して計画を立てる

北海道旅行を楽しむうえで、忘れてはならないのが「移動時間の長さ」です。広大な土地に魅力が点在しているため、目的地までの時間を事前にしっかり把握しておくと、旅が格段にスムーズになります。

たとえば、札幌から小樽までは電車で40分ほどとアクセスも良好。一方で、札幌から富良野までは車で2時間以上かかるうえ、公共交通機関を使う場合は乗り継ぎも必要で、想像以上に時間を要します。また、道東方面――知床や釧路など――を目指すなら、女満別空港や中標津空港を利用し、レンタカーを併用するのが現実的です。電車やバスだけでの移動では、かなりの時間を消耗してしまいます。

あれもこれもと欲張るより、「一日で移動できる範囲」を見極めてルートを絞るのが、北海道旅行を無理なく満喫するポイントです。観光地そのものだけでなく、そこにたどり着くまでの時間や方法も含めてプランを立てることで、余裕を持った充実の旅が実現します。

費用相場を把握して予算を設定する

北海道旅行をスムーズに楽しむには、あらかじめお金の使い道を大まかにイメージしておくことが欠かせません。現地に着いてから「思っていたより出費が多い」と感じることは少なくないため、出発前に目安を立てておくと安心です。

たとえば、1日の食費は、朝食が500円前後、昼は1,500円、夕食は少し豪華にして3,000円程度が一般的なライン。宿泊費は、ビジネスホテルなら1泊5,000円台から見つかり、観光地の旅館や温泉宿になると15,000円を超えることもあります。加えて、都市間の移動にはレンタカーやJRなどを使うことが多く、その交通費や施設の入場料などを合わせると、2泊3日で8~14万円前後、3泊4日なら10万円台後半を見ておくのが無難です。

旅行中は、食や体験に惹かれて予定外の出費がつきものです。だからこそ、食事・移動・宿泊・観光・お土産などの項目ごとに予算を分けて考えておくと、現地で焦ることなく旅行に集中できます。ちょっとした準備が、旅全体の満足度を大きく左右します。

季節ごとの見どころを把握して時期を決める

北海道は四季の変化がはっきりしていて、どの季節も違った魅力があります。旅行を楽しむうえで、「いつ行くか」はとても大事なポイントです。

たとえば、春は雪解けとともに桜が咲き、函館公園松前町が花見スポットとして人気です。初夏には、富良野や美瑛でラベンダーが見頃を迎え、紫のじゅうたんのような景色に目を奪われます。秋になると、層雲峡や大雪山系が鮮やかな紅葉に染まり、カメラを片手に訪れる人が多くなります。冬はというと、スキーやスノーボードを楽しむならニセコやルスツが鉄板。さっぽろ雪まつりのような大イベントもあるので、寒さが気にならなければ最も北海道らしさを感じられる時期とも言えます。

このように、季節によって訪れるべき場所や楽しみ方ががらりと変わるため、事前に「どの時期なら何が見られるのか」をしっかり調べておくと、旅の満足度がぐんと上がります。

北海道の広さを意識してルートを設計する

北海道旅行で満足度を左右するのが、「どのエリアを巡るか」というルート選びです。なぜなら、北海道の広さは想像以上で、東京から名古屋までよりも遠い移動距離が日常茶飯事だからです。

限られた日数で各地を網羅しようとすると、せっかくの旅が移動ばかりで終わってしまうこともあります。たとえば、札幌から知床まで車で行くと約8時間。観光どころではありません。時間に余裕があるなら別ですが、2泊3日程度なら1つの地域に絞ってじっくり楽しむのが得策です。

あらかじめ訪れたい観光地をピックアップし、それぞれの位置関係や所要時間を地図アプリなどで確認してみてください。無理のないスケジュールで旅を組むことが、北海道を存分に味わう近道になります。

【Q&A】北海道で絶対行くべき場所に関するよくある質問

最後に北海道で絶対行くべき場所に関するよくある質問をまとめました。

検索SNSで特に多く見られる疑問をピックアップし、実際に人気を集めている観光地や温泉、絶景スポットについてわかりやすく解説します。

北海道旅行前の情報収集に役立つ内容となっていますので、ぜひチェックしてみてください。

北海道観光ランキング1位はどこですか?

旅行好きのあいだで根強い人気を誇るのが「函館山」。

その夜景は国内外から高く評価されていて、世界三大夜景と並び称されることもあるほどです。山頂の展望台からは、港町・函館の街明かりが扇状に広がり、海とのコントラストがとにかく美しいんです。アクセスも簡単で、ロープウェイやバスで気軽に登れるのも嬉しいポイント。旅行のスタートや締めくくりに、特別なひとときを過ごしたい方にはぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

北海道の自然100選で1位はどこですか?

「北海道の自然100選」で堂々の1位に選ばれたのは、室蘭市にある「地球岬」。

名前のとおり、展望台からは地球が丸く見えるといわれており、太平洋を一望できるスケールの大きさに、思わず息をのみます。特に朝日が昇る時間帯は、水平線がゆっくりと光に包まれていく様子が圧巻です。車でアクセスしやすく、周辺にはちょっとした遊歩道も整備されています。北海道らしい壮大な自然を体感したい方に、まず訪れてほしい場所のひとつです。

北海道で絶対に行くべき温泉はどこですか?

道内の名湯の中でも、とくに多くの人が推すのが「登別温泉」です。

何といっても、9種類もの泉質を楽しめるのが特徴で、温泉好きなら一度は訪れたいエリア。温泉街の中心にある「地獄谷」は、モクモクと湯けむりが立ちのぼる景観が印象的で、散策するだけでも楽しめます。宿の種類も幅広く、家族連れからカップル、一人旅まで対応しているのも魅力。癒しと非日常を求める旅行には、ぴったりの温泉地です。

まとめ:北海道で絶対行くべき場所をエリア別に厳選して紹介

北海道で絶対行くべき場所をエリア別に厳選して紹介してきました。

改めて、北海道で絶対行くべき場所のポイントをまとめると、

北海道で絶対行くべき場所のポイントまとめ

  • 「函館山展望台」は、夜景スポットとして国内外から高評価を集めている
  • 「地球岬」では、北海道らしい壮大な自然と太平洋の大パノラマが楽しめる
  • 「登別温泉」は泉質の豊富さと温泉街の魅力で、観光と癒しが両立できる
  • 目的地に合わせて空港を選ぶことで、移動効率が大きく向上する
  • 訪問時期を季節ごとの見どころに合わせると、旅の満足度が格段に上がる

北海道で絶対行くべき場所を選ぶなら、自然、グルメ、温泉、アクセスのバランスがカギです。

雄大な風景に癒され、季節ごとの表情を楽しみながら効率よく巡る旅は、忘れられない思い出になります。