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札幌夜景と
ゆっくり過ごす、
夜景満喫コース札幌夜景観光推進協議会が認定した
夜景ナビゲーターがおすすめするコース。
第二弾は、札幌市の観光案内所でボランティアをされている夜景ナビゲーター米島さんに
「ゆっくりとした時間」とともに夜景が
楽しめるコースをご紹介いただきました。
代表的な夜景スポットを巡る中で、
米島さん流の素敵な時間の
過ごし方をお伝えします。
ナビゲーター紹介
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米島 直子さん
「もともと夜景が好きというのもあるのですが、夜景のご案内ができればボランティアのお仕事の助けになるのではと思ったことがナビゲーターになったきっかけです。
観光客の方からの『どこか良いところないですか?』という問いに、夜はぜひ札幌の夜景を見てくださいとご案内する機会が増えました」
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1札幌大倉山展望台

今回のコースは「大倉山展望台」からスタートです。まず目に入る、ライトアップされたジャンプ台が感動です!夜景を見る前から楽しみがあるのが良いですね。展望台からは石狩平野に広がる光のパノラマがご覧いただけます。
実は、大倉山からの夜景は2018年度の日本夜景遺産に認定されているんです。ジャンプ台から大通公園へ一直線に伸びる光によって、自分が飛び出していけるような気分になります。
ジャンプ台間近で見る夜景と展望台に登って見る夜景、一度に二つの視点から夜景が楽しめるのもポイントです。
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ドキドキ感のある夜景は、行き帰りのリフトでも味わうことができます。特に帰りは、ジャンプ台の斜面に沿って降りていくので、選手たちはこんなに急な所を一気に滑り降りるのかと、驚きとスリルも同時に感じますね。
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札幌大倉山展望台
住所 札幌市中央区宮の森1274 営業時間 夏季 8:30〜18:00
冬季 9:00~17:00
(券売は営業終了15分前まで)- ※
- 4月上旬〜中旬頃
リフト整備運休あり。 - ※
- 悪天候、ジャンプ大会・公式練習時
リフト運休の場合あり。

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2ふしみグリエ

続いて「ふしみグリエ」をご紹介します。夜景を見ながら食事をし、ゆっくりと過ごすことができるので記念日などにぴったりです。大倉山に比べ低い位置からの夜景なので、窓いっぱいに札幌の街並みの夜景が広がり、テレビ塔やノルベサを含め建物がひとつひとつはっきり見えます。
また天井のライトが窓に反射して、どこまでも続くような幻想的な雰囲気があり、ずっと見ていたくなるような夜景です。思わず綺麗!と言ってしまいます。
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ふしみグリエは建物に特徴があります。
柱で支えられながらレストラン部分が宙に浮かんでいるように見えて、まるで展望台のような作りになっているんです。
レストランは3階になるのですが、外観から期待感が増すのもまた良いですね。
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ふしみグリエ
住所 札幌市中央区伏見2丁目3-3 営業時間 ランチ
11:30〜15:30(LO. 15:00)
ディナー
17:00〜22:00(LO. 21:30)定休日 年中無休

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3JRタワー展望室T38

最後にご紹介するのは、私の一番のおすすめ「JRタワー展望室T38」です。
東西南北でそれぞれ違う街並みを見ることができ、夜遅くまで営業しているのも魅力です。
私が一番好きな夜景は、東側から見える「札幌の暮らしの夜景」です。住宅街がどこまでも広がり、街の息遣いも感じ取りながら落ち着いた夜景が楽しめます。南側は都会の夜景が広がるのですが、1日の終わりにゆっくりと時間を過ごすには、やはり東側の夜景が最適ですね。
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「おひとりさま」でも夜景観賞が楽しめるのも大きな魅力です。夜景はいつもと違う視点で、街並みを一望することができます。窓際に用意してある席で、たまにはこんな風にゆったりとした時間を過ごして、心の視野も広げてみるのも良いかもしれませんよね。
つい明日も来たくなってしまいますね。
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JRタワー展望室T38
住所 札幌市中央区北5条西2丁目
JRタワー38F営業時間 10:00~23:00
(最終入場22:30)
7月~9月
9:30~23:00
(最終入場22:30)定休日 無休
コース紹介を終えて
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今回実際にコースを紹介して、
より夜景ナビゲーターとして頑張ろうという気持ちが強まりました。もっと色々な勉強をして、みなさんに札幌夜景の美しさや素晴らしさをお伝えできるようになりたいですね。夜景は、季節でもその日によっても変化があるので、一度きりではなく、何度も足を運んでいただきたいです。
終わりに
夜景ナビケーターになって迎えた昨年の冬、モニターツアーのバスで夜景をご案内し、
お客様に楽しんでもらえた時が嬉しかったとも語る米島さん。
夜景ナビゲーターとして熱心に取り組む米島さんならではの、
ゆっくりと夜景を楽しむコースのご紹介でした。